2009/5/31

Allen Toussaint@Billboard Live Tokyo, May 30, 2009  ニューオーリンズ

2009年5月30日(土) 18:00 - 19:30
ビルボード東京
Allen Toussaint(vocals, piano)
Renard Poche(guitar, vocals)
Herman LeBeaux(drums)
Roland Guerin(bass)
Brian ’Breeze' Cayolle(tenor sax, clarinet, vocals)

今回の来日は、寸前まで行けるか判らなかったんですが、公演2日目の1部を観に行ってきました。日記でトゥーサンのライブレポートを書くのももう4回目?

新作「Bright Mississippi」のリリースにあわせたツアー。このアルバムが、トゥーサンとしては異色の古いジャズ・ナンバーのカバー集ということで、ライブがどんな内容になるのか興味津々でした。来日メンバーも前回とあまり変わらないし、新作の曲は1、2曲でお茶を濁して、いつもと同じ調子でやるだろうと思っていましたが、外れでした。

90分のセットの中で新譜からは5曲("Bright Mississippi"、"Egyptian Fantasy"、"Singin' the Blues"、"St. James Infirmary"、"Long Long Journey")。その延長線的なサウンドで、"Bourbon Street Parade"までやり、随分前回とは雰囲気が変わりました。前回はテナー・サックス1本だったブリーズ・カヨーリが今回は、新譜の曲ではクラリネットに持ち替え、トラディショナルなジャズ・サウンドに貢献。"Bourbon Street Parade"では、サッチモばりのヴォーカルも披露しました。

新譜の曲はCDとは編成も違い、そのまんまではありませんでしたが、ライブらしくいきいきとした演奏で実に素晴らしかった!あれがもっとカジュアルなクラブだったら、客席も踊り出したんじゃないかなぁ。

バンドのメンバーは、サックスとドラムスは前回と同じ。ベースがChris SeverinからRoland Guerinに変わり、ギターのRenard Pocheが加わるという編成。

Pocheはちょっと前までドクター・ジョンのバンドにいた人で、結構目立ちたがりやさんっぽいので、今回のトゥーサンのサウンドにあうのかな?なんて思いましたが、そんな心配は無用でした。冒頭2曲続いたジャズ・ファンクっぽいなインストナンバーでは、結構弾きまくってましたが、その後は曲調にあわせたメリハリのあるプレイで好サポート。"Bourbon Street Parade"では、彼の刻むリズムがまるでバンジョーのような音をしていて、ちょっとビックリ。ミュートしながら弾いていたんだと思いますが、芸の細かさはさすがだなと思いました。

新作の曲が多かった分、トゥーサンの有名曲はあまりやらなかったので、ちょっと残念ですが、今回はこういう趣向ということで納得です。それでも、"Yes We Can Can"、"Certain Girl"から始まるR&Bメドレー、"Southern Nights"あたりはやりました。

客席はほぼ満席だったので、また来日してくれるだろうと期待しています。

そうそう、このライブに先立って、昼の2時から渋谷のタワーで、トゥーサンのトークショー&サイン会というのがあったので、そっちも見てきましたが、本当にトークとサイン会だけで、トゥーサンの演奏は全くなし。ツアー主催者にしてみれば聴きたければコンサートに見に来いということなんでしょうけど、少しくらいやったらいいのにね。アーティストにとっては、インストア・イベントはファンを増やす絶好の機会のはず。あまり世知辛いことやっていると、音楽ファンも増えませんぜ。お願いしますよ、ビルボードさん!それでも、イベントにはすごい沢山の人が来てました。

ちなみに過去のライブレポートです。

コステロ&トゥーサン・プロモ・イベント (2006年06月01日)
http://black.ap.teacup.com/applet/sumori/20060601/archive

アラン・トゥーサン見てきました! (2006年06月02日)
http://black.ap.teacup.com/applet/sumori/20060602/archive

Allen Toussaintを堪能 (2007年10月31日)
http://black.ap.teacup.com/applet/sumori/20071031/archive
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2009/5/28

ストレスで脱ぐものなのか?  

公然わいせつ:疑で拓殖大准教授逮捕−−日野署 /東京
http://mainichi.jp/area/tokyo/news/20090528ddlk13040354000c.html

先日の草なぎ君もそうだけど、ストレスがたまると脱ぐものなんでしょうか?よくわかりません。大声をあげる、暴力を振るう、暴れるあたりはわかるけど、何で脱ぐんだろう。それがストレス解消になるっていう人もいるんですかね。

単に露出狂っていうだけならそれもありかなぁなんて思っちゃうけど。(おいおい...)

