2017/3/14
北総9018F 矢切行最終に充当 撮影記録

2017.3 CANON EOS1D-Mark4 + EF24-70mm F2.8L U
昼寝から目が覚め掲示板を確認すると、9018Fが25Nに振られている事に気付いた。
午前中は35Nだった筈… てか25Nって…矢切終?
一瞬目を疑ったが、twitter等でも確かに25Nを掲げている様子がアップされている。
どうやら眠っている間にダイヤが乱れたらしい。
矢切幕を営業で掲出するのは今回が最後の可能性が高い。
隣の撮影者曰く、テツ対策で同車を充当するのは控えているのだろう。
即決で出撃。深夜の首都高をひた走る。
現地に着くと既に数名のグループが待機していた。
下り最終を見送り、キャパが少ない中で各々立ち位置につく。
「最終列車は9000形での運転です」という粋な構内放送が流れて数分後、
エアーを響かせながら滑り込んできた。

2017/3/11
北総9018F 北品川勾配区間 撮影記録

2017.3 CANON EOS1D-Mark4 + EF300mm F2.8L IS X1.4
一旦帰宅し夕方の便を狙いに再出撃。
家から品川まで片道30分足らずなので気軽に撮影に出向こうという気になる。
念のためサンニッパを持参した。構えてみるとやはり相当な望遠が必要である。
16時を過ぎ次第に陽の光が当たる部分がまばらになってきた。
機材が重く、且つ駅撮りにつき三脚は使用できないため
AFに任せてボタンを押し続ける。
ビル街を抜け、これから地下区間へ進入していく。
あたかもそんな雰囲気の絵が撮れた。

2017/3/9
北総9018F 立会川駅先 撮影記録

2017.3 CANON EOS1D-Mark4 + EF70-200mm F2.8L IS U USM
過日、T先輩より寄居工臨のスジを頂いた。
直前まで熟考したものの光線が危ういという結論に至りパス。
となれば残るネタはやはり9018Fになる。
起床してすぐ掲示板を見る。
8時過ぎ、37N運用入りの一報を確認。身支度を済ませ家を飛び出す。
このところ牧の原出入庫完結運用に入っては数日休むという動きを繰り返しており
ラストランまでの調整登板という見方もできる。
通勤ラッシュの波に揉まれつつ一人立会川へ向かう。
都内の駅先で日中に撮影するのはかなり久々だと思う。
マンションが林立している界隈。影落ちしない所はここくらいだろう。
それにしても京急ダイヤの過密さには相変わらず舌を巻く。
下り回送の接近に一瞬緊張が走ったが10秒差で事なきを得た。
以前からカッチリとした編成写真でエア急幕を撮りたかった。
半逆光ではあるが及第点といったところだろうか。

2017/3/8
北総9018F 新鎌ヶ谷バルブ 撮影記録

2017.3 CANON EOS1D-Mark4 + EF24-70mm F2.8L U
3月、それは別れの季節−
毎年この時期になると多数の名優が姿を消してゆく。
北総では7268Fの引退が記憶に新しいところだが、
遂に9018Fについてもさよなら運転の告知が出た。
ただラストランは区間が短い上、相当の混雑が予想されるため休暇は取らなかった。
となれば残り2週間で定期運用に就く姿を確実に仕留めなければならない。
時間的余裕があまり無いので晴天の元で…などと贅沢は言っていられない。
もうバルブでも何でも構わない。行ける時に迷わず行くしかないのだ。
夕方までに所用を済ませれば一度帰宅してからでも1937Nには十分間に合う。
電車移動の撮影は久々。デジを鞄に突っ込み急いで新鎌ヶ谷へ向かった。
先客を危惧していたのだが、結局最後まで同業者は現れなかった。
派手なカラーリングとは裏腹に意外と地味で目立たぬ存在なのかも知れない。
個人的には角ばった車体とコルゲートが独創的で風格ある車両だと思うのだが。
20時52分、けたたましいモーター音が聞こえてきた。
若干遅れており停車時間は僅か。無我夢中でシャッターを切る。
堅実に仕事をこなす普段着の姿を目に焼き付け、現場を後にした。

2017/3/5
115系6連 沼田ストレート 撮影記録

2017.1 PENTAX67TTL+smc-PENTAX67 165mm F2.8 RVP50(+1)
上越線115系のハイライトと言えば739M〜746Mの6連運用であろう。
時期さえ選べば面に光が当たるし、良質な撮影地も点在している。
ここ沼田ストレートは昨年の同時期にT先輩と訪れているが、
列車の通過速度が高くポジはおろか1Dの連写でもベストな位置で切り取れなかった。
その教訓を生かし、今回はデジ・ポジとも一発勝負することに決めた。
背景やパンタの処理に思案を重ね、気持ちを落ち着かせて本番を迎えた。
タイムラグを考慮しデジよりポジをコンマ数秒遅らせてシャッターを切る。
こうして無事にその雄姿を収め、一年越しに雪辱を晴らしたのだった。
