2008/9/29

Michael P. Smith, R.I.P.  ニューオーリンズ

なんか、訃報続きで嫌ですが。。。

ニューオーリンズ・ファンにはとても残念なニュースです。
ニューオーリンズの文化を撮影し続けた写真家のマイケル・P・スミスが9月26日、市内の自宅で亡くなったそうです。まだ71歳でした。

Photographer, jazz archivist Michael Smith dies at 71
http://www.nola.com/news/index.ssf/2008/09/photographer_jazz_archivist_mi.html

特にジャズフェスの写真は最初の回(1970年)から撮り続け、プロフェッサー・ロングヘアの写真など、アルバム・ジャケットを飾った作品も数多し。彼の名前を知らない人も、ニューオーリンズが好きだったら、きっと彼の写真を見たことがあると思います。

マイケル・P・スミスの作品集
http://www.michaelpsmithphotography.com/jazzfest/pages/jazz1.htm

僕が1990年代にジャズフェスに行ったときは、ステージの袖から熱心にアーティストを追いかける彼の姿を見かけました。

2004年に久々にジャズフェスに行ったとき、彼の姿を見ることはありませんでした。気になってウェブページを見て、彼が引退したことを知りました。やはり、体調がよくなかったんでしょうか。

シカゴのブルース・シーンを追い続けたレイ・フレーラッジもそうですが、シーンの記録にここまで情熱を傾けられる写真家は、そうそういないんではと思います。貴重な人を失いました。

「他の写真家たちは、彼らが撮ったできのいいジャズフェスの写真にはどれも、スミス氏の後頭部が写っていると冗談を言ったものだ」というくだりは、そんな彼の情熱をうまく言い表したもののように思います。

彼の本には、以下のようなものがあります。
New Orleans Jazz Fest: A Pictorial History Michael P. Smith
http://www.amazon.co.jp/New-Orleans-Jazz-Fest-Pictorial/dp/0882898108/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=english-books&qid=1222659762&sr=1-1

Jazz Fest Memories Michael P. Smith Allison Miner
http://www.amazon.co.jp/Jazz-Fest-Memories-Michael-Smith/dp/156554157X/ref=sr_1_5?ie=UTF8&s=english-books&qid=1222659762&sr=1-5

A Joyful Noise: A Celebration of New Orleans Music Michael P. Smith Alan B. Govenar
http://www.amazon.co.jp/Joyful-Noise-Celebration-Orleans-Music/dp/1565546822/ref=sr_1_6?ie=UTF8&s=english-books&qid=1222659762&sr=1-6

一度、ジャズフェス会場でサイン会があったので、その際「A Joyful Noise」にサインをもらいました。その写真集を大切にしたいと思います。
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2008/9/26

ジョン・クリアリー:ピアノソロ追加公演決定  ニューオーリンズ

10月に初の日本ツアーを行うジョン・クリアリーですが、追加公演が決定しました。
他の公演はバンド付ですが、この公演だけはピアノ・ソロです。また違った内容が楽しめそうです。

10月20日(月)
EATS and MEETS Cay(青山スパイラル、B1)
http://www.spiral.co.jp/f_guide/cay/index.html
open 18:30  start 19:30
前売 ¥4,000 当日 \5,000  (オーダー別)

9月27日10時から、バッファローレコードのウェブサイトでチケット先行発売
http://www.buffalo-records.com/special.asp?id=495&category=1
10月1日から、CAYでも予約受付開始: 03-3498-5790

ちなみに、前日19日(日)17:00からは、渋谷タワーレコードでのインストアライブも行う予定です。こちらもピアノ・ソロとのことです。会場は5階の売場です。
http://www.towerrecords.jp/store/store03.html

ちなみに他の公演日程は以下の通りです:

Jon Cleary & The Absolute Monster Gentlemen
[2008年ジャパン・ツアー日程]
10月14日(火)8:00PM 横浜 サムズアップ
全席自由
チケット:前売 ¥5000/当日 ¥6000

10月15日(水)7:30PM 渋谷 クラブクアトロ
全席自由  入場整理番号あり。
チケット:前売 ¥5000/当日 ¥6000

10月16日(木)7:30PM 名古屋 ボトムライン
全席自由
チケット:前売 ¥5000/当日 ¥6000

10月17日(金)7:30PM 大阪 ビッグキャット
全席自由  入場整理番号あり。
オープニング・アクト:Blitz & Squash Brass Band
チケット:前売 ¥5000/当日 ¥6000

