2016/9/28
札沼線キハ40 豊ヶ岡陸橋 撮影記録

2016.9 CANON EOS1D-Mark4 + EF300mm F2.8L IS X1.4
先程まで雲で覆われていた空から、時折陽射しが差し込むようになった。
予定では下りを撮って撤収するつもりだったが、
陸橋の反対側を見てみるとこれまた素晴らしいロケーション。
夕方までに留萌へ戻るとしても途中でお茶するくらいの時間はある。
ここぞとばかりにトランクの奥からサンニッパを取り出す。
テレコンを噛ませちょうど木の影を躱せる位置でフレーミング。
目まぐるしく変わる露出にやきもきしながら本番を待つ。
雲が抜けてしばし、鬱蒼と茂る木々の先に白い車体が見えた。
5秒遅ければ撃沈していただろう。レンズの往復宅配代も報われるというもの。
気分晴れやかに現場を後にした。

2016/9/26
札沼線キハ40 豊ヶ岡陸橋 撮影記録

2016.9 CANON EOS1D-Mark4 + EF70-200mm F2.8L IS U
滝川にて早めの昼食をとり豊ヶ岡へと向かう。
この陸橋は結構有名処らしく同業の方が一人いらっしゃった。
こじんまりとした無人駅にヘロヘロの線路。
キハをタラコに塗り替えてくれたら毎月通ってしまいそうである。

2016/9/24
札沼線キハ40 於札内カーブ 撮影記録

2016.9 CANON EOS1D-Mark4 + EF70-200mm F2.8L IS U
海沿いの撮影で一日中晴れというのはあまり経験がない。
昨年の道内ブルトレ撮影でも太陽により海面が温められ雲が発生する現象に悩まされた。
今回もそんな展開を予測して曇った場合の撮影地候補をいくつかリサーチしておいた。
札沼線末端区間といえば日本一終電が早い事で知られている。
しかも一日たったの一往復。
都内在住の身からしてみると何かのついででなければチャレンジしにくいネタである。
留萌から比較的近いのをいいことに、暇潰しがてら押さえてしまおうという訳だ。
新十津川から数駅はのどかな田園風景が広がっている。
於札内手前の緩やかなカーブ上に送電線が途切れた箇所を発見。
稲穂を強調しローアングルで構える。
しばらくすると扉が緑に塗られた専用仕様のキハがトコトコやってきた。
しっとりとした風景をゆく北海道カラーのキハ。
昨今は場所取り合戦が当たり前のネタ鉄活動の割合が増えているが、
五臓六腑に染み渡る というやつであろうか。
こういうのんびりまったりな撮影が逆に贅沢に思えてならない。

2016/9/23
留萌本線キハ54 信砂俯瞰 撮影記録

2016.9 CANON EOS1D-Mark4 + EF24-70mm F2.8L U
こんなロケーションなら海バックで撮りたいという思いは自然と湧いてくる。
しかしながら留萌〜増毛間はたったの16.7キロ、条件が揃う場所はそう多くない。
踏切脇の林道を登っていくと木々の隙間から線路が見えた。
手前の枝が少し入ってしまうが
その先にはたわわに実った稲穂、そして大海原が見渡せる。
2連で練習し単行の後追いを本番とした。
徐々に雲が増えてきたため一旦留萌を離れることにする。

2016/9/22
留萌本線キハ54 朝の増毛回送 撮影記録

2016.9 CANON EOS1D-Mark4 + EF24-70mm F2.8L U
外が段々と明るくなり視界が開けてきた。
人気のない海岸沿いに走ること数分、信砂川に架かる陸橋に到着した。
増毛始発に充てられる編成の送り込みが5時代に設定されている。
東側に雲は皆無。これは綺麗なご来光を拝めそうだ。
太陽が山から半分顔を出した頃が本番となる。
やってきた編成は2連だった。
てっきり単行かと思っていたが、乗り納めに訪れる乗客に対応するためであろう。
広めの構図を選択しておいて正解だった。
幸先良いスタートに気分が高まったところで次なる撮影地へと向かった。
