16日、政府により「第2次男女共同参画基本計画」(平成18〜22年度)がまとめられた。
かの悪名高き「ジェンダーフリー思想」が紛れ込み惨憺たる家庭・学校崩壊の序曲となった(と、あえて断言する)男女共同参画計画であるが、小泉政権の選挙での圧勝からこちら、徐々に「ジェンダーフリー教育の異常性を再考しよう」「男女共同参画とジェンダー概念は別物である」という政策的な舵取りが表面化してきている。
当初は新規当選組に若手・ジェンフリ論者が少なからずいるなどと指摘され、反小泉的視点からは「これでますます日本社会の荒廃が進む」あるいは「小泉の最終目的は日本崩壊だ」などという意見までが出されていたが、どうやらそれとは異なる方向……ジェンダーフリーの跋扈を食い止める方向に、少なくとも自民党は大きく進みつつあるようだ。喜ばしいことである。
今回はこの時事ネタをベースに、今現在のいくつかの喫緊の問題について語ると共に……「安易な平等志向こそが差別を生む」という、私の持論について述べていきたい。

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