2017/2/8

スペンサー・ウィギンズ来日決定!  R&B/ソウル

サザン・ソウルの隠れた大物、スペンサー・ウィギンズ(Spencer Wiggins)の来日公演が決定しました。遂に!という言葉がぴったりです。それも弟のパーシーも一緒となればなおさら。キャンディ・ステイトンの来日も実現した今となっては、まだ日本の地を踏んでいない最後の大物の一人でしょう。

1942年メンフィス生まれ。幼少期からゴスペルの影響を受けて育ち、1964年にゴールドワックス・レーベルからデビュー。傘下のレーベル、バンドスタンドUSAも含めると5年間で8枚のシングルをリリースしました。”Take Me Just As I Am”、”Soul City USA”、そしてアリサ・フランクリンのカヴァー”I Never Loved A Woman (The Way I Love You)など、スペンサーの実力を発揮したソウルの名作が多く生まれています。1969年にレーベルの経営が傾くと、オーナーのクイントン・クランチは、スペンサーのレコード契約をフェイムに譲渡。しかし、ここでは2枚のシングルをリリースするにとどまりました。

その後、メンフィスからマイアミに移住し、ゴスペル歌手として活動していたようですが、近年またソウルの世界に帰ってきていました。

比較的最近の映像としては2009年にイタリアのポレッタ・ソウル・フェスに出演した際のものをインターネットで見ることができます。ゴールドワックスの頃を思い起こさせる歌いっぷり。元気です。

クリックすると元のサイズで表示します
http://www.lepida.tv/video/porretta-soul-festival-22a-edizione-2009spencer-wiggins

Porretta Soul Festival 22a Edizione. 2009.Spencer Wiggins

特に70年代以前からソウルを聴いているヴェテラン・ファンには彼の来日を熱望していた人が多いのではないでしょうか?ビルボードライブのアンケートの「呼んでほしいアーティスト」に彼の名前を書き続けていた人は僕の周りだけでも結構います。もちろん、僕もその一人ですが。ビルボード、久々の大金星です。

パーシーは、スペンサーのと比較すると作品は少ないですが、1960年代にアトコ、RCAなどからシングルをリリースしています。近年では、僕が先に2016年のベスト・アルバムの1枚に選んだボーキーズのアルバム「Heartaches By The Number」にほぼ全面参加。元気な歌声を聴かせました。

スペンサーは、現在75歳。今回の来日は年齢から考えても最初で最後になる可能性もあります。バックをつけるのはメンフィスのハイ・サウンドを彩ったハイ・リズム・セクションのホッジズ兄弟(ギターのTeenieは亡くなっているのでCharles Hodges-keyboards、Leroy Hodges-bassの2人)というこれ以上ない豪華なメンバーでの来日です。ティーニー・ホッジズの代わりという訳ではないのでしょうが、ギターには新世代のソウルマン、イーライ”ペーパーボーイ”リードがゲストという形で参加します。彼もきっと歌うのでしょうね。

東京2夜のみというのがもったいないですが、お見逃しなく。

スペンサー・ウィギンス
featuring パーシー・ウィギンス & ホッジズ・ブラザーズ(Hi Rhythm Section)& イーライ "ペーパー・ボーイ" リード
"Memphis Soul Spectacular"
http://www.billboard-live.com/pg/shop/show/index.php?mode=detail2&event=10402&shop=1

4/17(月)
1stステージ開場17:30 開演19:00
2ndステージ開場20:45 開演21:30

4/18(火)
1stステージ開場17:30 開演19:00
2ndステージ開場20:45 開演21:30

サービスエリア 9,500円
カジュアルエリア 8,000円

Personnel
スペンサー・ウィギンス / Spencer Wiggins(Vocals)
パーシー・ウィギンス / Percy Wiggins(Vocals)
チャールズ・ホッジズ / Charles Hodges(Keyboards)
リロイ・ホッジズ / Leroy Hodges(Bass)
イーライ・"ペーパーボーイ"・リード / Eli "Paperboy" Reed(Guitar)
デリック・マーティン / Derrick Martin(Drums)
その他メンバー未定

