休日
連休の次の日が休みって言うのもなんだか微妙ですね。雨だと思って予定キャンセルしたら、凄い晴れてるし…残念な気持ちに。
昨日は仕事で冷えきって帰ったら、ちょっとトラブルが起きてて更に冷えました。やっぱり、鳴るはず無い時間に鳴る電話は凶報。
ブログ更新が完全に日課。
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ASUNTO/Afirmacion De Vida
チリのVxSxEバンドのStorm Of Justiceからのアルバム。自分のイメージしてた南米色は殆どなくて、アルペジオを絡ませたり、メロディアスの歌い上げたりとドラマチックなEDGE METAL。楽曲的には洗練され過ぎてる気もするし、プロダクションも凄く良くてメジャー感が強かったりと、ちょっと苦手なタイプかな。と、思いましたが、要所でザックリ刻んでくるギターと、吐き捨て、絶叫を織りまぜてかなりブルタルなボーカルはヤバいっす。絶妙というかギリギリのバランス、もうちょっとこの路線で進んじゃうと個人的には「HARDCORE」とは感じなくなるんじゃないかなと。このバンドはベテランでこのアルバムで7作目なんですが、初期はかなりクラシカルで内向的なNEW SCHOOLだったみたいなんで、その頃の音源も聴いてみたいっす。
Storm Of Justiceと言えば、exーBY VIRTUE ALONEのメンバーがやってるWOLF CELL SOLIDっていうHIPHOPユニットが気になります。EARTH CRISISとWU-TANG CLANに影響受けてるってどうなんすかね。

EYE OF JUDGEMENT/The New Crusade
少し前にデビュー ep(持ってないけど…)が極一部で話題だったオランダのVxSxEバンドのNEW EDENからの1stアルバム。メロディアスなリフだったり単音弾きのソロが入ってたりしつつ、基本ミドルテンポでザクザクに刻むギターに悪いボーカル、殆ど掛声にちかいタフなコーラスと、ブルタル度が高くてしっくりきます。どういう意図かよく分からないジャケ、裏ジャケのブタ、ライブ写真と屠殺、ゲリラ、ポンプを打つジャンキーのイメージが混在したブックレットも強烈っす。ライブ写真でギターがMayhemのシャツ着てりするし、メンバーがメタル・マニアだって言う話をこの前友人に聴いたけど、その辺も気になりますね。

GROUNDZERO/Seldom Does Hope Exhaust Despair
中古で買って寝かしてた音源、さっき聴いたら凄いヤバかったっす!DRKEST HOURとのSplitも良かったけど、その後ECE(Splitもそう)から99年(多分)にリリースされたのこのCDには完全にやられました。アルペジオの叙情的フレーズに呟き、そこからの邪悪な絶叫と全編に不穏な空気をまとったミドルテンポでゴリゴリなパートへの流れに痺れる。時折挟まれる怪鳥音のような絶叫もヤバイ。完全に俺の90年代のイメージと合致しました。凄く特別な事やってる訳でもないんすけど、ちょっとズレてる感じに引っ掛かって持っていかれます。妙にチープなドラムの音色とか全てのクオリティーが行き過ぎてないところも渋いし、ジャケのKathe Kollwitzの死んだ子供を抱く女性の絵もイメージに合ってて良いっす。マイナーなバンドって訳でも無いけど、凄い捨て値だったしちょっと掘った感じが有ったりしてちょっと特別な感じも。

ケーテ・コルヴィッツ自体もヤバいなー。
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『その土曜日、7時58分』
これも観たい。12/12までだから暇な平日にでも。