いく予定にしてなかったけど、ナカヤマ(当日同行)の「これが最後(の来日)になるかもしれないぞ」という殺し文句に負けた。
という訳でウリ観てきました。
会場の難波ハッチに着くと入場整理が始まっていたが・・・・・どう考えてもその必要は無いような(苦笑)
フロアに入っても、開演時間間近だと言うのに多く見積もっても3割弱程の入り。
ナカヤマが「大事なのは質だ、量じゃない」と力説。多分違うと思うがウリ本人もそう思ってそうなのできっとそういう事なんだろう。
そういえばマーチャン売り場で
「Tシャツ二枚以上買ったかたは、先着50名様までウリのサイン握手会場招待」と謳っていたが、二種しか売ってなかったので要するにコンプしてくれということか。一枚が3500スカイなので二枚で7000スカイ・・・・むぅ
そんなダイハードなウリファンなんてそうそういやしないだろ・・・・・と思いきや、ライブ終了後のサイン会場にはほぼ定員に達した数のファンが(笑)
入場者数から考えてもかなりのパーセンテージの方々がTシャツをフルコンプされた模様。御見逸れしました(汗)
ウリの生スカイギターを観るのは今回が初めてだが、噂に聞いていたスカイアンプが見当たらない。借金の方に差し押さえられてしまったのか(以前ウリは自己破産している)
普通のマーシャル(スカイマーシャルなのか?)だったのは残念だがスカイギターはやはり最高の音色だった。あんな風変わりなルックスをしているにも関わらず、不思議な位ギターとしての当たり前の魅力を携えた音色だった。
時に激しく、時に優しく、時にというか全体的に過剰に臭く(笑)演奏中余りにの臭気に何度か気を失いかけた。最高だ!
そんなウリの有難い説法にも似た名演を前に、曲が終わっても少し間を置いてから拍手が起こる事もしばしば。
しかしこれは決してノリが悪いだとかそういう訳じゃなく、余りに集中して聞いてるせいで拍手を忘れてしまっているだけだ。これは冗談でも何でもない。事実一旦拍手が始まればウリが感謝の言葉を述べて制するまで止まらない。ウリは勿論凄いが観に来てる客も本物だ。
一曲目の「Sky Overture」はヘリオン〜エレクトリック・アイ並に完璧なオープニング。まさに神降臨といった様相だ。
バックを固めるメンバーの力量も十分。2曲目の「Fire wind」が始まると「おっ!マーク・ボールズの登場か?」た思いきや、ウリ御大自ら熱唱(爆)
ウリのギターは間違い無く国宝級の腕前だが、歌に関しては、まあ良く言えば枯れ過ぎている。ウリの作るダイナミックな曲には明らかに不向きだ。マーク・ボールズ級のシンガーが歌ってこそ映えるというもの(オリジナルヴァージョンもウリなんですけどね)
まさかこのまま全曲ウリ自らがボーカルを取るのか!?という最悪のケースも覚悟したが、何事も無かったように次の曲からマークとリズ(この人もかなりの)がボーカルを取ったので一安心だ。
あとマークがハイトーンを決める度にメロイックサインを決めているサラリーマンがいた。気持ちは分かるぞ。マークのルックスはどう見てもCHAGEだったが。
ライブは二時間半にも及び。前半はウリの曲、後半はウリ在籍時のスコーピオンオンパレード(強烈過ぎる!)という内容で余りにも濃密、かつあっと言う間の二時間半だった。
アンコール後のメンバー紹介では丁寧に全員を紹介したにも関わらず、自分自身は紹介しないという余りに奥ゆかし過ぎるウリに対して客がウリコールで感謝の気持ちを表すという場面に、御大も感銘を受けたのか、メンバーが帰った後にジミヘンのリトルウイングを弾き語りしてそるに答えるという一幕に気持ちがほっこら。
ナカヤマの「大事なのは質だ、量じゃない」の言葉が思い出される。いいライブだった。
11月10日 難波HATCH
Intro
Sky Overture
Fire Wind
Land Of Dawn
Magic Word
Inquisition
Letter Of The Law
Stay In The Light
Tanz In Die Dammerung
Keyboard Solo
Bass Solo
Drums Solo
Jam
Fly to The Rainbow
Sails Of Charon
Polar Nights
We'll Burn The Sky
Pictured Life
Catch Your Train
encore:
In Trance
Life's Like A River
All Along The Watch Tower
2nd encore:
Little Wing
いいライブを観た後には一杯やりたくなる。という訳でメシュガーの時に行った鉄板焼屋を探すも見つからず(涙)時間も無くなってきたのでラーメンで手を打つ。
ラーメンをすすりながらふと考えた。
その話しはまた今度。

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