ちなみに、ドラムズのデリックってシル・ジョンソンやヘンリー・グレイの来日のときも来たピョンピョン飛び跳ねる元気なにいちゃんですね。僕が勝手に「カエルのおもちゃ」と命名したあのパフォーマンスもまた見ることができるのか...w。

DISCS
The Goldwax Years (Kent CDKEND 262)
ゴールドワックスのシングル+未発表音源計22曲(1964年〜1969年録音)
クリックすると元のサイズで表示します

Feed The Flame: The Fame and XL Recordings (Kent CDKEND 340)
フェイムの2枚のシングル、それにフェイムがゴールドワックスから契約を譲り受けた際にフェイムに渡ったゴールドワックスの未発表音源を収録(1969年〜1973年録音)
クリックすると元のサイズで表示します
1

2016/10/13

リー・フィールズ初来日  R&B/ソウル

ビルボードライブに久しぶりのソウル系の来日公演が決まりました。リー・フィールズです。

1951年、ノースキャロライナ州出身。1969年にはレコードをリリースしているベテランながら、恐らく日本のソウル・ミュージック・ファンにその名が知られるようになったのは、1990年代になってからのことではないでしょうか?1994年発行の「U.S. Black Disk Guide」(ブルース・インターアクションズ刊)の中で鈴木啓志さんは、英エイスから再発となった彼のアルバム「Enough Is Enough」を取り上げ、「79年にニュー・ジャージー州プレインフィールドの超マイナーから出されたものだが、93年になったこうして広く聞かれるべくアルバムが出されるとは思わなかった。」とコメントしています。ビルボードライブもなかなか渋いところをついてくるものです。レコード・デビューから50年近く経っての初来日となります。

その声質とファンキーなサウンドからリトル・ジェイムズ・ブラウンとの愛称でも知られ、ブラウンの伝記映画『ジェームス・ブラウン 最高の魂を持つ男』(原題:Get On Up; 2014年)でも、音楽でクレジットされています。

2000年。シャロン・ジョーンズ&ザ・ダップキングスで知られるダップトーン・レコードから数枚のシングルをリリースし、更に注目を集めるようになりました。現時点での最新アルバムはトルース&ソウル・レコーズからの「Emma Jean」(2014年)。11月には、それに続く新譜も出る予定で、そこに収録予定の楽曲”Special Night”が先行でSound Cloudに公開されています。なかなか力の入ったソウルなので、ぜひ聴いてみてください。

BIG CROWN RECORDS
Lee Fields & The Expressions - Special Night
https://soundcloud.com/bigcrownrecords/01-special-night-digital-master

ビルボードライブ東京での公演。ビルボードライブ大阪は予定が入っていないようですので、日本での公演は1夜限りなのでしょうか?公式サイトには、10/12現在、まだ来日公演情報は一切上がっていません。

【公演詳細】
リー・フィールズ
Lee Fields
会場:ビルボードライブ東京
日時:2016年11月22日(火)
1stステージ開場17:30 開演19:00
2ndステージ開場20:45 開演21:30

チケット
サービスエリア 8,900円
カジュアルエリア 7,400円
10/20 11時一般予約開始
10/13 11時Club BBL 先行予約開始

【ビルボードライブ・ウェブサイト】
http://www.billboard-live.com/pg/shop/show/index.php?mode=detail1&event=10256&shop=1
0

2016/8/31

「No.1ヒットで知るソウルの歩み[1970年代編]」発売中  R&B/ソウル

クリックすると元のサイズで表示します

ブルース&ソウル・レコーズ誌No. 131の紹介と前後してしまいましたが、7月25日に同誌増刊号の「No.1ヒットで知るソウルの歩み[1970年代編]」が発売になっています。これは、3月に発売された50〜60年代編の続編で、70年代にチャート1位を獲得したシングルをリストし、それぞれカラー写真とともに紹介しています。より一層ファンキーに、またディスコ・サウンド的な展開も見せた70年代のソウル。この1冊で振り返ってみてはいかがでしょうか。

雑誌扱いですので、在庫限りとなります。ご購入はお早めに!

