2016/4/30

ジャズフェス後半2日目4/29(金)  ニューオーリンズ

ジャズフェス2日目。見たものです:
Feufollet, J. Monque'D Blues Band w/Lil' Creole Wild West, Jeffery Broussard and the Creole Cowboys, Bonerama, Creole String Beans with special guest T.K. Hulin, Raw Oyster Cult and some Fishy Friends, John Boutté, Irma Thomas, Los Lobos perform La Pistola Y El Corazón, 101 Runners, C.J. Chenier & the Red Hot Louisiana Band

この日は、雲が多めながら雨は降らず、ジリジリと日が照りつける一日でした。Feufolletは、土曜日に夜のコンサートで見ようと思っているので、ちらっと2曲くらい。お子様バンドだったのが、普通のバンドになったなあなんて思いながら見てました。

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J. Monque'D
w/Lil' Creole Wild West

J.モンキDは、最後のGot My Mojo Workin'で締めるブルースショーを見せてくれましたが、この人のいいところはそういうショーの中にもニューオーリンズを感じさせる演出があるところだと思います。マルディグラ・インディアンの子供たちを登場させて、一緒に歌い踊り、楽しい雰囲気に包まれていました。

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Jeffery Broussard

ザディコでは、一度見てみたかったジェフリー・ブラッサードを見ることができました。ノリのよさの中にもゆるさもあって、実にルイジアナな気分満載のライヴ。インストやドラマーがヴォーカルを取る曲も意外と多く、ジェフリーの歌はそれほど多くなかったように思いますが、彼は歌うときもずっと、楊枝をくわえているのがなんだか面白かったです。人のいい小チンピラみたいな風貌でした(笑)。

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Creole String Beans with Bill Kirchen (center)

ルーサー・ケント&トリック・バッグリリアン・ブッテも気になりましたが、続いて見たのはクレオール・ストリング・ビーンズ。ロックンロールやR&Bのオールディーズをやるパーティー・バンドで、新しさはないけどとにかくご機嫌なのです。出たばかりの新譜の曲目を中心とした本当に楽しくカッコいいライヴでした。途中ゲストにスワンプポップの歌手、T.K.ヒューリンが登場し、”I’m Not A Fool Anymore”などを熱唱し盛り上げました。ゲストはそれで終わりかと思いきや、事前のアナウンスがなかったもう一人のゲストとして、ビル・カーチェンが出てきて更に盛り上がりました。最後は、スカ"Boom Boom"でにぎにぎしく締め、約70分のライブは終了。いやぁ、いいショーでした。

ジョン・ブッテアーマ・トーマス、この二人が重なっているのは何とも苦しい。どちらもものすごくみたいのに…。ブッテの方が先に始まるので、その間だけ彼を見てアーマへ移動しました。残念だけど、仕方ない。でもブッテも20分くらいは見ることができました。元気そうでした。アラン・トゥーサンに捧げてSouthern Nightsをやっていたのは印象に残りました。

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Irma Thomas

そしてアーマ!だいぶ年を取ったんだろうなと思いながら登場を待ちましたが、いやいやなんの。以前と変わらぬ若々しさで、堪能しました。"I'm Gonna Hold You To Your Promise"から始まり、Ruler of My Heart、I Wish Someone Would Careなどの古い名曲もばっちり。そして、「次の曲は、自分じゃない誰かさんが有名にしてくれたけど、自分の方が先にやったのよ。そして私の方がうまくやったわ」といい"Time Is On My Side"へ。これはあまりやらないので、うれしい選曲でした。

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セカンドラインタイムでお客さんも大盛り上がり

終盤にはI Done Got Overからのセカンドラインタイム。僕は、もうこれを待っていたので、白いナプキンを用意してスタンバイ。周囲の人に配っちゃいました。もう、最高に盛り上がりました。

これで終わりかと思ったら、最後はしForever Youngを観衆に捧げて熱唱。これは前回の来日のときと同じパターンですが、気分は一転目頭が熱くなりました。アーマはやはりいつ見てもいいですね。

しかし、アーマと最後が重なっていたのがロスロボス。アーマのバンドが終わるか終わらないかのタイミングでフェイドードー・ステージへダッシュしました。幸いアーマが少し早めに終わり、ロスロボスはセッティングに時間がかかっていたのか、ちょっと遅れたので、どちらも欠けることなく見ることができました。

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Los Lobos (perform La Pistola Y El Corazón)

