2019/4/10

50周年のジャズフェス、ストーンズキャンセル後のゴタゴタ  ニューオーリンズ

3月30日にストーンズの出演キャンセルが発表され、4月5日は代役としてフリートウッド・マックが出演することが発表になりました。

がしかし!そのわずか4日後の4月9日、今度はフリートウッド・マックのキャンセルが発表される事態に。スティーヴィー・ニックスのインフルエンザが理由とのことです。まだ3週間もあるから体調回復期間を考えても充分行けると思うんですがね。

ほぼ同時に発表されたマックの代役はワイドスプレッド・パニック。過去に何度ものこフェスに出演しているバンドなので、常連で落ち着いたということでしょうか。今度こそ、これで最終でしょうかね。主催者も大変ですね。

ストーンズ仕切り直しと同時に、彼らが出演予定だった5月2日のスケジュールの大幅組み換えも行われました。彼らのライヴと他のステージのライヴが重ならないよう、他のステージは4時で終了することになっていましたが、それが通常通りの形式になり、地元アーティストを中心に下記11組が追加で出演することとなりました。

新たに追加された出演者
Zena Moses & Friends (Congo Square)
Andy J Forest & The Swampcrawlers (Blues Tent)
Johnny Sketch and The Dirty Notes (Gentilly Stage)
Kyle Roussel History & Future of New Orleans Piano (Jazz Tent)
Lena Prima (Economy Hall)
Sean Ardoin (Fais Do-Do)
Egg Yolk Jubilee (Lagniappe Stage)
Donald Lewis (Donald Lewis)
The New Voices of Light (Gospel Tent)
First Grace United Methodist Church Gospel Choir (Gospel Tent)
Buffalo Hunters & Cheyenne Mardi Gras Indians (Cultural Exchange Pavilion)

さらには他の日に出演予定だった以下の人たちも5月2日移動、あるいは追加出演が決まっています:
101 Runners (4/25から移動)
Javier Gutierrez & Vivaz! (4/26から移動)
Crocodile Gumboot Dancers of South Africa(5/3-5出演に加え5/2も追加)

紆余曲折ありありですが、無事当日を迎えることができますように!
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2019/4/1

ニューオーリンズのジャズフェス50周年、しかし...  ニューオーリンズ

このウェブサイトでも度々現地レポートをして来たニューオーリンズのジャズフェス(New Orleans Jazz & Heritage Festival)が今年50周年を迎えます。世の中の音楽系イベントを見回しても、半世紀続いたものがどれだけあるでしょうか?そう考えると本当にすごいことだなぁと思います。2006年には、ハリケーン・カトリーナの被災で開催が危ぶまれたりしましたが、それも乗り越え、今日も健在です。

しかし、この50周年を記念して、ローリング・ストーンズが出演することになっていましたが、3月30日、突然キャンセルとなってしまいました。理由はミックの健康上の問題だそうです。ジャズフェス前後の北米ツアーが丸ごと延期になったという形です。ストーンズ側は、チケットはそのまま振替公演に使えるとしていますが、ジャズフェスはそういう訳にも行かないですよね。

ジャズフェス主催者は、ストーンズが出演予定だった5月2日のプログラムとチケットの払い戻しの詳細については、決まり次第発表するとしています。

ストーンズの日だけ入場料が2倍以上したり、WWOZのパス(Brass Pass)もその日だけは使えないというイレギュラーな対応に批判的な声も少なくなかったのですが、いざ券が発売になると、ジャズフェスとしては前代未聞の即日完売に。この日は、メインのアキュラ・ステージにストーンズが登場する前の4時までに他のステージは全て終了となるよう、ストーンズ中心のプログラムとなっていました。

それが、土壇場で中止ということで、さすがにジャズフェス主催者が気の毒です。今からストーンズ級の大物を連れてくることはほぼ不可能ですし、高値で売ってしまったチケットは他の日と同じ金額に戻すのか、4時以降の全ステージのプログラムはどうするのか、きっと今主催者はパニックでしょう。