-----

ブルース&ソウル・レコーズ 2016年9月号増刊 No.1ヒットで知るソウルの歩み[1970年代編]

2016年7月25日発売
定価:¥1,600+税(1,728円)
出版社名:スペースシャワーネットワーク

http://books.spaceshower.net/magazine/m-bsr/m-bsr-no1hitsoul2

表紙 ブーツィー・コリンズ

R&BチャートNo.1に輝いた曲を通してR&B/ソウルの歴史を知る企画の第2弾は、マーヴィン・ゲイ、スティーヴィ・ワンダー、スライ&ザ・ファミリー・ストーン、アース・ウィンド&ファイア、そしてマイケル・ジャクスンにプリンスと、21世紀に入っても大きな影響を与え続けるアーティスたちの重要曲が登場した1970年代編。1970年から79年にかけてのNo.1ヒットを134曲選出し、1曲ずつ丁寧に解説しました。ソウル/ファンク定番曲のソング・ガイドとしても、アーティスト辞典としても活用できる「ソウル入門書」です。

-----

目次

★ [70年代ソウル概論]変化と継続の70年代─ファンク、ニュー・ソウル、ディスコ〜多様化するブラック・ミュージック
[R&B/SOUL No.1 Singles 1970-79 ソング・ガイド 全134曲]
★ ジャクスン5/アイ・ウォント・ユー・バック
★ スライ&ザ・ファミリー・ストーン/サンキュー
★ ブルック・ベントン/レイニー・ナイト・イン・ジョージア
★ モーメンツ/ラヴ・オン・ア・トゥーウェイ・ストリート
★ スティーヴィ・ワンダー/サインド、シールド、デリヴァード、アイム・ユアーズ
★ ジェイムズ・ブラウン/スーパー・バッド(パート1&2)
★ スモーキー・ロビンスン&ザ・ミラクルズ/ザ・ティアーズ・オブ・ア・クラウン
★ スプリームズ/ストーンド・ラヴ
★ キング・フロイド/グルーヴ・ミー
★ ルーファス・トーマス/プッシュ・アンド・プル(パート1)
★ テンプテーションズ/ジャスト・マイ・イマジネーション
★ マーヴィン・ゲイ/ホワッツ・ゴーイング・オン
★ ハニー・コーン/ウォント・アズ
★ ウィルスン・ピケット/ドント・ノック・マイ・ラヴ(パート1)
★ ジーン・ナイト/ミスター・ビッグ・スタッフ
★ パースエイダーズ/シン・ライン・ビトウィーン・ラヴ・アンド・ヘイト
★ デニス・ラサール/トラップド・バイ・ア・シング・コールド・ラヴ
★ スライ&ザ・ファミリー・ストーン/ファミリー・アフェアー
★ アル・グリーン/レッツ・ステイ・トゥゲザー
★ ジョー・テックス/アイ・ガッチャ
★ ドラマティックス/イン・ザ・レイン
★ アリサ・フランクリン/デイ・ドリーミング
★ ステイプル・シンガーズ/アイル・テイク・ユー・ゼア
★ シャイ・ライツ/オー・ガール
★ ボビー・ウォマック/ウーマンズ・ガッタ・ハヴ・イット
★ ビル・ウィザーズ/リーン・オン・ミー
★ ビリー・プレストン/アウタ・スペイス
★ ルーサー・イングラム/アイ・ドント・ウォント・トゥ・ビー・ライト
★ ジョー・サイモン/パワー・オブ・ラヴ
★ オージェイズ/バック・スタバーズ(裏切者のテーマ)
★ スピナーズ/アイル・ビー・アラウンド
★ ハロルド・メルヴィン&ザ・ブルー・ノーツ/イフ・ユー・ドント・ノウ・ミー・バイ・ナウ
★ ビリー・ポール/ミー・アンド・ミセス・ジョーンズ
★ スティーヴィ・ワンダー/スーパースティション
★ ティミー・トーマス/ホワイ・キャント・ウィ・リヴ・トゥゲザー
★ グラディス・ナイト&ザ・ピップス/ニーザー・ワン・オブ・アス
★ シルヴィア/ピロー・トーク
★ オハイオ・プレイヤーズ/ファンキー・ワーム
★ インディペンデンツ/リーヴィング・ミー
★ バリー・ホワイト/アイム・ゴナ・ラヴ・ユー・ジャスト・ア・リトル・モア・ベイビー
★ フレッド・ウェズリー&ザ・J.B.ズ/ドゥーイング・イット・トゥ・デス
★ マーヴィン・ゲイ/レッツ・ゲット・イット・オン
★ エディ・ケンドリクス/キープ・オン・トラッキン(パート1)
★ グラディス・ナイト&ザ・ピップス/ミッドナイト・トレイン・トゥ・ジョージア
★ スティーヴィ・ワンダー/リヴィング・フォー・ザ・シティ
★ MFSB feat. スリー・ディグリーズ/TSOP(ソウル・トレインのテーマ)
★ ジェイムズ・ブラウン/ザ・ペイバック(パート1)
★ ジャクスン5/ダンシング・マシーン
★ ウィリアム・ディヴォーン/ビー・サンクフル・フォー・ホワット・ユー・ガット
★ クール&ザ・ギャング/ハリウッド・スウィンギン
★ ブルー・マジック/サイドショー
★ インプレッションズ/ファイナリー・ガット・マイセルフ・トゥゲザー
★ ジョージ・マックレー/ロック・ユア・ベイビー
★ ロバータ・フラック/フィール・ライク・メイキン・ラヴ
★ B.T.エクスプレス/ドゥー・イット
