2014/8/19

ロッキン・ジョニー来日公演  ブルース

シカゴより、ブルース・ギタリストのロッキン・ジョニー・バーギン(Rockin' Johnny Burgin)が久々の来日公演を行います。1990年代にシカゴのシーンでロッキン・ジョニー・バンドで登場、デルマークよりアルバムを出すなどして注目された彼ですが、その後活動をしばらく休止していた模様。2010年より復活し、この度15年ぶりの来日を果たすこととなりました。

1969年生まれ。白人ながらパイントップ・パーキンズ、サム・レイ、テイルドラッガーらヴェテラン黒人ブルースマンらとの共演歴も豊富で、正統派シカゴ・サウンドを継承するひとりとして定評のある人です。

今回は日本のオールスター・バンドとの共演と言う形のツアーになるようです。

以下、Yoshimi HirataさんのFacebookページからの転載です。(一部補足しました。)

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来たる今年の11月、"New King of the Westside Chicago Blues Guitar"こと、Rockin' Johnny氏がシカゴより来日することになりました!
福島、仙台、東京、名古屋、京都、大阪とライブ8公演、+ギタークリニック2公演も予定されてます。実に15年ぶりの来日ツアー、どうぞお見逃しなく!!

【ROCKIN' JOHNNY - JAPAN TOUR 2014】
■11/21(金) 福島 なまず亭
19:00open 20:00start  前売り¥3000 / 当日¥3500
福島市栄町11-10 3F tel:024-522-7013

■11/22(土) 仙台 HEAVEN
19:00open 19:30start  前売り¥3000 / 当日¥3500
仙台市青葉区国分町3-1-12 B1F  tel:022-268-2771

■11/23(日) 東京 Bright Brown
19:00open 20:00start  ¥2800
中野区中野5-59-9 2F tel:080-3024-4685

■11/24(月) 東京 JIROKICHI
18:30open 19:30start  ¥3500
杉並区高円寺北2-3-4 B1F tel:03-3339-2727

■11/26(水) 東京 BLUE HEAT
19:00open 20:00start  ¥3000
新宿区舟町7 B1F tel:03-3355-7799

■11/28(金) 名古屋 Slow Blues
19:00open 20:00start ¥3000
名古屋市名東区名東本通り3-3 5F tel:052-704-5815

■11/29(土) 京都 OOH-LA-LA
18:30open 19:00start ¥2500
京都市右京区西院東今田町20 tel:075-925-8121

■11/30(日) 大阪 Chicago Rock
19:00open 19:30start ¥2500
(同日のRED HOUSEギタークリニックに参加者された方には1drinkサービス!)
大阪市北区天神橋2-5-15 B1F tel:06-6356-0772


【Rockin' Johnny ブルースギタークリニック&ミニライブ】
■11/25(火) 東京 Bright Brown
19:00open 20:00start ¥1500

■11/30(日) 大阪 RED HOUSE
13:00〜14:30 ¥1500(1drink含)
堺市堺区北三国ヶ丘町7-4-15 tel:072-228-7840

【Rockin' Johnny: ロッキンジョニー】
90年代初頭よりシカゴで活動を開始し、数々のブルースレジェンドとの共演を経験、正調シカゴウエストサイドブルースに深く根ざしながらも独自のブルースを築き上げ、本場シカゴでも”本物のブルースマン”として人気を誇っている。
端正で切れ味鋭いギター、優雅なスライドなどで有名だが、最近ではハーモニカもこなし、本場シカゴで培ったショウマンシップでいつでも観客を唸らせている。
現在はヨーロッパツアーも精力的にこなし、至るところでファンを増やしている。
今回が2度目の来日。前回の来日以来、日本食が大好物。

◆共演しているブルースマン
Dave Myers,Sam Lay, Pine Top Perkins, Big Smokey Smothers, Little Arthur Duncan, Jimmie Lee Robinson, Johnny Dollar, Jumpin’ Willie Cobbs, Golden “Big” Wheeler, Barkin’ Bill, Eddie Burks, John Brim, Prez Kenneth, Robert Plunkett, Tail Dragger, Jimmy Burns, Eddie C. Campbell, L.V. Banks, Billy Boy Arnold, Mary Lane, Jimmy Dawkins, ほか多数

◆これまでにリリースされているRockin' Johnnyのアルバム
"Straight Out Of Chicago" (Delmark, 1998)
"Man's Temptation" (Delmark, 1999)
"More Real Folk Blues" (Midwest Artists, 2002)
"Now's The Time” (Independent, 2010)
"Grim Reaper" (Delmark, 2012)