ストレスが鬱積しているいやな時代ですね。
音楽でも聴いて平和に発散したいものです。
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2009/5/28

Dan Hick & the Hot Licks @ Club Quattro, 5/27/2009  音楽全般

昨日27日は、渋谷QUATTROでダン・ヒックス&ザ・ホット・リックスをみました。実にごきげんなライブでした。今回で来日は3回目ですが、僕は見るのは初めて。
http://www.toms-cabin.com/Dan2009/

CDで聴くと、スイング感のあるサウンドなのに一種ドライな雰囲気がありますが、ライブで本人を見て、あーなるほどと納得しちゃいました。伊達男とか言われるだけあって、素敵なおじさまなのですが、飄々としているというか、朴訥というか、独特の雰囲気を醸し出していました。結構冗談を言ったりするのですが、受けを狙っているのか、単なる独り言なのか、客としてはどこで反応していいかが難しい。(笑)でもなんかやっぱり笑っちゃうし、客を和ませてくれるんですよね。

バックを付けるホットリックスは、メンバーの入れ替わりも多いのか、過去のCDのメンバーとは違っていましたが、完璧な素晴らしいサポートでした。ドラムスがいないので大丈夫なのかなんて思ってましたが、その音の気持ちよさを聴いていたらそんなことも気になりません。(というか、過不足はなしです)

特にギターのデイヴィッド・ベル(ダンはミスター・ギターと呼んでいた)は、うまかったなぁ。彼とフィドル/マンドリン担当のリチャード・チョンがユニゾンをするあたり、気持ちよさのツボでした。

バックのメンバーたちは、こぎれいでどこかの大学で教授でもやってそうな雰囲気でしたが、ダンはマイペースな自由人っぽくて、好対照で面白かった。コーラスのおねーさん2人もショーマンシップがあってよかったです。

いいライブだったけど、主催者のトムズ・キャビンはこのツアーを最後に、海外アーティストの招へいから撤退するそうです。景気後退のあおりを受けた形で残念ですね。ブルース・インターアクションズもコンサート・プロモーションはもうやらない意向だそうですし、いいライブが今後少なくなるのではと心配してしまいます。

トムズ・キャビンからのお知らせ
http://www.toms-cabin.com/osirase.html

先日のブルース&ソウル・カーニバルも入りは悪かったですし。
とは言え資金力もない一ファンとしてできることは、せいぜいこういうライブがあったときにはせっせと通うくらいしかないんですけどね。

ダンのライブは盛況で、終演後にはバンドのサイン会もあったのですが、長蛇の列ができていたのもあって、僕はチュートンさんに挨拶をして帰りました。この日、前座にChihanaという21歳の若手のシンガー/ギタリストが出て3曲くらいやったのですが、彼女のデビューCDを買って帰りました。とても控え目な感じでしたが、若くしてドブロでブルージーなサウンドをやっていたのは好感触。頑張ってもらいたいです。
http://www.geocities.jp/rockn_roll_suicide69/
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2009/5/26

Tシャツ三昧  ブルース

以前、「うちにはTシャツが多すぎる」なんて書きましたが、たまには整理しないと何があったか忘れて手前にある同じものばかり着てしまうという馬鹿丸出し現象が起きるので、先日整理をしました。

ということで、とりあえずはブルース系のTシャツだけですが、写真集を作ってみました。自分のライヴ通いの軌跡みたいで面白いなと思います。
http://www.flickr.com/photos/sumori/sets/72157618588896653/

よれて縮んですでに着なくなったものもありますが、捨てられないのです。これだからものが増えちゃうんですよね。



いまや懐かしい(泣)パークタワーブルースフェスの記念Tシャツ


Long Beach Festの絞り染めシャツ


今年も健在ブルースカーニバルの過去もの

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2009/5/25

最高、ロバート・クレイ!  ブルース

2009年5月24日(日) 15:30 -  東京・日比谷野外音楽堂
JAPAN BLUES & SOUL CARNIVAL
出演:ロバート・クレイ、クリス・トーマス・キング、ウシャコダ、YUKARI's Got A Brand New World(大西ユカリ)

