THE SEPARATIONのLPがまだ届かないのでその周辺(カリフォルニアっていう括りはでかすぎるけど…)のバンドをマイスペでチェックしてたりします。最近まで殆ど活用してなくて今更だけど、音楽の"カルチャー"をチェックする上でマイスペって超重要っすね。でも、芋ずる式でチェックし続けてるととキリが無くなって、レコード聴く時間が無くなるんだよな…笑
September 23 - Richmond, VA (Probably ALLEY KATZ) with FORENSICS and PULLING TEETH
September 24 - Asbury Park, NJ ASBURY LANES with BLACK KITES +1
September 25 - New York City SANTOS PARTY HOUSE with CELEBRITY MURDERS (Last Show)+1
September 26 - Boston MA
September 27 - Philadelphia, PA Unitarian Church with 1.6 BAND + 1
Portraits of Pastのライブを観てきた。もはや終わってしまったはずのカルチャーを凄まじいまでのミュージシャンシップと演奏で空間ごと再現するという…ちょっと信じられないくらい感動的なライブでした。個人的には単純に音楽として受け取れなかったし、そうする気もなかったんだけど、もはやあそこまで完璧にカルチャーとして観せられるとは思わなかった。それは現在にも通用する音楽性の高さと素晴らしい創造力を当時から持っていたって事なんだけど、00年代も終わりになろうとしているこの時代に当時のカルチャーを背負って再結成して来日したって意味を考えると凄いドラマを勝手に想像してこみ上げてくるものも有りました。初日に小さい箱で熱い人達と一緒に観れたっていうのも凄く良かった。
本当に素晴らしかった。
Portraits of Past / Cypress Dust Witch
北口のカレー屋も最高。
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二日目の八王子も観に行ってきた。
ANGEL O.D.のローカリズムと時代性を全面に打ち出すライブにハードコアは進行形を聴く音楽だって事を強烈に感じる。再現は出来てそれが素晴らしくても、やはり進行していくバンドのカルチャーとしての魅力には敵わないのかも知れない。音楽のカルチャーは生まれたその時代にしか存在出来ないものが有る。単純に音楽として消費するなら何時の時代に聴いても変わらないかもしれないけど、あの時代のHardcoreはそれこそMore Than Musicだったんだよ。初日のライブに感じた事や素晴らしさは変わる事は無いし、彼らが再結成して日本に来た意味に感じた熱いものもまだ有る。だけど、昨日のあの感覚が素晴らしいミュージシャンだからこそ再現出来たという事は改めて感じた。