◆影響を受けたブルースマン
Magic Sam, Earl Hooker, Fenton Robinson, Hip Linkchain, Son Seals, Willie James Lyons, Mel Brown, Big John Wrencher など

http://www.rockinjohnnyband.com/
http://rockinjohnny.chicagoblues.jp/

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2014/8/18

夏フェス観戦備忘録  音楽全般

サマソニで見たアーティストです。自分用備忘録です。ちょこっとだけの人達も含んではいますが、結構見ました。殆どメッセ側にはいなかったですね。雰囲気的にはガーデンステージ周辺が海も見えて一番気持ちのいい空間でした。ここで見た2組(前野健太、矢野顕子)もどちらも素晴らしい歌を聴かせてくれました。

マリン・ステージは早い時間は、すきすきでのんびり見れていいですが、人が混んで来ると大変でした。アークティック・モンキーズのときは2階スタンドまで結構びっしりと埋まっていてビックリでした。ロバート・プラントが終わり、退場するときも、彼らを見たい人達が流入して来て、出るのも一苦労。すごい人気ですよね。

August 16 (土)
FOLKS (Mountain)
Happy (Sonic)
Reignwolf (Marine)
The Diders (Island)
Vintage Trouble (Marine)
Getunova (Island)
前野健太とソープランダーズ (Garden)
Babymetal (Mountain)
The 1975 (Marine)
Superfly (Marine)
Robert Plant and the Sensational Space Shifters (Marine)
Pete Rock & CL Smooth (Beach)
De La Soul (Beach)
Arctic Monkeys (Marine)
矢野顕子 (Garden)

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ついでにフジロックは土日こんな感じで見ております。欲張りだよなぁ、我ながら。あと、ロープウェイで山のてっぺんに行ったら、そこでも何かやってたけど、誰だか判りません。

Jul 26 (土)
The Inspector Cluzo (Red Marquee)
ウルフルズ (Green)
White Lung (White)
アトミック・カフェ・トーク (津田大介x大友良英)
加藤登紀子 (Field of Heaven)
Narasirato (Orange Court)
Jonathan Wilson (Field of Heaven)
Preservation Hall Jazz Band (Orange Court)
The Lumineers (Field of Heaven)
Phil Lesh & The Terrapin Family Band (Field of Heaven)
Fanfare Ciocarlia (Orange Court)
Manic Street Preachers (White)

July 27 (日)
Ozomatli (Green)
Jungle By Night (Orange Court)
bonobos (Field of Heaven)
Blueside of lonesome with Ozaki Brothers (木道亭)
John Butler Trio (Green)
Norman Watt Roy (Field of Heaven)
Preservation Hall Jazz Band (Cafe de Paris)
The Roosters (Green)
憂歌団 (Orange Court)
The Skatalites (Field of Heaven)
Syl Johnson & Bobby Rush (Orange Court)
Shoka Okubo Blues Project (Rookie A Go-Go)
The Pogues (Green)
blues-the-butcher-590213 (苗場食道)

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しかし、いつも思うんですが、こういう複数ステージのフェスでの行動って、音楽の好み以前にその人の性格が出ますね。中には、同じステージから殆ど動かない人もいたり、はたまた音楽も聴かずに端の方で爆睡している人もいたりしますが、僕には考えられない。タイムテーブルを見ていると、あれこれ気になりすぎてついついあちこち移動してしまいます。見るべきものはがっつり見ますけどね。
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2014/8/18

Robert Plant見に行きました  ロック

実に18年振りのロバート・プラントの来日公演です。前回はジミー・ペイジとの公演だったので、プラントのソロとしては1984年以来30年振りのはず。今回はサマーソニックのみの公演ということで、初めてこのフェスに行ってきました。場所は、フェス最大の会場、QVCマリンフィールド。その前にやっていたSuperfly、The 1975から見ていい位置をキープ!(^.^)

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こんな位置でしっかり見ました!

