2007/9/23

ニューオーリンズ本が出ます!  音楽全般

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ブルース・インターアクションズ刊のニューオーリンズ本がいよいよ来月出ます。
一昨日監修担当のbooneyこと文屋章さんより連絡があり、無事校了したとのこと。10月19日発売です。(タワー・レコードでは10月7日より先行発売になります。)

トラディショナル・ジャズからR&B、ジャムバンドにいたるまで、ニューオーリンズに根ざしたミュージシャンのディスクを700枚以上紹介、主要ミュージシャンの紹介、用語辞典、ジャズフェスやマルディグラなどのイベント解説、LP、シングルコレクション、写真集などなど、ニューオーリンズの音楽を幅広く網羅した内容です。写真集にはレアはプロフェッサー・ロングヘアの未発表写真もあるそうです。

普段ブルース&ソウル・レコーズ誌で書いているライターを中心にニューオーリンズ好きライター総動員で書いてます。僕もディスク紹介中心に書かせてもらいました。

構想から実に3年?4年?正確には忘れましたが、とても長い時間がかかっています。ようやくようやく完成です。
ぜひ、お手に取ってみて下さいね。多分、これほどニューオーリンズものに絞ったやりたい放題の内容の本はそう出るものではありません。(笑)

「ニューオーリンズ・ミュージック・ガイド・ブック」
監修:文屋章、吉田淳
発行:ブルース・インターアクションズ
定価:\2,625(税込)

【目次】
◎GOING TO NEW ORLEANS
 楽都ニューオーリンズを行く
◎ニューオーリンズ・オリジナルLPコレクション
◎GOIN’ BACK TO NEW ORLEANS
 ニューオーリンズの歩みは音楽とともに
◎WORDS for N.O. LOVERS
 ニューオーリンズを知るための用語解説
◎CARNIVAL & FESTIVAL GUIDE
 一度は観たい! 名物カーニヴァル&フェスティヴァル・ガイド
◎THE GIANTS OF NEW ORLEANS MUSIC
ニューオーリンズの巨人たち
●ファッツ・ドミノ 飛び抜けた“混血”ぶりでチャートを占拠
●デイヴ・バーソロミュー ニューオーリンズR&Bの参謀
●スマイリー・ルイス 怒濤のジャンプ・サウンド
●プロフェッサー・ロングヘア 唯一無二のフェス・スタイル
●ヒューイ“ピアノ”スミス 街の気概を体現するお祭り男
●ギター・スリム 全力疾走の激情ブルース
●スヌークス・イーグリン 闇を切り裂く稲妻ギター
●アール・キング 愛敬溢れる温暖な個性
●エディ・ボー 泥臭く庶民的な芸人魂
●アラン・トゥーサン スウィートなトゥーサンの魔法
●リー・ドーシー 年中無休、いつもファンキー
●ワイルド・マグノリアス 楽都ニューオーリンズの象徴
●ドクター・ジョン ニューオーリンズ・ルーツの伝導師
●ミーターズ 奔放自在なファンキー・ミラクル
●ネヴィル・ブラザーズ 結束する血の絆
●ダーティ・ダズン・ブラス・バンド 伝統を打ち破る強固な姿
●リバース・ブラス・バンド パワフルなストリート感覚
◎ DISC GUIDE
ディスク・ガイド
◆ニューオーリンズ初心者はここからどうぞ!
◆ジャズ/ブラス・バンド Jazz/Brass Band
Column ニューオーリンズ・ジャズ事始め
Column ニューオーリンズ・ビートの秘密
◆リズム&ブルース/ロックン・ロール R&B/R&R
Column ジャマイカ音楽の原動力
◆ブルース Blues
Column 英国ニューオーリンズ事情
◆ソウル/ゴスペル Soul/Gospel
Column 70年代に賑わったアラン・トゥーサン詣で
◆ネヴィル・ファミリー The Nevilles
◆ファンク/ジャム・バンド Funk/Jam Bands
Column ニューオーリンズとヒップホップ
Column ジャム・バンドとニューオーリンズのシェア精神
◆マルディ・グラ・インディアン Mardi Gras Indians
◆ロック Rock
Column ロックを惹きつけたニューオーリンズの磁力
◆その他 Others
Column ニューオーリンズのザディコ事情
◆企画アルバム Concept Albums
Column ブラック・トップ・レコード
◎ニューオーリンズ・R&B・クラシックス 24選
◎45rpm レア盤・珍盤コレクション
◎STANDING IN THE SHADOWS OF NEW ORLEANS - THE BYPLAYERS
主要スタジオ・ミュージシャン人名録
◎紙の上のニューオーリンズ ニューオーリンズ音楽を楽しむための書籍27冊
◎映像ソフト紹介
◎人名索引
◎執筆者紹介
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2007/9/22

