ロシアのシーンは結構ハードコアの中でもシーンが別れてる感じの印象を受けてる、タフガイ・ハードコア、クラシック・ニュースクールにNS NAZI sXe…等。その中でも、こういうタフガイのシーンが一番思想面ではニュートラルな気がする。思想面というか、そういう部分に影響を受けているかは分からないけど元々NYHC自体もある種移民の文化という部分も関係している気もする。
この動画から色々とYouTubeを掘ってたら偶然見付けたN.S NAZI sXeのPVやデモの映像も強烈だった。(あえて貼ったりはしませんが…)。
金融危機のあおりを受けた自国民の就業機会確保を背景にした09年度上半期のモスクワでの外国人強制退去は前年比155%だった…をはじめとする社会的背景も勿論あるだろうし、sXeのナチ化としては、ロシアでの売人はアラブ、アフリカ系の移民が多いというのも関係しているはず、フィクションだけどナチ・パンクスがアフリカ系の売人を殴り倒す動画も有ったりするし…それとロシアと言えばウォッカというパブリックイメージが有ったり(消費量だけならアメリカが1位)、呑む事で暖をとるような生活環境のなかで、それを拒否しストレート・エッジで居るという事はやはり自分の決断とはいえフラストレーションが溜まると思う、その憤りの行き着く先という一面もナチ化の一つの要因のような気もする。