★ ラティモア/レッツ・ストレイトゥン・イット・アウト
★ シャーリー・ブラウン/ウーマン・トゥ・ウーマン
★ カール・ダグラス/カン・フー・ファイティング(吼えろ!ドラゴン)
★ ラヴ・アンリミテッド/アイ・ビロング・トゥ・ユー
★ ラベル/レイディ・マーマレイド
★ シャーリー&カンパニー/シェイム・シェイム・シェイム
★ ベン・E・キング/スーパーナチュラル・シング(パート1)
★ アース・ウィンド&ファイア/シャイニング・スター
★ テンプテーションズ/シェイキー・グラウンド
★ スモーキー・ロビンスン/ベイビー・ザッツ・バックアッチャ
★ メイジャー・ハリス/ラヴ・ウォント・レット・ミー・ウェイト
★ グウェン・マックレー/ロッキン・チェア
★ ヴァン・マッコイ&ザ・ソウル・シティ・シンフォニー/ザ・ハッスル
★ アイズリー・ブラザーズ/ファイト・ザ・パワー
★ ニュー・バース/ドリーム・マーチャント
★ KC&ザ・サンシャイン・バンド/ゲット・ダウン・トゥナイト
★ グレアム・セントラル・ステイション/ユア・ラヴ
★ ポインター・シスターズ/ハウ・ロング
★ タヴァレス/イット・オンリー・テイクス・ア・ミニット
★ ピープルズ・チョイス/ドゥ・イット・エニー・ウェイ・ユー・ウォナ
★ ナタリー・コール/ディス・ウィル・ビー
★ フェイス・ホープ&チャリティ/トゥ・イーチ・ヒズ・オウン
★ オハイオ・プレイヤーズ/スウィート・スティッキー・シング
★ ウォー/ロー・ライダー
★ シルヴァー・コンヴェンション/フライ・ロビン・フライ
★ ステイプル・シンガーズ/レッツ・ドゥ・イット・アゲイン
★ デイヴィッド・ラフィン/ウォーク・アウェイ・フロム・ラヴ
★ タイロン・デイヴィス/ターニング・ポイント
★ シルヴァーズ/ブギー・フィーヴァー
★ ジョニー・テイラー/ディスコ・レイディ
★ ブラス・コンストラクション/ムーヴィン
★ ダイアナ・ロス/ラヴ・ハングオーヴァー
★ マンハッタンズ/キス・アンド・セイ・グッバイ
★ マーヴィン・ゲイ/アイ・ウォント・ユー
★ キャンディ・ステイトン/ヤング・ハーツ・ラン・フリー
★ アリサ・フランクリン/サムシング・ヒー・キャン・フィール
★ ルー・ロウルズ/ユール・ネヴァー・ファインド・アナザー・ラヴ・ライク・マイン
★ ワイルド・チェリー/プレイ・ザット・ファンキー・ミュージック
★ マリリン・マックー&ビリー・デイヴィスJr./ユー・ドント・ハフ・トゥ・ビー・ア・スター
★ ブリック/ダズ
★ ローズ・ロイス/カー・ウォッシュ
★ テルマ・ヒューストン/ドント・リーヴ・ミー・ディス・ウェイ
★ ウィリアム・ベル/トライン・トゥ・ラヴ・トゥー
★ エモーションズ/ベスト・オブ・マイ・ラヴ
★ スレイヴ/スライド
★ ブラザーズ・ジョンスン/ストロベリー・レター・23
★ フローターズ/フロート・オン
★ L.T.D./バック・イン・ラヴ・アゲイン
★ コン・ファンク・シャン/ファン
★ スターガード/テーマ・ソング・フロム“フィッチ・ウェイ・イズ・アップ”
★ エンチャントメント/イッツ・ユー・ザット・アイ・ニード
★ パーラメント/フラッシュ・ライト
★ ロバータ・フラック with ダニー・ハサウェイ/ザ・クローサー・アイ・ゲット・トゥ・ユー
★ ジョニー・マティス&デニース・ウィリアムズ/トゥー・マッチ、トゥー・リトル、トゥー・レイト
★ ブーツィーズ・ラバー・バンド/ブーツィラ
★ オージェイズ/ユース・タ・ビー・マイ・ガール
★ クインシー・ジョーンズ/スタッフ・ライク・ザット
★ テディ・ペンダーグラス/クローズ・ザ・ドア
★ リック・ジェイムズ/ユー・アンド・アイ
★ ア・テイスト・オブ・ハニー/ブギ・ウギ・ウギ
★ フォクシー/ゲット・オフ
★ ファンカデリック/ワン・ネイション・アンダー・ア・グルーヴ
★ シャカ・カーン/アイム・エヴリ・ウーマン
★ シェリル・リン/ガット・トゥ・ビー・リアル
★ アース・ウィンド&ファイア/セプテンバー
★ チャック・ブラウン&ザ・ソウル・サーチャーズ/バスティン・ルース(パート1)
★ インスタント・ファンク/アイ・ガット・マイ・マインド・メイド・アップ
★ GQ/ディスコ・ナイト
★ ピーチズ&ハーブ/リユナイテッド
★ マクファデン&ホワイトヘッド/エイント・ノー・ストッピン・アス・ナウ
★ シスター・スレッジ/ウィ・アー・ファミリー
★ アニタ・ワード/リング・マイ・ベル
★ ドナ・サマー/バッド・ガールズ
★ シック/グッド・タイムス
★ マイケル・ジャクスン/ドント・ストップ・ティル・ユー・ゲット・イナフ
★ クール&ザ・ギャング/レイディーズ・ナイト
★ コモドアーズ/スティル
★ プリンス/アイ・ウォナ・ビー・ユア・ラヴァー
★ ルーファス&シャカ/ドゥ・ユー・ラヴ・ホワット・ユー・フィール

