
1ヶ月前位なんだけど岩井俊二の最新作「ヴァンパイア」を見に行って来ました。映画館で見るのがあまり好きじゃない自分としては異例の事、それでも一刻も早く見たいと思ってました。タイトル通りの吸血鬼の話しではない所がらしさを感じる作品でした。
「自殺志願の女性達に死ぬのなら血を分けて欲しい……。」
ねじ曲がった性癖の持ち主の異常な人間感情を映し出しているのかもしれない。儚い恋愛模様を映し出しているのかもしれない。答えは出ないまま物語は進んでいく。やっぱり岩井俊二の作品はずっと心に残るし、何度も見たくなる中毒性を持ち合わせている。

今若者の自殺が増えている。
自殺志願の少年少女たちにこの作品を見て欲しい。