一度は出演が決まり直後にキャンセルになったボブ・シーガーを呼び戻せという声もありましたが、さてどうなることやら。

思えば僕が行ったときのジャズフェスでも2006年のカトリーナ復興を謳った年はファッツ・ドミノの出演が目玉だったにも関わらず、当時になってからキャンセルになったり、2004年には公式ポスターになっていたハリー・コニックJr.の出演日が悪天候で丸ごと中止になったり、色々と大変なことはこれまでもありました。

アレサ・フランクリンが3度連続でドタキャンしたということもありました。(2009年、2010年、2018年)彼女は結局2018年に亡くなったので、「4度目の正直」は実現しませんでした。

こういうことを乗り切って来たフェスですから、主査者の人たちはハプニングへの対応は慣れっこかもしれません。しかし、それにしても今回は大変だろうと思います。

ジャズフェスはもう三週間あまりで初日を迎えます。きっとストーンズを見るために遠方から駆けつけようとしていた人も少なくないでしょう。さてどうなることやら。僕は行けませんが、成功裏に終わることを祈ります。

New Orleans Jazz & Heritage Festival公式サイト
http://nojazzfest.com

ブルース銀座過去のジャズフェスレポート
http://bluesginza.web.fc2.com/nojhf06/



[2019/4/5追記] ミック・ジャガーの健康状態として、心臓弁の置き換え手術を受ける予定とローリングストーン誌は4月1日に伝えています。また延期されたツアーは7月にスタートする見込みだそうです。2週間以内に新たな日程も発表するそうです。気が早いですね。
心臓の手術って大変なことだと思いますが、彼の全快を祈りたいと思います。

Mick Jagger: Heart Surgery Postponed Rolling Stones Tour
https://www.rollingstone.com/music/music-news/mick-jagger-heart-surgery-rolling-stones-tour-816214/

Rolling Stones Rescheduled Tour Will Start in July, New Dates to Be Announced 'In the Next Couple of Weeks'
https://www.billboard.com/articles/business/8505055/rolling-stones-rescheduled-tour-july-mick-jagger-health
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2019/2/26

Happy birthday, Fats Domino!  ニューオーリンズ

今日2月26日はファッツ・ドミノのお誕生日です。彼は2017年に89歳で亡くなりましたが、ご存命ならば91歳ということなると思います。

彼の誕生日というと、ボビー・チャールズの”Happy Birthday Fats Domino”という曲を思い出します。シンプルな曲ですが、ニューオーリンズ色が滲みでていてほのぼの染みるのです。「これからも何度もお祝いできますように」と歌うボビー・チャールズの方がファッツより先に逝ってしまいました。

この曲を聴いてファッツの誕生日をお祝いしたいと思います。Happy birthday, Fats Domino!

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HAPPY BIRTHDAY FATS DOMINO
Words and music by Bobby Charles
Music Patch, BMI


Happy birthday Fats Domino
You and your music touched my heart and soul
And that poor broken heart of mine, you keep right on a-rockin’
Today is your birthday, may you never be forgotten

Happy birthday Fats Domino
Happy birthday to you
Happy birthday may you have many more
And may all your sweetest dreams come true

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誕生日おめでとう、ファッツ・ドミノ
あなたの音楽は僕の琴線に触れました
そして僕の傷ついた心を元気付けてくれます
今日はあなたの誕生日、いつまでもあなたが皆の記憶に残りますように

誕生日おめでとう、ファッツ・ドミノ
あなたの誕生日をお祝いします
誕生日おめでとう、これからも何度もお祝いできますように
そして、あなたの素敵な夢が全て叶いますように

