2016/9/28

訃報:Buckwheat Zydeco, 1947-2016  ブルース

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Buckwheat Zydeco with Sonny Landreth
New Orleans Jazz Fest, May 2, 2008
(c)Photo by Masahiro Sumori.

色々と多忙で、気がつけば9月ももう終わりに差し掛かっているにも関わらず、まだ今月の書き込みはない状況…。やばい!と思っていたら、悲しいニュースが飛び込んで来ました。

ルイジアナ州のザディコ界の大物アーティスト、バックウィート・ザディコ(本名:スタンリー・デュラルJr.)が9月24日朝、ラファイエットの病院で、肺がんのため亡くなりました。68歳でした。2013年に初期の肺がんが見つかり、その後治療の結果完治したということだったのですが、再発してしまったのですね。そんなに病状が悪いとは知らなかったので、僕にとっては寝耳に水でした。今春ニューオーリンズのジャズフェスに行った際も出演していたのですが、色々重なって見れなかったのが今となっては悔やまれます。

Buckwheat Zydeco, bandleader who helped introduce Louisiana zydeco to the world, dies at 68
(The Advocate)
http://www.theadvocate.com/acadiana/article_731e5378-821a-11e6-85ac-3f8437951c61.html

彼は、鍵盤アコーディオンをプレイするブルース色が強いクリフトン・シェニエ系のアーティストで(実際にデビュー前にはシェニエのバンドにいたこともあります)、彼のようなスタイルは今日のザディコでは少数派かと思います。(現在のザディコ・アーティストはボタン・アコーディオンを使う人が多く、取りたててブルース色はありません。)

しかし、大手アイランド・レコードと契約し、エリック・クラプトンとの共演を果たすなど、ザディコというルイジアナ・ローカルな音楽をメジャーな世界に持ち上げた功績は非常に大きいです。

数少ない来日公演の実績があるザディコ・ミュージシャンでもあります。(1989年4月に4都市を回る日本ツアーを行なっています。)

ザディコに転向したのは30代になってからのことで、デビュー前はオルガン奏者としてファンクなどをプレイしていたそうです。僕も以前ポンデロサ・ストンプのハウス・バンドのオルガン奏者としてプレイしているのを見たことがあります。

いつもエネルギッシュなプレイを聴かせてくれていたバックウィート。亡くなったと聞いても正直ピンときません。安らかに眠ってください。RIP。

Buckwheat Zydeco - Hey Ma Petit Fille


Buckwheat Zydeco - Hey Good Lookin'
(with Dwight Yoakam & David Hidalgo)
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