先週6/22(金)に高崎線の架線事故に巻き込まれ散々な思いをしました。当日私はいつもと同じ満員電車に乗ったのですが、宮原駅を過ぎたあたりで、車内の電気&クーラーが切れ緊急停止しました。高崎線はよく車両事故や人身事故等があり「またいつもの事か」と思いだんだんと暑くなる満員電車の中でがまんしていましたが、30分を過ぎた頃「復旧の見込み無し」との放送があり、車内が騒然としました。さらに「隣の大宮駅まで歩いて誘導するので、係員が到着するまで、車内から出ないで下さい」との放送があり、待たされることさらに1時間。その間クーラー無しのムシムシする車内に監禁され、周りでは気分が悪くなり座り込む人、トイレをがまん出来ずにいる人等等、車内はまるで被災地のようなありさまでした。
その後、やっと車内から出ることが出来、雨の降り注ぐ線路の上を歩き一般道路まで誘導され、さらに大宮駅まで歩いて行きました。20〜30分ほど黙々と歩きやっと大宮駅まで着くと、今度は駅構内から人が溢れ、その先に進むことも出来ず、かといって家へ帰る電車も動いておらずの立ち往生。それでもサラリーマンの性「何とか会社へ行かなければ」という思いで、2時間ほどねばり振替輸送の新幹線にむりやり乗り込み、午後1時になんとか上野の会社まで行き着くことが出来ました。
と、まあここで終わりかと思いきや、帰りの電車もまともに動いておらず、普段1時間で着くはずの自宅までの道のりが3時間かけてやっとの思いで家へ帰り着くことが出来ました。
私はサラリーマン生活25年ほどやっておりますが、ここまで通勤で大変な目にあったのは、初めての経験です。私は子供のころから普通の人よりもお腹が弱く、時々トイレに駆け込むことがあるのですが、今回満員電車の中でそのような状況にならなかったことだけが、不幸中の幸いだと思いました。満員電車の中でお腹を抱えるようにして、トイレに向かっている人を見かけましたが、なんともかわいそうでした。
正直もう2度とこんな目にあいたくない、今後のJRの再発防止を徹底してほしいと切に思いました。



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