★ 日本盤シングル・ギャラリー
★ 全米R&Bシングル・チャートNo.1ヒット・リスト 1970〜79
★ 人名索引
★ 執筆者紹介/新井崇嗣、有賀竜裕、出田 圭、岩間慎一、小出 斉、高地 明、鈴木啓志、荘治虫、JAM、林剛、日向一輝、平野孝則、文屋 章(五十音順)

-----

「R&B/SOUL No. 1 SINGLES 1957-1969」(2016/3/25発売)
http://black.ap.teacup.com/sumori/1681.html
0

2016/4/4

R&B/SOUL No. 1 SINGLES 1957-1969発売  R&B/ソウル

クリックすると元のサイズで表示します

ブルース&ソウル・レコーズの別冊として「No. 1ヒットで知るソウルの歩み[1957〜69年編](R&B/SOUL No. 1 SINGLES 1957-1969)」が発売になりました。

1957〜69年というソウル/R&Bが盛り上がっていた時期にR&Bチャートで一位を獲得したシングル計108曲をカラーのシングル盤写真を入れて取り上げています。歴史を作った様々なシングルたちを眺めているだけで楽しくなりますよ。

発売日:2016年03月25日
出版社名:スペースシャワーネットワーク
定価:本体1600円+税(1728円)

サム・クック、レイ・チャールズ、ジェイムズ・ブラウン、アリサ・フランクリン、テンプテーションズほか、ソウル黎明期から最盛期に活躍したアーティストによる、1957年から69年にかけてのR&BチャートNo.1ヒットを108曲選出し、1曲ずつ丁寧に解説。
R&Bの歴史的ヒットのソング・ガイドとして楽しめるだけでなく、アーティスト辞典としても活用できます。ヒット曲を追うことでソウル・ミュージックの歩みも分かる、新たな切り口の「ソウル入門書」です。

