PISSCHRISTのメンバーはクルーも含めて対バンを楽しそうに観てたのと、Portraits of Pastの歌詞ZINEを頂いて思い出した余談、長い…。
Portraits of Pastの来日公演、俺は最初の2日間に行ったんだけど。その2日目の八王子の時にPortraits of Pastはサーフィンに行っていて遅刻してライブ押しつつ、出番では凄まじいパフォーマンスをキッチリこなす。っていう事が有って、ANGEL O.D.はそれ(遅刻〜)について「fuck!」と至極真っ当な反応をしてたけど、俺はあんまり腹が立たなかった。彼らはミュージシャンとして日本に来てるんだなーって気付いちゃったから。俺はハードコアのつもりで観に行ってたからその部分は多少はショックだったけど、ミュージシャンならしょうがないなって。周りのお客さんももう1つの対バンのバンドの方もそれについてあんまり怒っている風じゃなくて、周りの反応もハードコア・バンドへの反応というより、ミュージシャンを扱うよう(まあ、あのバンドが好き過ぎるっていうのも有るだろうけど…)だと思った。
確かに彼らのパフォーマンスは凄まじかったし、俺は当時のハードコアを(追)体験したとも思ってるけど、実は彼らが"ミュージシャンとして"その凄まじい演奏で当時を再現する事で、実際は90年代のあの"カルチャー"を殺しに来たんだなと思ってしまった。ハードコアは未だ進行形のカルチャーだから、リバイバルやスタイルは残っても純粋な"再現"って言う行為は出来ないし、しちゃいけないと思うから。彼らが自覚的かどうか(無いと思うけど)は別として、もはや彼らがハードコア・バンドとしては存在しない事を実感した事で俺の中でのあのカルチャーは完全に殺された。と、同時に彼らの90年代を知らない(興味無い?)であろうANGEL O.D.だけがハードコア・マナーで彼らに接していたのが、凄くカッコ良かったし、やはりハードコアとしては進行形が圧倒的に正しい。と確認した日でした。
彼らが当時もHARDCORE、MORE THAN MUSICっていう意識が有ったのかって言うのも気になっている。後、来日時のインタビュー有ったら読みたいなと。
*
PISSCHRIST、今後のスケジュール。
10月
25日(日)横浜CLUB24WEST with SYSTEMATIC DEATH, ANARCHY CONDOMS, IMPARA, PROTESTATION, VIXENISH
26日(月)四日市CLUB CHAOS with ACROSTIX, CONTRAST ATITUDE, UNHOLY GRAVE, D-CLONE, TNA
27日(火)大阪BEARS with NIGHTMARE, MASTERPEACE, LASTSENTENCE
28日(水)小倉FUSE with 悪意, DISSECT, 有毒物質, NERD
29日(木)廣島BORDER with ORIGIN OF [M], PERSEVERE, ACE IN THE HOLE
30日(金)高知CHAOTIC NOISE with CONGA FURY, OVERHERE, PYRAMID STATE
31日(土)津山K2 with DISTURD, SKIZOPHRENIA, LAST
11月
1日(日)大阪HOKAGE with FRAMTID, WARHEAD, DISTURD, SANPEDRO, FEROCIOUS X, SYSTEM FUCKER
2日(月)名古屋HUCKFINN with CONQUEST FOR DEATH, FRAMTID, REALITY CRISIS, 九狼吽, ORdER, ROTARY BEGINNERS
3日(火/祭)新大久保EARTHDOM with CONQUEST FOR DEATH, FRAMTID, VIVISICK, ELEKIDZ, CROW, KRIEGSHOG