2020/2/14

Johnny Burgin日本ツアー(2020年)  ブルース

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ブルース・ギタリスト、ジョニー・バーギン(ロッキン・ジョニー)が今年も日本にやってきます。

今回のツアーは、新譜「No Border Blues」のリリースに合わせたもので、前回同様西日本中心の日程ですが、ジョニーにとって東京のホームとも言える中野ブライトブラウンでの公演も組まれています。

「No Border Blues」は昨年(2019年)来日中に大阪でレコーディングしたもので、日本のミュージシャンたちを主役に立てる形の内容となっているそうです。これがアメリカの老舗レーベル、デルマークから出るのですから前代未聞の快挙と言っていいのではないでしょうか。

今回のツアーではもちろんレコーディングに参加した面々との共演も多々ありそうです。
ツアーの日程は以下の通りです:

Johnny Burgin
「No Border Blues」リリースツアー 2020


5月14日(木) 大阪  Chicago Rock

5月16日(土) 京都  Modern Times

5月17日(日) 東京  Bright Brown
開場19:00 開演19:30
Johnny Burgin(vo,g), Tsuyoshi Kato(g), Yoshimi Hirata(b), Tadashi Kagami(dr)


5月19日(火) 福岡  B.B. Kenchan

5月20日(水) 北九州 Mr. Lefty's

5月22日(金) 大阪  Howlin' Bar

5月23日(土) 和歌山 Hobo’s Bar

5月24日(日) 大阪 Misono Universe


【Johnny Burgin関連記事】
2019年ツアー情報
https://black.ap.teacup.com/sumori/1816.html

2018年来日公演レポート
https://black.ap.teacup.com/sumori/1777.html

2014年ツアー情報
https://black.ap.teacup.com/sumori/1561.html

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「No Border Blues」
https://delmark.com/2020/02/no-border-blues-from-johnny-burgin-coming-spring-2020/
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2020/1/29

アントニオ佐々木を追悼する  ブルース

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先日W.C.カラスとのライヴのレポートを上げた、ギタリストのアントニオ佐々木さんが1月23日早朝に亡くなったそうです。モアリズムのリーダー、ナカムラさんがツイッターで発表しました。1965年生まれの55歳。あまりにも早すぎます。ライヴを見るのはもしかするとこれが最後になるかも?とはうっすら思いましたが、これほど早く亡くなるとは!本当に残念です。

葬儀は直葬で済ませているそうです。

アントニオ佐々木は、福岡のスウィング&ジャイヴ・バンド、ちょい濡れボーイズでの活躍を経て2009年にモアリズムに加入。東京の国立を拠点に活動を始めました。モアリズムは、西川美和監督の映画「ディア・ドクター」(2009年)、「夢売るふたり」(2012年)に楽曲も提供してます。

アルバムもライヴ盤を含めモアリズム名義で7枚がリリースされましたが、2015年の「月のカタワレ」リリース後に佐々木さんが九州に戻ったため、バンドの活動は休止状態になっていました。モアリズムとは別にソロ作も計4枚リリースしています。今年1月4日にレコーディングしたという遺作「誰かギター弾きを知らないか」が今日1月29日からオンラインで発売開始となりました。詳しくはモアリズムの公式サイトへ。


今回佐々木さんにとって久々の東京での公演となったわけですが、7日のLODIのあと、翌日には同じW.C.カラスとのデュオで市川ALMANAC HOUSEに出演、翌々日9日に浅草の花ぐるめでジャズ・セッションに参加しましたが、これが最後のライヴとなってしまいました。この公演後に体調が悪化し急遽都内の病院に入院。1週間ほどで退院し、九州に帰郷したものの、18日に福岡で予定されていたモアリズムの公演も出演できなかったそうです。

佐々木さんが自ら「医師から余命半年と告げられた」とツイートしたのが10月31日のことだったので、1月に亡くなったのは随分早いと感じましたが、余命宣告があったのはもっと前だったようです。ナカムラさんは3月に本人からそのことを聞いたとのことでした。ということは、仮に3月を起点としても佐々木さんがツイートした時点で、宣告された余命は過ぎていたことになります。

佐々木さんの病気がなんだったのかは知りませんが、ウィルコ・ジョンソンが末期がんで余命宣告されたあとに元気に復活した例もあります。なんとか元気になってほしいと願っておりましたが、叶いませんでした。

