今日は、来年度の準備の会議が午前中に終わったので、加美さんに案内をいただいた「短歌会館」で開催している「野外活動研究会」の『まちの観察日記展』を覗いてみた。丁度、代表の岡本信也さんが会場に現れ、お話しを聞くことができた。岡本さんは、私より丁度10歳年上で、明和高校の卒業生であった。穏和な語りの中にちらちらと硬質な批判精神が滲み出てくるという感じであった。“まちを巡る問題の現状と展望について”岡本さんを講師に迎えて学習会を催せたらいいなと思っています。
ところで、短歌会館を今回37年ぶりに訪れた。高校時代に美術科の展覧会(「旭美展」という)が行われており、友人がたくさんいたので、見に来た覚えがある。短歌会館から西に行った路地の奧に「グッドマン」というジャズ喫茶があり、美術科の友達に誘われて、通い詰めた思い出もある。

加美秀樹さんの作品。「金鯱採集」

佐宗圭子さんの作品。「やきいものおじさん」

岡本靖子さんの作品。「おばあさんの着せ替え」
これは傑作である。おばあさんのヌードをこんなに楽しく素材化した作品は初めてである。一見の価値あり。

奧に写っているのは、岡本信也さん。


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