2018/7/2

Danny Kortchmar & Immediate Family来日公演レポート  ロック

クリックすると元のサイズで表示します

ダニー・コーチマー、昨年2017年7月に続く来日公演でした。前回の公演で「また必ず来る」と言っていたし、本人も非常に元気そうだったので期待はありましたが、僅か1年足らずで再来日が実現するとは意外でした。しかも今回はキャロル・キングの「Tapestry」などでも共演しているザ・セクションのラス・カンケル(ds)、リーランド・スクラー(b)もバンドに加わり、ワディ・ワクテル(gt., vo.)まで来ると言うので、これは絶対見逃せません。

今回の来日は、このメンバーでレコーディングした新譜「Honey Don’t Leave L.A.」のリリースを受けてのもの。そこに収録された曲はダニーが書いたり関わったりした往年の名曲の再演が中心で、昨年の公演でやったものも多く含まれています。なので、新しいことは期待していなかったし、昨年と似たような感じになるんだろうなと漠然と思っていました。

でも実際の印象はかなり違いました。それは、今回のバンドがキーボードなしのギタリスト中心だったことが大きいと思います。そのうちの一人がロックンロール精神溢れるワディと来ればなおさらです。3人のギタリストが前に並び、彼らをフィーチャーする形のコンサートでした。ダニーも良かったんですが、なんと言ってもワディが最高でした。

演った曲も前回とは半分くらい入れ替わっていたし、まだレコーディングしていないという新曲も披露しました。

ライヴは、新作のタイトル曲“Honey Don’t Leave L.A.”からスタート。ヴォーカルはダニー。ワディとダニーのギンギンなギター・バトルで早くもテンションは高めです。続いてはワディがウォーレン・ジヴォンの”Lawyers, Guns And Money“でリードヴォーカルを取りました。彼はもう70歳を超えているはずですが、見た目も音もいい意味で殆ど70年代のまんまです。全く枯れてません。彼の存在感が今回のバンドを印象付けているように感じました。彼はジヴォンはもとより、キース・リチャーズからジャクソン・ブラウンまで様々なミュージシャンとのセッションをこなしていますが、未だソロ作を出していないのが不思議なくらいです。

ステージが最高潮となったのはワディが”Werewolves of London”を演ったときでしょうか。観客もワオー!と吠えて盛り上がっていましたし、彼のスライド・ギターも決まっていました。

ダニーは前回以上に気合の入ったロックなプレイを聴かせ、客席を大いに沸かせていました。あと、リズムセクションの2人も目立つことはしないものの、確実にいいグルーヴを生み出していました。スクラーのベースのうねり具合は特に気持ちよかったです。

ライヴが終了すると、サイン会の長蛇の列ができていました。幸い早めに並んだのでさほど時間がかからずメンバー全員にサインをもらうことができました。今回の来日の盛り上がりに彼らも非常に上機嫌な様子。

ワディに聞いてみたところ、彼は日本に来るのは20年ぶり以上だったようで、よく来てくれたなと思いました。次回は彼をメインにしたライヴも是非見たいです。

今回のツアーは大阪、東京とビルボードライブ公演をこなしたあと、6月20日にZepp東京で、日本のアーティストたちとの共演ライヴが行われました。そちらは見ていないのですが、きっと盛り上がったのでしょうね。

しかし、前回に引き続きオヤジ率の高いライブでした。男子トイレだけ列ができているという光景はなかなかあるものではありません。オヤジによる、オヤジのための、オヤジロックですねw。(女性ファンの方、すみません!)

クリックすると元のサイズで表示します
サイン会は長蛇の列

—-

Danny Kortchmar & Immediate Family
Billboard Live Tokyo
Mon., June 18, 2018, Second set (21:30- )

1. Honey Don't Leave L.A.
2. Lawyers, Guns And Money *Wachtel-vocals
3. 3:45 Coming Through *Postell-vocals
4. Dirty Laundry
5. High Maintenance Girlfriend *Wachtel-vocals
6. Somebody's Baby *Postell-vocals
7. Werewolves of London *Wachtel-vocals
8. (new original song) *Kortchmar & Postell-vocals
9. Machine Gun Kelly
10. New York Minute
11. Slippin' And Slidin' *Wachtel-vocals
12. All She Wants To Do Is Dance
-encore-
13. Cruel Twist

Showtime: 21:35-22:55 (22:48-22:55=encore)

【Personnel】
Danny Kortchmar - guitar, vocals
Russ Kunkel - drums
Leland Sklar - bass
Waddy Wachtel - guitar, vocals
Steve Postell - guitar, vocals

【来日ツアー日程】
6月14日(木) ビルボードライブ大阪(18:30/21:30 2回公演)
6月16日(土) ビルボードライブ東京(16:30/19:30 2回公演)
6月18日(月) ビルボードライブ東京(19:00/21:30 2回公演)
6月20日(水) Zepp東京(West Coast Sound Summit Vol. 1)
        with 五輪真弓、奥田民生、小原礼、小坂忠、佐橋佳幸、Dr.kyOn、
          中村まり、松任谷正隆、屋敷豪太、

【2017年公演について】
http://black.ap.teacup.com/sumori/1745.html

【CD情報】
クリックすると元のサイズで表示します
Danny Kortchmar & Immediate Family / Honey Don't Leave LA
(Vivid Sound VSCD3956)
2018年5月16日発売
1. All She Wants To Do Is Dance
2. Dirty Laundry
3. Can't Do Crazy (Guest: Jackson Browne)
4. Machine Gun Kelly (Guest: James Taylor)
5. Somebody's Baby
6. Not Drinking Enough
7. Shaky Town
8. Cruel Twist
9. New York Minute
10. Top of the Rock (Guest: David Crosby)
11. Sayonara (Guest: Michael McDonald)
12. Honey Don't Leave L.A.
2



トラックバックURL

トラックバック一覧とは、この記事にリンクしている関連ページの一覧です。あなたの記事をここに掲載したいときは、「記事を投稿してこのページにお知らせする」ボタンを押して記事を投稿するか(AutoPageを持っている方のみ)、記事の投稿のときに上のトラックバックURLを送信して投稿してください。
→トラックバックのより詳しい説明へ



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