
あまり旨くなさそうなどんぶりで恐縮ですが、昨日はスープカレーだったのです。それも途中からへんこうしてスープカレーになりました。今朝は普通のカレーライスでした。
青臭い考えですが私自給自足生活への憧れを持っております。なんだか人さまの作ったものを横取りして食べる罪悪感が少々あります。
そんなわけで万民直耕なんて知りもしないのに心酔しております。
しかしよく考えてみますと大勢の人の口に入るものを大勢の人が作るとなるとその道の専門家が必要な訳ですね、その専門家が店のお客様にいらっしゃっいまして、その方から沢山の農作物を頂戴いたしました。清水一家で申しますと大政みたいな方です。
別の方からキャベツも頂戴しました。その方は近くの駐車場で発電機の明りを灯して野菜を売っているおばさんです。去年ぐらいまでは息子さんと二人で販売されていたのですがむすこさんがお亡くなりになってしまいお一人で露店をされています。
店じまいごろその前を通りがかりましたら「キャベツ持って行きなよ!」と声をかけてくれ3個残っていたうちの1っ個を頂戴しました。
いつも思うのですが八百屋さんは商売の天才ですね、朝市場でその日に売れる野菜を瞬時に予測して競り落とし販売するのですから。
古川TVさんからはインゲン豆とじゃがいもを頂戴し、娘の友人のお父さんからは定年後に始めた家庭菜園で収穫したじゃがいもと大きな玉ねぎをいただきました。
そんな訳で昨日の休み一日かけて凄いカレーを作ろうともくろみました。
鶏のウイングに焼き目を付け赤ワインをばっとかけ、なすは輪切りにして両面に焦げ目を付け上がり際にいれます。ニンジンは早めに煮ます、キャベツは茎の所をスライスして等々大鍋一杯になりました。
ところが水が多すぎたため何食わぬ顔でスープカレーに変更いたしました。
料理の専門家である娘はそのへんの所をすぐ見抜きました。「あれっつ、もう水を入れるのさすが名人は違うわね」と言っていましたよ。
なんだか薄いカレーでしたが結構美味しくいただきました、翌朝はじゃがいもが解けたせいでしょうか普通のカレーになり「イチロウも朝カレーを食べているらしい」などと言いつつ食べました。まだ残っていましたのでカレーうどんにしました。
今度はかみさんが作りました。悔しいですがだいぶん美味しくなりました。
やっぱり自転車屋を一生懸命やっていた方がいいと思いました。