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2019/2/20

Funk on da Tableライヴ・レポート (2019年)  ニューオーリンズ

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ニューオーリンズで活躍するギタリスト山岸潤史と、日本の若手ベーシストNo. 1のKenKenをライヴで共演させようというところから始まったユニット、Funk on da Table。この2人に、ダンプスタファンクなどで活躍したニッキ・グラスピ(ds., vo.)、ジョン・グロウ(key., vo.)の2人が加わり、昨年2018年2月、彼らは初のライヴを日本で行いました。

ジョン・グロウと山岸さんはもちろんパパ・グロウズ・ファンクで長年一緒に活動した間柄だけに、当初は「パパグロの変則的な再結成?」なんていう思いもよぎりましたが、実際はジョンの参加が決まったのは一番最後だったそうで、結果的にそんな感じのメンバーになっただけのようです。

でも、こういうメンバーが集まれば、ニューオーリンズを避けて通ることはないですよね。実際2018年の初ライヴでは、ミーターズからプロフェッサー・ロングヘアまで、ニューオーリンズ・サウンド満載でした。

あれからちょうど1年、2019年2月に再び彼らが日本をツアーしました。昨年はまだ即席ジャムっぽい雰囲気もありましたが、今回はバンドとしてまとまり、格段にパワーアップしていました。9月には4人はニューオーリンズに集結。あのティピティーナズでのライヴも敢行しています。今回の日本ツアーに際しても綿密にリハを行ったようです。

ミーターズ的な重厚なニューオーリンズ・ファンクを基調としながらも、レッド・ツェッペリン、Pファンクからビートルズまで、多様なカヴァーも織り交ぜ、サウンドに幅を持たせていたのは印象的でした。ヘヴィーな音一辺倒にはならず、緩急をつけて聴かせる展開で飽きさせません。

ニッキが歌うツェッペリンの”Good Times, Bad Times”は昨年もやっていましたが、今回は”The Hype and the Hoopla”からメドレー的につながる流れがよかったですね。全体的に、今回はライヴの流れをすごく考えてきたなと思います。

ステージ中盤で、来日中のウォッシュボード・チャズが呼ばれ、さらに山岸さんの息子さんのLightoo Lightも登場。チャズのウォッシュボード、Lightoo Lightのタンバリンにニッキのドラムスが加わり、カーニバルを彷彿させるリズムを刻み始めます。そこからマルディグラ・インディアンのビッグチーフを歌ったパパグロの”Tootie Montana”に突入。それまでの雰囲気をガラッと変えて会場を盛り上げました。

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大いに沸いたチャズとLightoo Lightの飛び入り

実は、僕は事前にチャズからこのライヴに飛び入りすることを聞いていたのですが、このバンドにチャズが飛び入りするって、想像できなかったんですよね。イケイケな感じでファンクをやっているところに出てきて盛り下がったりしないかなと余計な心配もしましたが、そんな心配は無用でした。

昨年のライヴでは、アンコールでKenKenのお母さんの金子マリや永井”ホトケ”隆の飛び入りがありましたが、今回はなし。その代わりにチャズというわけではないでしょうが、面白かったです。ちなみにマリさんは観客の中で見ておられましたね。

そんなサプライズもあり、あっという間に過ぎた2時間。これはもうこのバンド、継続的にやっていくべきだなと感じさせる内容でした。KenKenは年内にもう一度やりたいと宣言していましたよ。メンバー皆拠点がバラバラなのでなかなか集まりにくいでしょうが、ぜひぜひやってほしいです。

バンドとしては、山岸さん主導となりそうなところですが、実際はKenKenがベースをブリブリいわせてバンドを引っ張る場面も見られたし、主にリード・ヴォーカルを取るジョンもフロントマン的な役割を果たしています。ニッキも歌うし、メンバーのバランスが絶妙に取れたいいユニットだなと実感しました。ぜひどんどん続けてもらいたいです。

ジョンについてひとつ気がついたのは、前回はオルガンもピアノ音源も使っていましたが、今回はオルガンとクラビに絞っており、前回やったプロフェッサー・ロングヘアなどのピアノ系の曲はやりませんでした。音の方向性をそっちに絞ったということなのでしょうね。