ブルース・カーニバル、行ってきましたよ。当日は朝から雨。予報では、カーニバルが開催される午後からは降水確率も上がり、雷雨もあり得るとあって、やや意気消沈気味ながら、出かける支度を進め、いざ外へ出たころには雨が止み、会場へ向かう途中には晴れ間ものぞきました。

レインコートに傘、靴下の替えと準備万端でいったものの、結局、カーニバル終演まで全く雨は降らず、いい環境で見れました。

みんな楽しめましたが、やはり一番はロバート・クレイでした。歌もギターも一層磨きがかかった感じ。特にギターが最高にいい音していました。しびれた!1曲、1曲ソウルが感じられて、涙が出るほどよかった。

8月に出るという新作を含め新しい曲中心でしたが、古い曲も"Phone Booth"、"Right Next Door (Because of Me)"、"Smokin' Gun"などをやりました。特に"Bad Influence"をやったのがうれしかった。彼のライブは何度も見ているけど、この曲はほとんどやらないので。1987年にクラプトンの前座で来たときにやりましたが、僕が記憶する限り、それ以外の公演では聴いたことがありませんでした。いい曲ですよねー。

一時は、クレイってなんかこうしっとりまったりした路線が定着して、マンネリ感が否めなかったんですが、今回のライブではそんな感じはなく、吹っ切れたような気迫に満ちた演奏を聴かせてくれました。雨も降ってないのにステージのセッティングはかなり奥まっていて、クレイはマイクの位置から全く動きませんでしたが、アクションはなくとも、気合い充分伝わってきました。

思えば、クレイの初来日から今年で25年。あのときはジョン・リー・フッカーの前座という形で、まだ未知数の若者という雰囲気でしたが、時がたって、音に貫禄が出たなぁと思いました。やっていることはそう変わってないのにね。

他の3組も楽しめました。大西ユカリは見るのは初めてでしたが、熱演でよかった。この日のための特別編成のバンドとのことですが、ギターの人なんか、B.B.っぽいブルースギターでびしびし切り込んで来て気持ちよかったです。何よりも大西ユカリの盛り上げ方のうまさには感服しました。「世間ではインフルエンザとかなんとか言ってるけど、大阪からマスクもせずにやってきました!毒を振りまいて帰ろうかと思います」との一言に会場は爆笑。勢いありますね、この人。「時間がもったいないので、メンバー紹介なんかしません!」にも笑いました。(最後にちゃんとしてたけど)途中演歌もおりまぜ、沸かしてくれました。30分しかなかったのが惜しい。

続いて、ウシャコダ。彼らも30分でしたが、のっけから"Something You Got"、"Have Mercy"のメドレーでファンキーにガンガン行ってくれました。ラスト"Woke Up This Morning"で見せたベースとギターの空中入れ替え(2人がいっせーので楽器を相手に投げつけてキャッチする)は、失敗でしたが、それでも笑いを取って盛り上がりましたね。結成30周年。やっと見れてうれしい。

クリス・トーマス・キングは、メインはアコースティック・ギターで、ドラムのみをバックとした内容。キーボード(エレピ)も2曲弾きました。この人はバトンルージュ出身だし、サウンドからしてもニューオーリンズの人っていうイメージはないんですが、"Basin Street Blues"なんかやって、ニューオーリンズぽいところを聴かせていたのは意外でした。映画「オー、ブラザー!」から"Hard Time Killing Floor Blues"や"Big Rock Candy Mountain"などを演奏しました。悪くはないけど、ちょっと地味だったかな。

出演は大西ユカリ、ウシャコダ、クリス・トーマス・キング、ロバート・クレイの順だったのですが、日本勢2組が圧倒的なエンターテインメント性を発揮したのに対し、来日組は全くそういう気がないという好対照な取り組みでした。そういう意味では出演順序を逆にした方がよかったかも。

ショーマンシップでは和物の圧勝です!(笑)

しかし、悪天候もあってか、客の入りは悪かったですね。後ろの方10列以上は丸ごとあいてました。あそこまで客の入りが悪いカーニバルはほとんど記憶にないです。大丈夫かなぁ。

なお、終演後銀座に飲みに行ったのですが、へべれけになって飲み屋を出たころには大雨になっていました。本当に会場で雨に降られなくてよかったぁ!
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