目次

★ [イントロダクション]ソウル覚醒の60年代
★ R&Bチャートの歩みと世界を変えた45回転盤
★ サム・クック/ユー・センド・ミー
★ ジャッキー・ウィルスン/ロンリー・ティアドロップス
★ ジェイムズ・ブラウン・アンド・ザ・フェイマス・フレイムズ/トライ・ミー
★ ドリフターズ/ゼア・ゴーズ・マイ・ベイビー
★ レイ・チャールズ/何といったら
★ ダイナ・ワシントン・アンド・ブルック・ベントン/ベイビー
★ バスター・ブラウン/ファニー・メイ
★ ボビー・マーチャン/ゼアズ・サムシング・オン・ユア・マインド(パート2)
★ ブルック・ベントン/キディオ
★ ハンク・バラード&ザ・ミッドナイターズ/レッツ・ゴー、レッツ・ゴー、レッツ・ゴー
★ ジェリー・バトラー/恋にはご用心
★ ミラクルズ/ショップ・アラウンド
★ チャビー・チェッカー/ポニー・タイム
★ ボビー・ブランド/アイ・ピティ・ザ・フール
★ マーセルズ/ブルー・ムーン
★ アーニー・ケイドー/マザー・イン・ロウ(ままはは)
★ ベン・E・キング/スタンド・バイ・ミー
★ ピップス/ビート・オブ・マイ・ハート
★ ボビー・ルイス/トッシン・アンド・ターニン
★ ジャイヴ・ファイヴ/マイ・トゥルー・ストーリー
★ レイ・チャールズ/旅立てジャック
★ リー・ドーシー/ヤー・ヤー
★ マーヴェレッツ/プリーズ・ミスター・ポストマン
★ バーバラ・ジョージ/アイ・ノウ
★ ジーン・チャンドラー/恋のスーパー伯爵
★ サム・クック/ツイストで踊り明かそう
★ バーバラ・リン/大事にしてネ、あたしを
★ キング・カーティス・アンド・ザ・ノーブル・ナイツ/ソウル・ツイスト
★ リトル・エヴァ/ロコモーション
★ ディー・ディー・シャープ/マッシュ・ポテト・タイム
★ レイ・チャールズ/愛さずにはいられない
★ ブッカー・T&MGズ/グリーン・オニオン
★ メアリー・ウェルズ/恋のパンチ
★ コントゥアーズ/ドゥ・ユー・ラヴ・ミー
★ エスター・フィリップス/リリース・ミー
★ ミラクルズ/ユーヴ・リアリー・ガット・ア・ホールド・オン・ミー
★ ボビー・ブランド/ザッツ・ザ・ウェイ・ラヴ・イズ
★ ルビー&ザ・ロマンティックス/燃える初恋
★ シフォンズ/イカシタ彼
★ ジャッキー・ウィルスン/狂熱のロック・ロック・ロック
★ ジミー・ソウル/イフ・ユー・ワナ・ビー・ハッピー
★ バーバラ・ルイス/ハロー・ストレンジャー
★ エセックス/内気な17才
★ リトル・スティーヴィ・ワンダー/フィンガーティップス(パート2)
★ マーサ&ザ・ヴァンデラス/ヒート・ウェイヴ
★ ガーネット・ミムズ&ザ・エンチャンターズ/クライ・ベイビー
★ リトル・ジョニー・テイラー/パート・タイム・ラヴ
★ インプレッションズ/イッツ・オール・ライト
★ [コラム]“クロスオーヴァー・ヒット”が映す60年代
★ メイジャー・ランス/ウム・ウム(恋はウムウム)
★ タムズ/ホワット・カインド・オブ・フール
★ トミー・タッカー/ハイヒール・スニーカーズ
★ ベティ・エヴァレット/シュープ・シュープ・キッス
