
先日「Larry Carlton Quartet featuring Greg Mathieson, Abraham Laboriel & Keith Carlock」を見にBlue Note Tokyoに行って来ました。もちろんラリー・カールトンのギタープレイは素晴らし過ぎましたが、ジョン・メイヤーを支えるドラム、キース・カーロックや、あの「Baked Potato Super Live」のキーボード、ベイクドポテトの重鎮グレッグ・マティソンが見れたのが嬉しかったですね。グレッグの音は派手さやテクニクカルではないけど、不思議と温かくて空気の様にアンサンブルにとけ込んでいました。

今回はラリーの初期3枚のアルバムから演奏するという内容でセットリストは名曲ばかり。ラリーのギタープレイは本当に多彩な音を紡いで感情が歌っていました。正直、機材がすごくシンプルだったんですね。それでもあれだけ表情豊かな音色を、指先のタッチだけでコントロールしていることに驚かせれます。
演奏がエンディングを迎える度に、ずっと終わらずに聴いていたいと思わされる音の余韻が寂しくもあり、とても心地良かったです。彼らの様な本物のプレイヤーに近づいて行く為には、自分の音をしっかりと持ち、表現していくことがこの先の目標になりそうです。
最後に“Thank You Mr. Sammy Sanchez”