冒頭、スキン・タイソンがアコギをアドリブ的につま弾き出します。そのギターはやがて"Baby I'm Gonna Leave You"のイントロへと変わって行きました。おお、いきなり頭からツェッペリンとは!やられた感じです。

プラントが歌い出した瞬間、興奮した客の猛烈な押し合いが始まりました。もうもみくしゃです。なかなか過酷な環境でのライヴ鑑賞。僕の前にいた女性がひとり気分が悪くなったらしく、警備員に抱えられて連れ出されていました。

見た目は歳を重ねた感のあるプラントですが声はまだまだ若々しく、紛れもないあのプラントの歌声です。この曲がレコーディングされたのはもう46年も前。当時20歳の若さであの歌いっぷりというのも大したものですが、66歳を目前に控えて同じ様に歌えるのもすごいことですよね。

時間が1時間5分ほどと短かったのもありますが、この日の演目10曲の実に半数、5曲がツェッペリンの曲という内容でした。あとは3曲が新曲で、新曲かZEPPか二者択一の様なセット。ツェッペリンの曲も"Black Dog"はガンビアのミュージシャン、ジュルデ・カマラの1弦ギター(?)をフィーチャーしたアフリカン・バージョンで、ツェッペリンと言うよりは今のプラントのサウンドということなのでしょう。

他のツェッペリンの曲もそういう意識の下で選曲されている様に思いました。ツェッペリンのベスト的なものとは一味違うひねりが入っています。で、今のプラントのサウンド、いいんですよ。彼流ワールド・ミュージックというか、世界観の広がりを感じます。間もなく出る予定の新譜が楽しみです。

とは言え、"What Is And What Should Never Be"、"Whole Lotta Love"の2曲では、ストレートにツェッペリン流ハードロックを押し出していましたね。特に前者はまさかやるとは思っていなかったので、とろけそうになりました。ジミー・ペイジがレコードでやっていた展開部のギターのステレオ効果は、ギタリストが2人が交互に弾くことで見事に再現していました。しかもこのときだけ、2人ともレスポール!

プラントの出番直前までかなり雨が降っていたのですが、始まると小降りになり、3曲目を終えた頃には日も見えて来ました。新曲"Rainbow"をやった際には、のぞいた晴れ間から虹が。演出にしても出来過ぎという一瞬でした。

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"Rainbow"がプレイされたとき、上空に虹が

いいライヴでした。単なるリップサービスかも知れませんが、プラントは「すごく近いうちにまた会いましょう」と言ってステージを去って行きました。単独公演が近々実現します様に。

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Robert Plant and the Sensational Space Shifters
Summer Sonic Tokyo (QVC Marine Field)
Sat., August 17, 2014
17:40-18:45

[Setlist]
Baby I'm Gonna Leave You (Led Zeppelin)
Tin Pan Valley (Mighty ReArranger)
Turn It Up (新曲)
Black Dog (Led Zeppelin)
Rainbow (新曲)
Going To California (Led Zeppelin)
Little Maggie (新曲)
What Is And What Should Never Be (Led Zeppelin)
Fixin' To Die (Bukka White)
Hoochie Coochie Man〜Whole Lotta Love (Led Zeppelin)
 (途中ボ・ディドリー/Who Do You Love?の一節も)

[Personnel]
Robert Plant - vocals, tambourine
Justin Adams - guitar, percussion
Billy Fuller - bass, backing vocals
David Smith - drums
John Baggot - keyboards
Liam "Skin" Tyson - electric & acoustic guitar, banjo, backing vocals
Juldeh Camara - riti, vocals

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2014/8/13

菊田俊介、Demetria Taylor@原宿La Donna  ブルース

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菊田俊介& Demetria Taylor

シカゴからやってきたブルース・シンガー、デミトリア・テイラーを迎えたブルース・セッションが去る7月22日、原宿のラ・ドンナで開催されました。ギタリストの菊田俊介を中心にしたラインアップで、デミトリアと菊田は、その翌週末のジャパン・ブルース・フェスティバル(青森市)出演のための来日でしたが、一足先に東京でセットされたギグでした。

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永井"ホトケ"隆(vo., gt.)を特別ゲストに迎え、彼とともにウェストロード・ブルース・バンドで活躍した松本隆(ds.)、シカゴ録音のデビュー作をリリースしたばかりのLee (key.)、菊田のバンドでプレイした経験もある片野篤(b.)といった面々が参加。休憩を挟んで2時間以上の演奏を繰り広げました。

1部、2部とも菊田さんのソロ曲からスタート。続くホトケさんはマディ・ウォーターズ・モデルのテレキャスターを持って登場。各3曲程やってくれました。ヴォーカルだけでなく、ギターでもその腕前を充分披露しましたが、本人いわく「自分はギターなんか弾かなくていいと思うんだけど、一緒にやっていたいいギタリストが亡くなってしまうものだから仕方なく」なんだそうです。いやいや、そんなことはないでしょう(笑)。
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永井"ホトケ"隆