先のライヴ・レポートで「思ったより元気そうだった」と書きましたが、それはあくまでも「思ったよりは」でした。

その後かつてのモアリズムのライヴ映像を見たら、別人のように元気な佐々木さんがそこにいました。以前見たライヴの記憶が蘇って来ました。先日のライヴではプレイ自体に調子が悪い様子は見られなかったですが、かつてのような超絶プレイがなかったのもまた事実。ご自身の体調を見ながらできる範囲でやっていたということなのでしょうね。



佐々木さん、厳しい体調を押してファンに会いに来てくれてありがとうございました。

佐々木さんが大好きだったプレイヤーたちは、ロニー・ジョンソンを始めあちらの世界におられる人が多いと思います。

彼らと会えるといいですね。
でもまずはゆっくりお休みください。
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2020/1/11

W.C.カラス&アントニオ佐々木ライヴ・レポート  ブルース

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富山の木こりブルースマンW.C.カラスと、モアリズムのギタリストとして知られるアントニオ佐々木のデュオ。この組み合わせによるライヴ演奏が遂に実現しました。

カラスのファンならば彼のファーストCD(2013年)がモアリズムの全面サポートの下、彼らのレーベル、クニタチレコードからリリースされた経緯をご存知なはず。(その後同作はPヴァインから再リリース)カラス+モアリズムという形の演奏はライヴでも実現していますが、デュオということではこれがお初でした。

実はこの組み合わせは、この日の会場のLODIのマスターがかねてより「今度は是非これをうちの店でやりたい」と口にしていたものだったのです。しかし、昨年(2019年)はカラスがWild Chillunに注力していたため実現せず、そして昨年10月にアントニオがツイッターで「医師から余命半年と告げられた」と衝撃の告白。彼は東京から遠く離れた九州在住でもあり、もはやこのデュオを東京で実現するのは不可能かと思われました。

しかし、その後カラスが実現に向けて動き、年明けにデュオでのライヴをLODIと市川のALMANAC HOUSEで行うことが発表されました。12月上旬に予約受付を開始すると、両日とも即完売。小さなLODIの店内は、当日は手荷物を置く場所もないほどの満員状態になりました。

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W.C.カラス

この日の演奏は、主にカラスの曲にアントニオがサポート役に入る形で進行しました。ボビー・ブランドの"Members Only"で和やかにスタート。前半の第一部はモアリズムが参加したファーストのブルース・フィーリング溢れる曲を中心にプレイしました。"白いカラス"など、最近殆どやっていない曲もあって、これは貴重でした。

アントニオは、淡々とプレイしていて思ったより元気そう。カラスにトークを振られると、ボソッと「病人なので優しくしてください」とコメントし、笑いを取る一幕も。カラスが歌いながらリズムを刻んでいるので、アントニオのプレイは歌の合間のオブリガードやソロが中心でした。でも、やはり彼のプレイは素晴らしく、カラスのサウンドにすっと溶け込んでいきます。さして小難しいことをやっている感じではなく弾きまくることもないのですがしっかりブルースのツボを押さえていて、なかなかああは弾けないなと思いました。闘病中とは言え、アントニオ健在なり。

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アントニオ佐々木

第一部は、カラスのギターの弦が切れたところで、開始後40分弱でいったん休憩に。再開した第二部では雰囲気を変え、"信じるものなどありゃしない"(アントニオのリクエストだそう)などバラード・ナンバーや、高田渡のカバーも織り交ぜ、そして終盤は"うどん屋"、"軍手"で盛り上がりも最高潮に。

アンコールも3曲というサービスぶり。"今日も何とか切り抜けられた"は「アントニオが言った言葉を歌にしたんだけど、その本人は参加していなかったよね?」とカラス。そうかそうか、あの曲の歌いだしはこんな感じだったもんね。

 欲しくもない酒を飲みながら
 らしくもないアントニオがしみじみ言った
 今日も何とか切り抜けられた
 俺も同じさ何とか切り抜けられた


アントニオ、しみじみとギターを弾いていました(笑)。

そしてモアリズムの”笑う花”を挟み、この日初めてアントニオがヴォーカルを。カラス抜き弾き語りで"Goodnight Irene"をやってくれました。締めに相応しいこの曲でしっとりとこの日のショーはフィナーレを迎えたのでした。一部が短かったので、早めに終わるかと思いきや、時間は既にこのお店の終演タイム・リミット22時にあと数分と迫っていました。

終了後アントニオ氏に体調について聞いたところ「まぁ、あまりよくはない」とのこと。何とかお元気で!

