「Rebirth of Dissection/Dissection」
DVD紹介
ジョン・ノヴェイトが出所してから約一ヵ月半後にストックホルムで行なわれたライブ。
たった一ヵ月半でどれ程のリハーサルが出来たのか分からないが、演奏は恐ろしくタイトだ。
神妙(悪妙?)な空気すら漂わせる程の、鬼気迫るパフォーマンス。
客もそれに答えてかノリノリだ。
やっぱこのバンドはメロが格好いい。イエテボリ・スタイルともノルウェー・ブラックメタルとも似ていない。孤高の存在だ。
ドラムの音が野暮ったいのは残念だが、慣れればそれほど気にならない。「ストーム・オブ・ザ・ライツ・ベイン」はこんな感じだったし。
丸刈りになってはいる物のジョン・ノヴェイトの放つオーラは只者じゃない。マイクをやたら高くセッティングしているのはレミーの影響か?たぶん違うか。
そんな彼も今年の八月に自らあぼーんしちゃったわけで。
それが兼ねてから本人の希望だったからしょうがないけど、せめて来日してからにしてくれよ。
なんせ予想に反して良い内容のDVDだった。

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