デミトリア・テイラーは2011年の来日のときにもこの会場で歌っていますが、あのときよりも明らかにノリがよく、バンドとお客さんをぐいぐい引っ張って盛り上げてくれました。客席には、この日の朝、公演先のヨーロッパから到着したばかりというカルロス・ジョンソンがいましたが、後半のセットでホトケさんのギターを借りて飛び入り。デミトリアの歌3曲で熱演を披露しました。菊田さんとのバトルも聴けて、嬉しいサプライズでしたよ。僕は青森は行けませんでしたが、あちらも盛り上がったようですね。

アンコールは、カルロスは参加しなかったものの、お客さんもステージに上げて、全員で"Sweet Home Chicago"で賑々しく締めました。時差ボケを押してプレイしてくれたカルロスにも感謝です。今回は彼の東京公演は予定されていなかったので、貴重な経験となりました。
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Carlos Johnson


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菊田俊介とCarlos Johnsonのギター・バトル

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CHICAGO BLUES TODAY: Shun Kikuta and Chi-Town Friends
Harajuku La Donna
Tue., July 22, 2014

[1st Set] 19:10 -19:55
1. Mr. Air
2. Take A Little Walk With Me (Takashi "Hotoke" Takashi)
3. So Many Roads (Takashi "Hotoke" Takashi)
4. Blow Wind Blow (Takashi "Hotoke" Takashi)
5. Voodoo Woman (Demetria Taylor)
6. I'm A Woman - Hoochi Coochie Woman (Demetria Taylor)
7. When You Leave Don't Take Nothing (Demetria Taylor)
8. Tryin' To Make A Living (Demetria Taylor)

[2nd Set] 20:10-21:35
1. Chicago Midnight
2. Don't Want No Woman (Takashi "Hotoke" Takashi)
3. Mary Had A Little Lamb (Takashi "Hotoke" Takashi)
4. Big Boss Man (Takashi "Hotoke" Takashi)
5. Goin' Back To Mississippi (Demetria Taylor)
6. Cherry Red Wine (Demetria Taylor & Carlos Johnson)
7. Bad Girl (Demetria Taylor & Carlos Johnson)
8. Wang Dang Doodle (Demetria Taylor & Carlos Johnson)
-encore-
9. Sweet Home Chicago (all, except Carlos)

[Personnel]
Shun Kikuta - guitars, vocals
Teruo Matsumoto - drums
Rie "Lee" Kanehira - keyboards
Atsushi Katano - bass
Demetria Taylor - vocals
Takashi "Hotoke" Nagai - vocals, guitar
Carlos Johnson - guitar, backing vocals
Mike Koshitani - MC
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2014/8/12

プリザヴェーション・ホール・ジャズ・バンド来日公演  ニューオーリンズ

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プリザヴェーション・ホール・ジャズ・バンドは、新譜「That's It!」リリースを受けての来日。僕はフジロック・フェスの2公演とブルーノート東京の最終公演を見ました。シャノン・パウエルのバンドとは客層は全く違っていて、特にブルーノートでは、老若男女幅広い層が来ている感じ。フジロックでは、フェス参加者の傾向ということでしょうが、より若い層が多かったように思います。

このバンド名義では1976年に一度来日したことがあるそうですが、さすがに38年前とあっては前回の来日を経験しているメンバーは今回のラインアップにはいないはず。しかし、フジロックでベン・ジャフィーは開口一番「38年ぶりに日本に戻って来れて嬉しい」とあいさつ。バンドとしての伝統が続いていることを印象づけました。

ベンは、バンド創設者の故アラン・ジャフィーの息子で現在43歳。メンバーの中では若手の方ですが、Creative Directorという肩書きで事実上バンドのリーダーを務めています。彼はブルーノートでは、後方で黙々とベースを弾いていましたが、フジロックでは前に出て来ることも多く、存在感を示していました。

新譜もそうだったように、トラディショナル・ジャズの再構築というか、古き中にも新しさがあるとでも言ったらいいでしょうか?オリジナルの新曲もキング・オリヴァーの古い名曲も違和感なく混ざり合い、いきいきと演奏されていました。プロフェッサー・ロングへアの"Go To The Mardi Gras"などR&Bの曲もやっていましたが、分け隔てなく彼らのサウンドの一部になっています。

