前回のライヴが少し長めだったのですが、そこで指の持久力が弱くなっている事に気付きました。
最近はジョー・サトリアーニに習いに来ているスティーヴ・ヴァイがジョー・サトリアーニに教えた運指を練習していました。

これは3連フレーズで1弦→6弦まで下降して6弦→1弦まで上昇するもので非常に弦移動のピッキングの練習になります。(タブ譜が見えずらいって?おたまじゃくしを読め!)
今回は両手のタイミングはもちろん、同一弦上のフレーズをしっかり弾く練習をしたかったので、ここはジョン・ペトルーシの『ROCK DISCIPLINE』で行くか!

っと思ったのですが、これは非常に辛い練習が多く、メトロノームとの長く孤独な旅路になるので(なんか途中で両手のタイミングとか目的見失って、意地と根性を鍛える練習になりがちです。ペトルーシは見た目とは裏腹に超体育会系です。)情熱溢れこぼれるギタリスト、いや高速悪魔!!!
『アル・ディメオラ』の曲を練習する事にしました。

ずっと練習してきている「RACE WITH DEVIL SPANISH HIGHWAY」と「MEDITERRANEAN SUNDANCE」という曲があってどちらか迷ったのですが、スパッニッシュ・ギターの国民的英雄『パコ・デ・ルシア』との名演光る「MEDITERRANEAN SUNDANCE」にしました。(1曲で二人の偉大なギタリストのプレイが学べてお得じゃん!)大体途中で
『無理!!!!!!!!』
って投げ出すんだけど、完コピを目指さず、自分なりに弾きやすいようにアレンジして昔よりは上手く表現出来たんじゃないかな?
練習していてやはり凄いと目を(耳を)みはるのは圧倒的な1音の存在感。速く正確なピッキングを支えているグルーヴ。この曲はフレーズももちろん印象的なんだけど、ラストを飾るバッキングが一番熱くなるな。まさにROMANTIC WARRIOR!!!
しかもアコギでこれだもんな…。エレキでやったら最後まで弦もたないよね?全弦ブチ切れるよね。
俺、ピッキングをよくペリ(クリス・インペリテリ)ってるって言われるんだけど、
インペリテリ練習した事ないし…。
ストラトじゃなくてレスポールだし…。
プーさんのぬいぐるみ収集の趣味ないし…。
おばあちゃん子じゃないし…。
気を取り直して、
『まるで和製アル・ディメオラですね。エレガント・ジプシーですね!』って言われるように練習します。
『ボラーレ!!!』