★ メアリー・ウェルズ/マイ・ガイ
★ ディオンヌ・ワーウィック/ウォーク・オン・バイ
★ サム・クック/グッド・タイムズ
★ ドリフターズ/渚のボードウォーク
★ スプリームズ/愛はどこへ行ったの
★ ジョー・ヒントン/ファニー
★ ドン・コヴェイ&ザ・グッドタイマーズ/マーシー、マーシー
★ ラークス/ザ・ジャーク
★ ジョー・テックス/ホールド・ホワット・ユーヴ・ガット
★ テンプテーションズ/マイ・ガール
★ ジュニア・ウォーカー&ジ・オールスターズ/ショットガン
★ ソロモン・バーク/ガット・トゥ・ゲット・ユー・オフ・マイ・マインド
★ リトル・ミルトン/ウィア・ゴナ・メイク・イット
★ マーヴィン・ゲイ/アイル・ビー・ドゴーン
★ フォー・トップス/アイ・キャント・ヘルプ・マイセル
★ ウィルスン・ピケット/イン・ザ・ミッドナイト・アワー
★ ジェイムズ・ブラウン/パパのニュー・バッグ
★ フォンテラ・バス/レスキュー・ミー
★ スティーヴィ・ワンダー/アップタイト
★ スリム・ハーポ/ベイビー・スクラッチ・マイ・バック
★ パーシー・スレッジ/男が女を愛する時
★ ウィルスン・ピケット/ダンス天国
★ フォー・トップス/リーチ・アウト・アイル・ビー・ゼア
★ ルー・ロウルズ/恋はつらいね
★ エディ・フロイド/ノック・オン・ウッド
★ スプリームズ/恋はおしまい
★ アーロン・ネヴィル/恋はきどらず
★ フレディ・スコット/アー・ユー・ロンリー・フォー・ミー(悲しき終列車)
★ アリサ・フランクリン/貴方だけを愛して
★ アリサ・フランクリン/リスペクト
★ スティーヴィ・ワンダー/愛するあの娘に
★ ベティ・スワン/メイク・ミー・ユアーズ
★ ジャッキー・ウィルスン/ハイヤー・アンド・ハイヤー
★ サム&デイヴ/ソウル・マン
★ グラディス・ナイト&ザ・ピップス/悲しいうわさ
★ スモーキー・ロビンスン&ザ・ミラクルズ/アイ・セカンド・ザット・エモーション
★ テンプテーションズ/雨に願いを
★ オーティス・レディング/ドック・オブ・ザ・ベイ
★ イントルーダーズ/カウボーイズ・トゥ・ガールズ
★ アーチー・ベル&ザ・ドレルズ/タイトゥン・アップ
★ アリサ・フランクリン/シンク
★ ヒュー・マセケラ/グレイジング・イン・ザ・グラス(草原の太陽)
★ デルズ/ステイ・イン・マイ・コーナー
★ マーヴィン・ゲイ&タミー・テレル/ユーア・オール・アイ・ニード
★ ジェイムズ・ブラウン/セイ・イット・ラウド(パート1)
★ ジョニー・テイラー/フーズ・メイキング・ラヴ
★ マーヴィン・ゲイ/悲しいうわさ
★ タイロン・デイヴィス/心変わりがしたくて
★ スライ&ザ・ファミリー・ストーン/エヴリデイ・ピープル
★ ジェリー・バトラー/オンリー・ザ・ストロング・サヴァイヴ
★ アイズリー・ブラザーズ/イッツ・ユア・シング
★ ジョー・サイモン/チョーキング・カインド
★ インプレッションズ/チョイス・オブ・カラーズ
★ テンプテーションズ/悲しいへだたり
★ オリジナルズ/ベイビー、アイム・フォー・リアル
★ ダイアナ・ロス&ザ・スプリームズ/またいつの日にか