NacomiさんのファーストCD発売  新譜情報

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Nacomi / Grabbed My Heart (BSMF-2062)

関西のブルース・シスター、Nacomiこと田中名鼓美さんが初のソロCDをリリースしました。
これがなかなかの充実作です。

日本を代表するブルース・ギタリストのひとり、塩次伸二バンドをはじめご自分のバンドNacomi & ALLSTARSやギターユニットComo Floresで活躍するNacomiさん。2005年のハリケーン・カトリーナのあとには、募金活動にも精力的に動かれました。

CDはいつものバンドのメンバーに加え、塩次氏やギターのインストラクターとしても有名な打田十紀夫氏をゲストに迎えて、ごきげんなサウンドを展開しています。

全9曲中3曲はオリジナル。ブルースはもちろん、ルーツロックぽいのあり、ちょっとジャジーなのあり、アコースティック・ブルースあり、ニューオーリンズっぽいのありで、いきいきと歌いプレイするNacomiさんが楽しんでいるのがこっちにも伝わる感じです。

こんな言い方すると失礼かも知れないけど、ベテランたる貫録と初々しさをあわせて感じるような歌声、これがNacomiさんの魅力だろうと思います。

ペイズリー柄のギター弾いているからっていうわけでもないけど、キャラ的に近いのはスー・フォーリーかな。
恥ずかしながら、このCD、僕がライナーを書かせてもらいました。それはさておき、ぜひみんな聴いてみてね!

収録曲
1. Big Boss Man
2. While I'm in Texas
3. Grabbed My Heart
4. Fever
5. Confessin' The Blues
6. Mama, He Treats Your Daughter Mean
7. Women Be Wise
8. When You Hold Me In Your Arms
9. Tutti Frutti

2007/09/21発売
\2500(税込)

オフィシャルウェブ http://www.office-karasuma.com/nacomi/cd.html
Mixi http://mixi.jp/show_friend.pl?id=1317006

東京方面でも発売記念ライブ、ありますよ。
http://www.office-karasuma.com/nacomi/schedule.htmlクリックすると元のサイズで表示します
(2007年6月2日, 新橋ZZでのライヴ by Sumori )
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2007/9/21

Larry Carlton & Keb' Mo'行ってきました。  ブルース

いかにも「おされでしょ?」って感じのモールに入ったビルボードというハコは、ある意味ブルーノート東京やコットンクラブにも似ていないこともないけど、3階から5階まで使って吹き抜けになっている立体感が一番の違いですかね。ステージのバックが窓になっていて(吹き抜け3階分全部です)、ビルボードのロゴ越しに夜景が見える作りになっているのは大胆だなと思いました。個人的にはこういうのは「ケッ!気取りやがって」って感じですが。

サービス席やらカジュアル席やらごちゃごちゃ入り組んでいるシステムは、実際に現地に行ってもなんだか判りにくかったです。でも、カジュアル席にしたら、チケット代に1ドリンクついていたので、少し得した気分になりました。ブルーノートでは必ず最低でも1ドリンク頼まなければならないのでうっとおしいんですが、ドリンク付きのおかげでライブのあとに精算する必要もなく楽でした。

で、少し早めに会場につくことができたので、ライブ直前までアーティスト取材をしているはずのBSR誌の様子を楽屋にのぞきに行きました。BSRとしてはケブを取材したかったところでしょうが、ケブが出かけていて、インタビューはラリーしかできなかったようです。でも、ライブ直前に2人揃ってのフォトセッションはしていたので、次号に掲載されるでしょう。結構いい感じでした。

ライブはねぇ、ラリーはのりのりだったんですが、あまり正直盛り上がってませんでした。お客さんも少なく、時間も1時間程と短かったんで、盛り上がる前に終わったって感じ。でも、ラリーは今回の公演をレコーディングしてライヴ盤を出すようです。そのための書き下ろし新曲も3曲披露しました。彼はやる気満々です。とても嬉しそうにギター弾きまくってました。

ブルース・バンド名義でしたが、僕にはイメージ通りのラリー・カールトンのフュージョン・サウンドでしたね。ギターはブルースっぽいところもあるけど、彼のギターってもともとそんな感じでしょ?(違う?)

