2010/6/20

Maria Muldaur & Dan Hicks@Billboard Live  ブルース

原点回帰のようなジャグバンド・アルバムを昨年リリースして楽しませてくれたマリア・マルダー。そのアルバムで、マリアはダン・ヒックスの曲を取り上げ、彼とのデュエットも披露しました。

そして、その二人が日本で共演ライブを行うとあっては、これは行かない訳には行きません。しかも、バンドにはチャールズ・ブラウンのバンドで活躍した名手ダニー・キャロン(gt.)とルース・デイヴィーズ(b.)もいます。願ってもないメンツが揃って、かなり興奮気味。

ライブはマリア4曲、ダン4曲、2人のデュエット6曲という構成。時間は75分程度で、正直ちょっと短いなと思いましたが、内容は最高でした。2人の持ち味は言う事なかったですが、とにかくダニー・キャロンのギターが素晴らしいとしかいいようがなかったです。”I Gotta Right to Sing the Blues”あたりのジャジーなブルース・ナンバーでの彼のソロは絶品。やっぱ、バックは彼に限りますわ。

マリアは、前回何年か前に見たときも聴かせてくれましたが、”Please Send Me Someone to Love"、熱唱でした。

昨年のホット・リックス来日公演でも独特の存在感で楽しませてくれたダン・ヒックス。今回も、お膳立ては違っても相変わらずの乾いた笑いを誘うマイペースぶりで、うんうんやっぱダン・ヒックスだよね。こんな人他にいないよね。と妙に嬉しくなったのでした。

アンコールは、マリアがファーストで取り上げたダンのナンバー”Walkin' One & Only"。マリアのライブは何度も行ってるけど、彼女がこの曲をライブでやるのは初めてみた。当時は今とは全然違う若々しい美声だったので、これを今歌うとこうなるのかぁと妙に納得。声は変わっても、今の方がブルージーでそれはそれでいいのでした。ダニー・キャロンがここでもギターでいい仕事をしていました。

2人の共演がメインのステージだったので、正直まだまだ個々の曲は聴きたいものもありましたけど、2人の本当に楽しそうな共演に充分満足。マリアの最新作収録の”Life's Too Short”がアルバムと同じ2人の歌声で聴けるなんてしあわせ。“The Sheik of Araby"でカズーのバトルをやり出したには特に笑いました。普段のマリアのライブとは一線を画したほんわか楽しい雰囲気をダンが運んで来てくれた感じ。

マリアも「彼とのライブは本当に楽しい。彼は私をずっと笑わせ続けてくれる」と上機嫌。こんな調子で世界をツアーしたら、大受け間違いなしですよ、きっと。

曲目リストです。全回見に行かれているチュートンさんのmixi日記をみると、前日の2部と同じ曲目のようです。

Maria Muldaur with Special Guest Dan Hicks
Billboard Live Tokyo
Sat., June 19, 201, 2nd set (21:06 - 22:21)

[Maria Muldaur]
I'm A Woman
I Gotta Right to Sing the Blues
Please Send Me Someone To Love
Midnight at the Oasis

[Maria Muldaur & Dan Hicks]
Sheik of Araby

[Dan Hicks]
Canned Music
Smoke That Cigarette
I Scare Myself
The Buzzard Was Their Friend

[Maria Muldaur & Dan Hicks]
Hummin' to Myself
The Diplomat
Life's Too Short
 〜When Elephants Roost in Bamboo Trees

-encore-
Walkin' One & Only

Personnel:
Maria Muldaur (vo.)
Dan Hicks (vo., gt.)
John Burr(p.)
Danny Caron (gt.)
Ruth Davies (double bass)
Bowen Brown (ds.)
2



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