招聘:バッファロー・レコード 0467-61-1398
http://www.buffalo-records.com/special.asp?id=495&category=1
Myspaceの来日特設ページは
http://www.myspace.com/jonclearyjapan2008

盛り上がりましょう!
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2008/9/22

Nappy Brown, R.I.P.  ブルース

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1996年来日時のナッピー・ブラウン
(ヴォルガ楽屋にて。(c)Masahiro Sumori)

"Don't Be Angry"、"That Man"などの曲で知られる歌手、ナッピー・ブラウンが9月20日、亡くなったそうです。
独特なコミカル歌いまわしを持った個性的で偉大な歌手でした。

レイ・チャールズが有名にした(CCRのカヴァーでも有名な)"Night Time Is The Right Time"のオリジナル・アーティストということでも知られています。

米国のブルースメーリングリストに情報が寄せられており、また彼のエージェントのピードモント・タレントのサイトにもニュースリリースが出ています。
http://www.piedmonttalent.com/news.cfm?ID=135

昨年、久々のアルバム「Long Time Coming」をブラインド・ピッグ・レーベルからリリースして話題になりましたが、今年6月の公演の前に体調不良で入院。その後思わしくない状況が続いていたようです。カムバック作は結構よかっただけに余計残念です。

ナッピーは、1996年に来日したときに一回だけライブをみました。東京タワーのそばにあったヴォルガというロシアレストランでの公演という奇妙な設定。ブルーノートのような音楽メインの会場ではなく、熱心に聴いている客は残念ながらあまりいなかったように思います。単身での来日で、確かバックはカズ南沢のバンドでした。即席のバックバンドでレパートリーにも制限があったものと思われますが、短めのステージながら熱唱してくれました。

ステージ前にインタビューもさせてもらいました。また自分のバンドで是非来てほしいと僕が言うと、「うんうん」と力強くうなずいてくれたのですが、実現できなくて残念です。
(インタビューの内容は、1996年のブルース&ソウル・レコーズ誌 No.9に掲載されています。)

先日ニューオーリンズの偉大なドラマー、アール・パーマーが亡くなったとききがっかりしていたところに、ナッピーの訃報。とても淋しい限りです。

安らかに眠ってください。
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2008/9/16

ハリケーンで荒らされたゲイトマウスのお墓  ブルース

ハリケーンって本当に大変なことですね。先日グスタフでニューオーリンズが浸水するかもと心配させたと思いきや、アイクでゲイトマウス・ブラウンの墓が被害を受けたようです。棺が浮き上がって地表に出てきてしまったとか。

ゲイトの墓って、マネジメントと遺族の間のゴタゴタでいまだに墓標が建てられていないっていうニュースが伝わってきていましたが、故人をいい加減そっとしておいてあげてほしい。

Even dead seemed to try to flee Ike's wrath (Associated Press)
http://news.yahoo.com/s/ap/20080915/ap_on_re_us/ike_restless_dead
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2008/9/8

B.B.キングの新譜「One Kind of Favor」  ブルース


先日ライブ盤を出したばかりだというのに、スタジオ盤も出した。B.B.、80を超えているのに、すごいなこのペース。

先のライブ盤では、B.B.の声がいかにも弱々しくいかにも年寄りっぽいのが淋しかった。年寄りなんだから仕方ないけど、やっぱり年取っちゃったのねって思っちゃったんですよね。

今回のアルバムはそれに比べると、より元気に聴こえます。スタジオ盤の方がごまかしが効くって事なんだろうなと思いますけど、なかなかストレートにB.B.らしさが出た内容で、嬉しくなりましたよ。

でも!冒頭に"See My Grave Is Kept Clean"をやっているのは、どうなんだか。この曲の歌詞は言ってみれば死ぬ前の遺言のようなもの。「ひとつお俺の頼みを聞いてくれ。俺が死んだら墓はきれいにしておいてくれ」という内容。これが若いB.B.だったらいいけど、今の時点でやられちゃうと、ファンとしてはギクッとしちゃいますよ。これを最後に逝っちゃうつもりではないでしょうね。

ゲイトマウス・ブラウンがこの曲をカバーして1年足らずで亡くなったのが脳裏をよぎりました。
B.B.、死なないでね。
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