ロスロボスは人気なんですね。フェイドードーはあまりこのステージでは見ないほどのすごい人で溢れていました。今回のセットはLa Pistola y El Corazonをプレイするというもので、全部丸ごとアコースティック、全部メキシコのフォークソングという特別セットでした。

La Bambaもリッチー・ヴァレンズ風ではなくトラディショナルな感じでやっていたし、Volver, Volver, Anselmaなど普段のセットではそれほどやらない曲もたっぷりやってくれて非常にいいセットでした。

この日の締めは、カーク・ジョセフに山岸潤史が参加してずっしりファンキーな101ランナーズC.J.シェニエとハシゴして終わり。ポール・サイモンやエルヴィン・ビショップも気になってのですが、まあこれくらいにしておかないとどれも中途半端になってしまいますよね。うーむ、悩ましい。

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101 Runners (w/山岸潤史)


[5/15/2016追記]
写真を追加。文章もCreole String Beansの部分などを追記。
















4月22日 4月23日 4月24日 中日1 中日2 4月28日
4月29日 4月30日 5月1日 写真集1 写真集2 入場料
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2016/4/29

Happy Birthday, Mr. Rush  ブルース

出先なので、簡単ですが4月29日はブルース・ギタリスト/シンガー、オーティス・ラッシュのお誕生日です。1935年生まれなので81歳になったはず。おめでとうございます。

2004年に脳梗塞で倒れて以来お姿を見ることは稀ですが、いつまでも元気でいてほしいと思います。
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2016/4/29

ジャズフェス後半初日4/28(木)  ニューオーリンズ

ジャズフェス後半初日。僕が見たのは以下の通り:

Colin Lake, Savoy Family Cajun Band, Mia Borders, Geno Delafose & The French Rockin' Boogie, Bruce Daigrepont Cajun Band, Gary Clark Jr., Tedeschi Trucks Band & Friends feat. Jimmie Vaughan & Billy F. Gibbons

この日はコリン・レイク、ジーノ、テデスキはフルセットで見ました。天気が悪かったこともあり、あまりふらふらしない一日でした。

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Colin Lake

朝方は曇っていたものの、なんとか天気は持ちこたえていたのですが、11:20にコリン・レイクが始まると間もなくパラパラと雨が。暫くすると本降りになってきたので、レインコートを着ての鑑賞になりました。フェイドードー・ステージに移ってサヴォア・ファミリーが始まった頃には、もうシャレにならないほどの豪雨に。ぬれて気持ちいいなんてレベルではなく、音量は大きかったにも関わらずレインコートに打ち付ける雨がうるさいほどで、しかも目に雨が大量に入ってくるので視界がかすむのです。ルイジアナらしい雨でした。

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Geno Delafose

あっという間に会場はいたるところに巨大な水たまりができ、一面ぬかるみだらけです。ブルース・テントでジーノ・デラフォースを見ていた頃は雨はだいぶ弱くなっていたのですが、途中からまた最強になってきました。しかも、雷も鳴っています。近くで落ちまくっているようで、テントの中まで聞こえました。

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相変わらずノリノリだったBruce Daigrepont

しかし、このあと急に雨は止み、強い日光が差し込み、この日は夜中まで雨は降りませんでした。そのおかげで、最後がっつり見たテデスキ・トラックス・バンドは気持ちよく見ることができました。足下はドロドロでしたが。彼らはわずか数週間前に東京で見たばかりだったので、また見なくても、とも思ったのですが、東京公演があまりにも素晴らしかったのと、ゲスト付きということもあり、早めに前の方に場所を確保して開演を待ちました。

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雨は止みましたがあたり一面激しくぬかるんでいます。

裏番組ではチューバ・スキニー(特に見たかった)、パイン・リーフ・ボーイズ、エルヴィス・コステロなどが気になったのですが、結果的には見てよかったという内容のライブでした。オープニングがMade Up Mindというのは武道館公演と同じですが、Keep On Growingや、アンコールでLet's Get Stonedをやったのがポイントでしょうか。既にセットリストがあがっていました。

Apr 28 2016
Tedeschi Trucks Band Setlist, at Fair Grounds Race Course
New Orleans, LA, USA
http://www.setlist.fm/setlist/tedeschi-trucks-band/2016/fair-grounds-race-course-new-orleans-la-73f13259.html