元来ニューオーリンズ・ジャズを特徴づける楽器であるはずのバンジョーが今の彼らにはなく、ダブルベースとスーザフォンという低音楽器が2つ入っているのは特徴的と言えます。特にアタックの強いロネル・ジョンソンのスーザフォンは、ブラスバンド的な響きを持っていて、これがバンド全体のノリにプラスの影響を与えていました。

フジロックのオレンジコードでのライヴは、ステージが広かったので、メンバーもステージを動き回りながらステップを踏んだりノリノリで、観客も踊って楽しい雰囲気でした。"Bourbon Street Parade"が始まると、あらかじめ配られていた傘があちこちで舞うパレード状態に。やっぱりこれがニューオーリンズ・スタイルですね。さすがに、すし詰めになったブルーノートではこの演出はなかったですが。

フジロックではフロントの面々はずっと立ってプレイしていましたが、ブルーノートでは椅子が出され、基本的に座っての演奏。曲のクライマックスになると全員で立ち上がってプレイするというスタイルは、いかにもジャズクラブ・マナーでした。

"Rattlin' Bones"で腰をくねらせてのダンスを披露しながら歌ったフレディ・ロンゾ、"Dear Lord"で教会のプリーチャーのような強力な歌を聴かせたロネル・ジョンソン。メンバー各々が個性を発揮していたのもよかったです。中でもメンバー最年長、82歳のチャーリー・ゲイブリエル (cl, sax)が"Come With Me"で聴かせた歌声は、味わい深く、ニューオーリンズの古風な町並みにタイプスリップしたかのような気分にさせてくれました。彼のクラリネットの音がまた瑞々しく、そんなお年とは忘れてしまうほど。笑顔の素敵な元気なおじいちゃんでした。

セットリストは毎回結構変わっていたようです。フジロックのカフェドパリでやっている"Trombone Freddie"は実際にはベッシー・スミスの"Trombone Cholly"で、フレディ・ロンゾのトロンボーンをフィーチャーした形です。僕が見たセットでは、いずれも定番曲「聖者の行進」はやりませんでした。そんなところにも彼らの姿勢が現れているように思います。定番をやるだけで終わらせたくないという気持ちが強いのでしょう。ブルーノートの最終回では新譜の曲中心の展開でした。でも、古き良きニューオーリンズをしっかり感じさせてくれましたよ。それは素晴らしいことですね。

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フジロックのオレンジコートでは、バンドの大きいバックドロップも登場


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PRESERVATION HALL JAZZ BAND
Fuji Rock Festival (Orange Court)
Sat., July 26, 2014, 17:10-18:20

Go To The Mardi Gras
Shake That Thing
Bourbon Street Parade
Dippermouth Blues
Tootie Ma Is A Big Fine Thing
St. James Infirmary (slow)
St. James Infirmary (up-tempo)
Sugar Plum
Little Liza Jane
That's It!
Dear Lord (Give Me Strength)

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PRESERVATION HALL JAZZ BAND
Fuji Rock Festival (Cafe du Paris)
Sun., July 27, 2014, 16:00

Bourbon Street Parade
St. Louis Blues
Trombone Freddie
Halfway Right, Halfway Wrong
El Manisero (Peanut Vendor)
Dippermouth Blues
That's It!

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PRESERVATION HALL JAZZ BAND
Blue Note Tokyo
Tue., July 29, 2014

[2nd set] 21:58-23:20
Go To The Mardi Gras
That's A Plenty
Bourbon Street Parade
Peanut Vendor (El Manisero)
Basin Street Blues - band intros
Come With Me
I Think I Love You
Sugar Plum
August Nights
Halfway Right, Halfway Wrong
Rattlin' Bones
That's It!
-encore-
Dear Lord (Give Me Strength)

[Personnel]
Ben Jaffe - bass, percussion, backing vocals
Mark Braud - trumpet, vocals
Charlie Gabriel - clarinet, tenor sax, vocals
Clint Maedgen - tenor & baritone sax, vocals
Joseph Lastie Jr. - drums, backing vocals
Freddie Lonzo - trombone, vocals
Rickie Monie - piano
Ronell Johnson - sousaphone, trombone, vocals

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【ツアー日程】
2014年7月26日(土)フジロック・フェスティバル(17:10, Orange Court)
2014年7月27日(日)フジロック・フェスティバル(16:00, Café de Paris)
2014年7月28日(月)、29日(火) ブルーノート東京(南青山)
[1st]開場5:30pm 開演7:00pm [2nd]開場8:45pm 開演9:30pm
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