★ 全米R&Bシングル・チャートNo.1ヒット 1960〜69リスト
★ 索引
★ 執筆者紹介(思い出のNo.1ソング)/新井崇嗣、出田 圭、岩間慎一、小出 斉、高地 明、鈴木啓志、日向一輝、平野孝則、文屋 章

クリックすると元のサイズで表示します
1

2016/1/11

訃報: Otis Clay 1942-2016  R&B/ソウル

クリックすると元のサイズで表示します
Otis Clay (1997)
(c) Photo by Masahiro Sumori.


オーティス・クレイが亡くなりました。彼の娘ロンダ・タンクソンによると2016年1月8日18:30頃、クレイは心臓発作で亡くなったとの事です。1942年2月11日の生まれ。享年73でした。

公式サイトの発表(January 9, 2016)

シカゴ・トリビューンの記事によると、翌日9日にもシカゴのウェストサイドでのライヴが予定されていたといい、ブルース・ギタリスト、デイヴ・スペクターが亡くなる2日前にFaceTimeで話した際には元気だったそうです。今のところ、これ以上の情報がありませんが、本当に急だったんですね。アラン・トゥーサンもそうでしたが、元気に活動していた人がこのような形で亡くなってしまうと、寂しいというより、ただ信じられない、やりきれない思いになります。尚スペクターは、シカゴでブルーバーズを率いて長年活躍するブルース・ギタリストで、彼の2014年の作品「Message in Blue」に、オーティスがゲスト参加しています。

オーティスと言えば、さほど大きなヒットがあった人ではないですが、70年代のハイ・レーベルの作品はソウル・ファンに幅広く知られており、中でも1972年の”Trying To Live My Life Without You”は、ビルボードのR&Bチャート24位まで上がり、クレイの最大のヒットとなりました。この曲は1981年にボブ・シーガーがカバーし、クレイよりも大きなヒット(ビルボードのポップチャート5位)を記録しています。

日本では、特に1978年の初来日の際の公演がライヴ盤としてリリースされたことで多くのファンを獲得しています。吉岡正晴さんのブログSoul Searchin’によると来日は以後計10回を数えているそうです。でも、2008年を最後に来ていなかったんですね。一時期は数年に一度のペースで来ていたので、意外でした。初来日公演以後、数年間のうちに立て続けに来日しており、1983年の4度目の来日もライヴ盤になっています。

僕は1997年にロングビーチ・ブルースフェスで見たあと(この写真はそのときのもの)、 1999年の渋谷On Air Eastで行われたBlues & Soul Review、2002年のBlues Paradiseで見る機会がありました。僕が見た来日公演2回はどちらも今は亡きチョコレートクリーム・プロダクションの企画したフェスだったと思います。1999年の来日では、菊田俊介がギターで参加するというブルース・ファンには嬉しい「特典」もありました。彼のブログによると、あのときがクレイとの初共演だったそうです。

全身でソウルを表現するシンガーでした。だから、歌っているところの写真はいつも絵になるんですよね。

チャートインした曲は60年代のワンダフル・レーベルから70年代のハイなど6曲に過ぎませんが、1965年にソロ・デビューをしてから現在まで50年に渡り生涯現役。90年代のブルズアイ・ブルースからの作品など、いい作品を沢山残してくれました。

本当に残念でなりませんが、ご冥福をお祈りしたいと思います。
4
タグ: 訃報 obituary chicago



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