先日リハの為スタジオに入った時の事。現在自分の機材、アンプやエフェクターの類いがほぼ入院中の為、アンプをレンタルしました。
どこにでもある普通のMarshall JCM2000という物だったのですが、ここで恐るべき連帯プレイを見せつけてくるのです。
まず電源ケーブルの片側が無いです。これでは電源が入りません。すぐさまスタッフに交換してもらいました。電源が入りました。しかし、
『音が出ない…』
悟に協力してもらいつつ色々いじくったのですが、音がいっこうに出ません。別のアンプに通してみると、あ〜ら不思議全く問題ありません。という訳でアンプが故障、ヘッドも交換です。
焦りながらもスタッフが急いで別のヘッドを持って来ました。セッティングし弾いてみるが、
『音が出ない…』
確認してみると、スピーカーケーブルがありません。さっきのスタッフ、スピーカーケーブルまで外していきやがった。すぐさま持って来させ、スタッフが故障したアンプを持って両手がふさがったまま立ち去る際、「Kick the Door」をかましておきました。
さて気を取りなおしてセッティングを続けると今回は音が出ます。しかし、
『フットスイッチでチャンネルが切り替わらない…』
いやー、凄いよ。ここまで来たら起こりえる全てのトラブルが発生したんだから。むしろ参りました。
もちろんフットスイッチを交換しましたが、今回は足下の機材も無いため、部屋に転がっている適当な歪みを持って来たのですが、
『ノイズが酷い…』
普段あまり使うことのない「SD-2」なのですが、こんなにノイズが酷いとは、音抜けも抜群に悪い!これは使えんとホットケーキに代えました。
普段機材は全てメンテナンスが細かい所までいき届いている物を使っている為、それがなくなった時の不便性、不安、虚無感は想像を絶するものでした。
スーパーリペアマンの方に機材オールカスタマイズをお願いしたので、早く戻ってくるのが待ち遠しいです。