本人は可能な限りライヴは続けていくそうなので、「また東京にぜひきてください」とお願いしました。でも無理はしないで…

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W.C.カラス&アントニオ佐々木
中野坂上LODI
Tue., January 7, 2020

1st set (19:43-20:20)
1. Members Only
2. Hot Dog Blues
3. 有頂天 BLUES
4. 白いカラス
5. 貧しい町
6. 飯炊き男のBLUES

2nd set (20:40-21:54, encore 21:37-)
7. Asphalt
8. 信じるものなどありゃしない
9. 機関車
10. 仕事探し(高田渡)
11. 誰かが死んだら足を見るといい
12. うどん屋で泣いた
13. 軍手の煮びたし
14. Moonlight Dreamer
-encore-
15. 今日も何とか切り抜けられた
16. 笑う花(モアリズム; W.C.カラスはギターなし)
17. Goodnight Irene(アントニオ佐々木のソロ弾き語り)

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【関連記事】
Wild Chillunレコ発ライヴ@高円寺JIROKICHI (2019/6/5)
https://black.ap.teacup.com/sumori/1840.html

W.C.カラス@三鷹バイユーゲイト10周年FEST! (2016/2/29)
https://black.ap.teacup.com/sumori/1675.html

W.C.カラス@フェスタ・イン・ビニールLa毛利 (2015/12/9)
https://black.ap.teacup.com/sumori/1657.html

町田謙介、W.C.カラス@バイユーゲイト (2014/12/14)
https://black.ap.teacup.com/sumori/1589.html

W.C.カラス@吉祥寺 BLACK and BLUE (2013/8/26)
https://black.ap.teacup.com/sumori/1439.html

ナカムラ&アントニオ@BLUESラウンジ@新宿歌舞伎町BE-WAVE (2011/8/1)
https://black.ap.teacup.com/sumori/770.html
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2020/1/1

謹賀新年2020  ブルース

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今年もなにとぞよろしくお願いします。

これまでは、新年にはその年の干支が描かれたアルバム・ジャケット10選を載せたりしておりましたが、今年2020年の干支はネズミ(子)、困りました。ネズミをあしらったジャケットは10枚はおろか1枚も思いつきません。ミッキーマウスやトム&ジェリーのCDをさがせばありそうなんですが、そんなものでは面白くないのであえなく降参です。

というわけで、その代わりと言ってはなんですが、ネズミを歌ったブルースを2つほど。



Precious Bryant - Black Rat Swing


Sleepy John Estes - Rats In My Kitchen

どちらも勝手に食べ物を食い荒らす迷惑ものとして歌われておりますが、いずれにせよ今年そのねずみさんの年です。

みなさま、よいお正月をお過ごしください。
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2019/12/22

BLUES & SOUL RECORDS 151号発売  ブルース

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Blues & Soul Recordsの151号が12月25日発売となります。今年はモータウン・レコードの創立50周年ということで今回の特集はモータウンです。なんだかんだで、モータウンの存在はあまりにも大きいので、多かれ少なかれソウル・ファンはもとよりロック・ファンもブルース・ファンもある程度は通る道ですよね。僕もシュプリームズ、マーヴィン・ゲイ、スモーキー・ロビンソンなどなど、色々お世話になりました。今一度、このレーベルの名作を振り返るいい機会かもしれないですね。

その他、アリサ・フランクリンの1972年のLAの教会でのライヴを収録した映画「Amazing Grace」の記事も。これは僕も見ましたが、もう圧倒的な迫力でした。

僕は今回「ブルース&ソウルが流れる店」コーナーで熊本のブルース&ソウル・バー、Yazooの紹介記事を書かせてもらいました。南阿蘇のフェス、カントリー・ゴールドを見に行った際に訪れたお店でその居心地のよさにすぐにファンになりました。

あと、ロッキン・ジョニー・バーギンのライヴ・アルバムの紹介記事も書きました。これはチャーリー・マッスルホワイトもゲスト参加した充実作でした。

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BLUES & SOUL RECORDS NO. 151
2019年12月25日発売
定価: 1,600円+税
https://bsr.excite.co.jp/magazine/bsr151/

