本当にヤバいライブはミュージックじゃなくてカルチャー。
モッシュしたとか、どれだけ盛り上がったとか以前に、その演奏をその場で聴く事でカルチャーそのものと対峙させられるライブが有る。一部ではなくそのもの。目に見えない、ハッキリとした形のないものとの対峙。
ハードコアのライブには音楽を鑑賞しに行くんじゃなくて、カルチャーを体験しに行くという心構えで行きたい。音に反応することも重要だけど、その後ろに何が有るのかを感じることも有る。本当にヤバいと思えるバンドの後ろにはカルチャーが視える、気がしている。
モッシュピットは文化。
参加するしないに関わらず、美しい光景。
腕や足を振り回し体をぶつけ合い、上から人が振ってくる。怪我もするし流血も有る。それでもその中には笑顔しかない… カルチャーと言うしかない。