ケブ・モはステージ後半に出てきて2曲(Am I Wrong とDangerous Mood)。アンコールでもう1曲の計3曲。結構ブルース色の濃い内容でした。Am I Wrongはドブロで、あとの2曲はエレキでした。ケブの演奏は淡々としてたし、短かったんで、正直もの足りなかったです。ラリーだけのときと演奏の色が違いすぎて、なぜここにケブが必要なのか、よく判らない登場の仕方でした。

ケブは何でも、ライブ直前まで新宿でお買い物をしていたそうで、楽屋に帰ってきた彼は奥さんと子供(あかごです)を連れていました。観光ついでにラリーのライブに出ているという感覚なのかも。やはり自分のバンドできてほしいなあ。でも、前回は聴けなかった彼のエレキの演奏を聴けたのはよかったんですが。

てなわけで、僕の次回のビルボードはアラン・トゥーサンですね。あのハコでトゥーサン、盛り上がるかなぁ。ちと心配な気もする...。

でもね、店員さんは結構感じよかったですよ。ブルーノート東京よりは全然いい。

すごく特殊な形をしたハコなので、当然ビル建設時にビルボードの仕様にあわせて建物を設計したんでしょうが、ひとつ思ったのはビルボードが閉店してしまったらあとのテナントをさがすのは大変だなぁってこと。同じようなライブハウスでしかなかなか使えないんではって思います。

現実問題として、ブルーノート、コットンクラブがある中で、このハコが生き残るのは結構厳しいのでは?この日の客の入りをみてそう思いました。既に営業している競合がいると、法人会員を集めるのに苦労しそうですよね。
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2007/9/13

Led Zeppelin!  ロック

ジョン・ポール・ジョーンズを含めた形のLed Zeppelinが19年ぶりに再結成だって!
http://www.sankei.co.jp/culture/enterme/070913/ent070913000.htm

ピンク・フロイドのギルモアとロジャー・ウォーターズでさえ、とりあえずは仲直りしたのだから、彼らが仲直りしてもいいって気はしてたけど、時が問題を解決するのね。

いまさらとか、懐古主義といわれようが、これはみたいぞー!日本にも来て欲しいけど、、、、無理かなぁ。

ちなみにドラマーはやっぱジェイソン・ボーナムみたいですね。
http://news.scotsman.com/uk.cfm?id=1461682007

ジミー・ペイジは最近はちゃんと弾けるんだろうか。
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2007/9/7

大胆なパクリ本  音楽全般

先日ちょっと驚いたことがありました。
最近よくウィキペディアに参加しているのですが、そこで聞いた話です。

ウィキペディアからの転載記事満載のジャズの入門書が出ているとのこと。
ほんまかいなと思っていましたが、先日その本を店頭でみつけたので、よせばいいのに買ってきました。

この本です。
『面白いほどよくわかるジャズのすべて-ジャズの歴史から聴き方・楽しみ方まで』
澤田俊祐監修、日本文芸社発行、ISBN978-4-537-25509-6

http://www.amazon.co.jp/面白いほどよくわかるジャズのすべて―ジャズの歴史から聴き方・楽しみ方まで/dp/4537255099

PCに向かいながらいくつかミュージシャンのバイオを比べてみました。

おうおうおう、確かにこれは転載と言われても仕方がないという内容があちこちに。バイオなんて、事実に即して書けばある程度似てくるのは仕方ないと思いますが、そんな次元ではないです。文章特有の言い回しや、ミュージシャンの名前の羅列順まで同じであるものが多々あります。酷いものだと、論評的なものまでコピってる。

しかも、巻末に記載されている参考文献のリストにもどこにも、ウィキペディアのウの字すらない。これは明らかに著作権の侵害行為です。フリー百科事典であるウィキペディアも、転載については所定のクレジットをするように定められているのですから。
参考文献のリストの最後に
「その他、インターネット上の個人サイト等を参考にさせていただきました。」
なんて書いてあります。おいおい。ウィキペディアは個人サイトか。

しかしこの本、ぱくりの羅列だけでなく、オリジナル記事でも内容があやしいものや、誤字、脱字もオンパレード。

僕はジャズのことは間違いを指摘できるほど知りませんが「ジャズ発祥の地」というページでニューオーリンズの説明がされており、その中にこんな記述がありました。
「(ニューオーリンズは)16世紀初頭にはスペインに支配され、のちにフランス領となり、ナポレオンの時代にフランスはこの土地をアメリカに売り渡したのです。」
1718年に設立されたニューオーリンズがそんな早い時点でスペインに支配されていたとは初めて知りました。勉強になります。(苦笑)

この本、監修者はクレジットされているものの、個々の記事を書いたライター名すらどこにも書いていない。全く以ていい加減なものです。

日本文芸社って知らないんですが、こういう会社なんですかねー。

こんなので1,400円も取ろうって言うんだから酷いはなしです。
よいこは真似しないように。(笑)
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タグ: ジャズ 書籍 盗作



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