表紙 スプリームズ
2019年に設立60周年を迎えたモータウン・レコード。6号連続でお届けする記念特集の最後は巻頭特集です。今も活動を続ける名門レーベルが一気に世界的レーベルへと駆け上がったのは、1959〜67年に焦点を当てた特集になります。若く魅力あるシンガー、優れたソングライター、実力者の揃ったミュージシャンたち、彼らが一体となって永遠に輝きを失わない「新しいポップス」を生み出したこの時期のモータウンに迫ります。

★ アルバムから見るモータウンの歩み 1961-67/重要アルバム69枚をガイド
★ ワークショップ・ジャズ/短命に終わったモータウンのジャズ・レーベル
★ モータウンは一日にしてならず/失敗を糧にするベリー・ゴーディJr.の選択
★ モータウンのマジカルなサウンド
★ モータウンにまぶしいほどの輝きをもたらしたソングライター・チーム、H-D-H
★ 連載「フード・フォー・リアル・ライフ 〜歌詞から見るブルース&ソウルの世界/中河伸俊」拡大版 “I Second That Emotion”
★ モータウン重要“裏”人物伝[6]アール・ヴァン・ダイク/モータウン・サウンドの統率人
★ 本誌ライターが選ぶ! モータウン・プレイリスト[7] セレクト/鈴木啓志

【付録CD】Love Is Gonna Get You
1960年代半ばに絶頂を迎えた「モータウン・サウンド」。それに追随するようにアメリカ各地で「モータウン様式」の曲が登場した。本CDにはアメリカ西海岸のレーベル、モダン/ケントに残された音源から、「モータウン・サウンド」を思わせる60年代ソウルの傑作を収録。モータウンとも関係深いソングライター、ウィリー・ハッチ、マーク・ゴードン、フランク・ウィルスンらの曲も収録。

1. PEGGY WOODS: Love Is Gonna Get You
2. JACKIE DAY: Before It’s Too Late
3. THE IKETTES: I’m So Thankful
4. WILLIE HUTCH: Your Love Has Made Me A Man
5. THE SWEETHEARTS: This Couldn’t Be Me
6. MARY LOVE: Let Me Know
7. WILLIE HUTCH: I Can’t Get Enough
8. THE IKETTES: Can’t Sit Down ‘Cos I Feel So Good
9. MARY LOVE: I’m In Your Hands
10. PEGGY WOODS: You Better Be Good
11. THE SWEETHEARTS: No More Tears
12. JACKIE DAY: Oh, What Heartaches

【その他の主な記事】
●[インタヴュー]小池杏奈&優奈(WAY WAVE)「力を抜いて心地よいグルーヴを出したかったんだよね」
●[インタヴュー]八反田友則「“闇でもあり光でもある”、それが“ブルース”」
● スワンプ・ポップのゴッドファーザーは健在! ウォーレン・ストーム自伝&最新作
● 注目作をじっくり鑑賞する「語りたい逸品」コーナー
 *DVD『Amazing Grace / Aretha Franklin』
 *CD『James Brown / Live At Home With His Bad Self』
 *CD『It’s The Best Stuff Yet!』
●[新作アルバム・リヴュー]ラッキー・ピータースン/ブッカー・T・ジョーンズ/ビッグ・ジャック・レイノルズ 他

【連載】
☆ なんてったってインディ・ソウル 蔦木浩一×齋藤雅彦
☆ 小出 斉の勝手にライナーノーツ「GEORGE “HARMONICA“ SMITH」
☆ リアル・ブルース方丈記/日暮泰文
☆ 鈴木啓志のなるほど! ザ・レーベル VOL.78 「V.I.P.」
☆ ゴスペル・トレイン「ユタ・スミス師」/佐々木秀俊+高橋 誠
☆ BLUES IS MY BUSINESS no.227/吾妻光良
☆ いづみやの曲追い酩酊談/佐々木健一
☆ 原田和典の魂ブチ抜き音楽
☆ 文聞堂書房〜古書掘りコラム/出田 圭
☆ ICHIのチタリン・サーキット最前線
☆ International Music Stroll〜世界の音楽にぷらりと出会おう/ワダマコト
☆ ニッポンの。国内アーティスト新譜紹介/妹尾みえ
☆ ブルース&ソウルが流れる店/轟美津子/加藤千穂/陶守正寛
☆ Ain’t That Good News 国内ライヴ/イヴェント情報ほか
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