先週末に型をはずし、一発目のテストショットを抜きました。
型はずしもうまく行き、原型もほとんど傷つけずに済みました。ちょっと手を入れれば以前の状態への修復も可能です。
型のほうも特に補修することも無く、とても良い出来栄えです。その型でテストショットを抜いたのですが、こちらも中々の状態です。(画像参照)
NGだった個所としては、予想はしていたのですが長い歯に樹脂がまわっていませんでした。長い歯の部分をFRPで複製すると脆くなり、ちょっとした衝撃で欠けてしまうため、硬化前に針金を樹脂の中へ突っ込み補強したのですが、太めの針金を使ったため、先端までFRPが入り込みませんでした。次回は細めの針金でやってみようと思っています。でも、この部分はやはり、別パーツにしてキャストで真空脱法機を使って抜いたほうがよかったのかなと思っています。
というのは、もうひとつ理由があって、目をクリアパーツにする場合にヘッドの目をくりぬかなければいけないのですが、上あごがヘッド本体と一体になっている為、目の裏側からの処理がとてもやりにくいことが判明しました。上あごが別パーツであれば、容易に作業出来るのに一体型にした為にちょっとやりにくいキットになってしまいました。
何度か作業をやってみて、やりにくそうであれば上あごは別パーツを検討します。
鮫順さん
とてもわかりやすい解説ありがとうございます。キンゴジを造るにあたってできるだけ着ぐるみに忠実に造ろうと思っていますが、場面ごとに顔が修復されているとなると、単にキンゴジに似せるというのでは無く、どの場面のキンゴジに似せるかが問題ですね。全体のポージングとその場面の顔がリンクされていないといけないという事になり、中々観察力が必要ですね。再度DVDを見直し、研究してみます。ところで、酒井さんの振り向きゴジラはどの場面に出てくるものですかねえ?何度か見直しているのですが、みつからないんですよ・・・
Izukenさん
私のオリジナルゴジラに期待して頂きありがとうございます。何よりも着ぐるみを再現したものへの評価よりも、オリジナルとして私のセンスで造ったものへ評価し、期待して頂けることはとてもうれしい限りです。まだまだ私などは駆出しのもので、自分の可能性を広げる為、まずは過去のゴジラを再現させ、その上で自分のオリジナルのバリエーションを広げようと思っています。時間はかかりますが気長にまっていて下さい。


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