なお、今回の来日に合わせ、昨年のティピティーナズ公演のライヴ盤が会場で発売されました。一部昨年の東京公演の音源も含まれた内容で、かなり充実しています。次は新曲を含むスタジオ作をお願いしたいですね。

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Funk on da Table
Liquidroom, Ebisu, Tokyo
Thu., February 7, 2019
19:30-21:35
[Selist]

1. Funky To the Bone
2. Standing on the Verge of Getting It on
3. 〜The Hype and the Hoopla
4. 〜Good Times, Bad Times
5. 〜Funky Miracle
6. All That I’ve Got
7. Cocaine And Chicken Fricassee
8. Gorilla Face
9. Hit it and Quit It
10. 〜New Orleans (Africa)
11. Tootie Montana
12. Come Together
13. Pass It!
-encore-
14. June's Spirit
15. 〜Ain’t No Use

[Personnel]
John “Papa” Gros - keyboards, vocals
June Yamagishi - guitar
Nikki-Glaspie - drums, vocals
KenKen - bass

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[LIVE CD]
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Funk on Da Table - Live at Tipitina's In New Orleans
(Coastline CHCL-01) 定価: \3,000

1. Pass it!
2. All That I've Got
3. Cocaine And Chicken Fricassee
4. Come Together
5. All Around the World (feat. Mari Kaneko)
6. The Hype and the Hoopla〜Good Times Bad Times〜Funky Miracle
7. June's Spirit〜Aint' No Use (Live at Club Quattro, Feb. 13, 2018)

Recorded Live at Tipitina’s, New Orleans, LA, September 6, 2018

※彼らのニューオーリンズ公演については、Blues & Soul Records No. 144にカラー写真入りのレポート記事が掲載されています。(「Funk on Da Table ニューオーリンズ公演リポート」P. 24)

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【今回のツアー情報】
https://black.ap.teacup.com/sumori/1819.html

【2018年のツアー情報】
https://black.ap.teacup.com/sumori/1765.html
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2019/1/14

Funk On Da Table2度目の日本ツアー  ニューオーリンズ

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2018年2月の日本公演が初のお披露目となった新ユニット、Funk On Da Table。それから1年が経ち、再び彼らが日本をツアーします。

パパ・グロウズ・ファンクで活躍したジョン・グロウ(key., vo.)と山岸潤史(gt.)をはじめ、アイヴァン・ネヴィルのダンプスタ・ファンクなどで活躍するニッキ・グラスピー、押しも押されもせぬ人気ベーシスト、KenKen (b.)の4人が紡ぎ出すサウンドは、パワーほとばしるニューオーリンズ・ファンク。

今回は、単独公演だけでなく、様々なファンク・アーティストたちが集まる渋谷クラブクアトロでのTokyo Funk Summitへの出演も決定しています。

9月にはこのメンバーでニューオーリンズに集結し、有名なティピティーナズでの公演もこなした彼ら。そのサウンドは、一層強力になっているに違いありません。

Funk On Da Table Japan Tour 2019
2月4日(月)大阪・梅田クラブクアトロ 開場18:30 / 開演19:30
2月5日(火)京都・磔磔 開場18:00 / 開演19:00
2月6日(水)名古屋・ReNY limited  開場18:30 / 開演19:30
2月7日(木)東京・恵比寿リキッドルーム 開場18:30 / 開演19:30
前売券:各日とも6,800円(別途ドリンク代)

TOKYO FUNK SUMMIT
2月3日(日) 渋谷クラブクアトロ 開場16:00 / 開演17:00
前売券:5,400円(別途ドリンク代)
《出演》
Funk on Da Table
オーサカ=モノレール
前田サラBAND
朝岡周 & The Jack Band 
DJ : Lightoo Light  

詳しくは公式サイトへ
https://www.funkondatable.com/

※アーティスト写真は公式サイトより
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