ゲストも面白かったのですが、彼らがいないときの方が断然良かったです。ゲストはあくまでもイベントですね。でもジミーがやったI Like It Like Thatはバンドのメンバーでヴォーカルをまわすところがかっこよかったし、ノリがよかったので、楽しめました。一方ビリー・ギボンズは歌も歌わず、ちょっと?な登場でしたね。

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ゲストが入って華やかなTedeschi Trucks Band

夜はフレンチクオーター周辺でお買い物をしたあと、バイウォーター地区のPizza Deliciousというピア屋さんで夕食。僕が食べていたら、ジョン・クレアリーが入ってきたのはちょっとびっくりしました。

そしてヴォーンズ・ラウンジへ。深夜までコリー・ヘンリーのファンクテットで大いに盛り上がりました。ギターは、山岸さんでした。聞いたら、この日だけの助っ人とのことでした。小さなラウンジにすし詰め状態でのライヴはつかれましたが、ファンキーで勢いのあるサウンドに満足。2時過ぎになおも続く演奏をあとにし、帰路につきました。(と言っても泊まっているのはこのすぐそばなのですが)

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Vaughan's Loungeは
Corey Henryの演奏で熱気に溢れていました。
















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2016/4/28

ジャズフェス中日も今日でおしまい  ニューオーリンズ

明日4月28日からジャズフェス後半4日間が始まります。中日二日目の26日は、午前中に自転車に乗ってセントクロード橋を超え、カトリーナで甚大な被害を受けたロウワー・ナインス・ワードまで行ってきました。被災間もない2006年に行って以来10年ぶりです。

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ファッツ・ドミノ宅

まず、ファッツ・ドミノのおうちに行ってみましたが、ここは周囲も含めてきれいになっていましたね。しかし、裏通りを進んでみると、特に決壊した用水路の堤防近くになるとまだまだ空き地だらけ。空っぽになったまま未だ放置された家もちらほらありました。まだまだ復興したと言える状況からは遠いようです。

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放置されたままの家


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空き地もまだ多かったです

一方で新しい家もそこそこ建っていて、白人の住人らしき人も見かけました。通りを歩いている人の殆どはアフリカ系ではありましたが、この地域も変わりつつあるのかも知れないですね。

午後は、ポンチャートレイン湖を超えて、アビータビールのパブでビールとランチを。ついついおいしいので飲み過ぎました(汗)。

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長ーい橋を渡って向こう岸へ

27日は、ウォッシュボート・チャズ主催のチャズフェスへ。当初は会場が使えないのでやらないという話だったのですが、使えるようになったということで、開催の運びとなりました。しかし、会場は今後売却され、なくなってしまうようで、今回が最後のフェスだということです。

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こんな感じののんびりとした会場です。

Truck Farmと呼ばれるその会場は、広めの裏庭という感じで、そこにステージや売店を作ってのフェスは、ジャズフェスのような大々的なものと違い、大きめなホームパーティといったおもむき。地面には芝がはえ、頭上には木が生い茂り、なんだか心地よいゆるーい空間でした。食べ物や飲み物のブースも数は多くないけど、おいしいものがあり、ジャズフェスと比べれば良心的な値段です。サンドイッチや生ガキ、マルガリータ、ビールなど舌鼓をうちました。


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ウォッシュボード・ロデオ

そんなところで、まだ人が少ない正午からチャズのバンド、ウォッシュボード・ロデオがフェスの先陣を切って演奏を始めました。カントリー色も入った気持ちいいサウンドで、会場の雰囲気にもよく合います。彼らがやったメイン・ステージと端の方にある小さなサブステージの2つが用意され、交互にやることでノンストップで音楽を提供できる仕組みになっていました。

しかし!メインのステージで次のバンド、サボトゥアーズが演奏している最中に雨が降り出したと思ったら、あっという間に豪雨に。雷も鳴り、音楽はいったん中止をせざるを得ない状況となりました。初めて聴くバンドでしたが、エルヴィスの"Don't”をレゲエ調に料理をするなどなかなかいい演奏をしていたので、非常に残念。

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大粒の雨に雷もガンガン鳴っていました。

あまりのすごい雨に、お客さんは殆どみな売店のあるひさしの下に移動し、飲み物を飲みながらひたすら雨があがるのを待つ状況。そんな中、次のアクト、TBCブラスバンドがお客さんのひしめき合うひさしの下に現れ、楽器を取り出し方と思うと、元気よく演奏し始めました。さすが、機動力のあるブラスバンドらしい対応です。これには多いに盛り上がりました。

