カナダはトロントのバンド、99年リリースの9曲入りdemo tape(テープの画像は見つからなかったんすけど、↑の画像も中々良いと思うっす 笑)。「ちょっとメタリック過ぎるかも」とか当時言ったりしてましたが、素直に聴いたら完全に「HARDCORE」としか言いようが無いドンピシャな感じですね…カッコイイっす。メタリックだし統合感は有りつつもかなり荒っぽく聴こえる激走感、実際に転げ落ちる寸でまでに前のめった演奏。殆ど聴こえ方に差の無いツイン・ボーカルがまた良くて、演奏に混ざり合い厚みを増して凄まじい迫力に。個人的に凄いバンドの音っていうのは、リフがヤバイとかボーカルが云々っていうのに気付く以前に、全体が音塊になって嵐のように叩き付けられて打ちのめされる。LEFT FOR DEAD以降のラインのバンドは全部そういう感覚が有ると思う、最高だなー。後、上の画像もそうだけどジョークまでは行かないだろうけど、そこまでシリアスに追いつめられて無い「普段着」な感覚でやってるって言うのも良いっすね、音楽的にもそういう感覚で色々取り入れていった結果っていうのも有るんじゃないかな、とも。