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TBCブラスバンド

彼らのセットが終わった頃には雨も殆ど止み、ステージの方でフェスは続行しました。多種多様な音楽性のバンドが出ていましたね。そしてどのバンドにも、チャズがゲストで飛び入りするんです。さすがチャズフェスというだけはありますね(笑)。

途中、ラファイエット・スクウェアでやっているカーミット・ラフィンズのフリーコンサートが気になり、いったん会場をあとにしてそちらへ移動。そこでここも大いに盛り上がっていました。ジャズフェスのセット同様、プリンスのPurple Rainをやり、ゲストに菊池はるかさんやヴォーカリスト(名前を聞きそびれた)が出てきたりと見せ場も多く、さすがカーミットだなと思わせました。

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ラファイエット・スクウェアでは
大勢の観衆がカーミットの演奏を聴いていました

チャズフェスに戻ると、ハッピー・トーク・バンドが始まったところでした。彼らは一度見てみたかったので、間に合ってよかった!ヘヴィでレイドバックした独特のサウンドは、この日のライヴでも健在でした。チャズもどのステージにも出ていて忙しそうでしたが、ギターのアレックス・マクマレーも半分くらいは彼が参加するバンドだったのではないでしょうか。ずっと出ずっぱりですごいなぁ。

そして、メイン・ステージの締めはニューオーリンズ・クレズマ・オールスターズ。以前とだいぶメンバーが変わったようですが、イケイケなノリは変わらず、気がつけば、お客さんは輪になって狂ったように踊りまくっていました。

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ニューオーリンズ・クレズマ・オールスターズ


雨には参ったけど楽しい一日でした。
で、ジャズフェスに備えてもう寝ます。















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2016/4/26

今日から3日間はジャズフェス中日です。  ニューオーリンズ

ジャズフェス前半3日間が終わり、25日から27日までの3日はフェスのない「中日」。今日は自転車で、街を駆け抜けました。今計算してみたら、なんだかんだで20km近く走っていたみたい。

最近改装されてミュージアムになったというプロフェッサー・ロングヘア宅、それに伝説的なダンスホールがあったデュードロップインに行ってみました。

ロングヘア宅は、表にOPENというサインが掲げられ、呼び鈴を鳴らすよう書いてあったのですが、鳴らしても応答なし。建物は裏通りの住宅街の一角にあるので、ジャズフェス期間中でも人が訪れるような雰囲気ではなかったです。ちょっと中を見てみたかったな。

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プロフェッサー・ロングヘアの玄関
(1738 Terpsichore Street)


デュードロップインは戦前戦後のニューオーリンズのブラックミュージックの要となったとても知れたクラブですが、1970年に閉店してから放置されている状態。最近復活させようという動きがありますが、今のところ放置されたままでした。格子があったものの、その奥のドアが開いていたので、ちょっとだけ中の様子が見えました。

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デュードロップインの建物

あとは、ルイ・アームストロング公園に行って、ルイ・アームストロングやバディ・ボールデンの銅像を拝んだり、コンゴ・スクエアでぼーっとしたり、J&Mスタジオ跡に行ってみたりと、なかなか我ながらミーハーだなぁ、と(笑)。

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ルイ・アームストロング公園の中にあるコンゴ・スクエア

これらが位置するランパート・ストリートは新しい路面電車を作るために、今中央分離帯が大工事の状態で、以前とは別物のような光景になっています。J&Mスタジオは、以前ここら辺を通ったときには見つけられず、今回は絶対に見逃さないと思ってきたのですが、あまりにも普通のクリーニング屋さんになっていて、なるほどだから見逃したんだなとなぜか納得しました。でも入り口には、歴史的建物であることを示す看板がちゃんとありました。

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かつてコジモ・マタッサのJ&Mスタジオがあった建物

夜は、フレンチクオーターのハウス・オヴ・ブルースでの恒例WWOZピアノナイト行きました。昨年急逝したアラン・トゥーサンがテーマで各アーティストともトゥーサンの曲をいろいろやってくれました。7時間近いコンサートでしたが、それぞれの個性が出て面白かった。特に初めて聴いたモンティ・アレクサンダーは、ジャズとレゲエとR&Bのミックス具合がいかしていました。トゥーサンのやった曲としてBright Mississippiを独自の解釈でやっていましたよ。
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WWOZピアノナイト
(Monty Alexander & Harlem Kingston Express)

















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