2016/12/9
熊本のカントリー・ゴールド 音楽全般

気がつけばもう12月。2016年も残すところ、20日あまりとなってしまいました。
更新のペースが落ちてますが、ライヴはぼちぼち行っております。10月には、熊本へカントリー・ゴールドというカントリーのフェスティバルを見に行ってまいりました。1989年に始まりもう30年近く続いている息の長いフェスですが、カントリーという音楽が日本ではあまりメジャーではないこともあるのでしょうが、あまり一般的には知られていないように思います。しかし過去には、エミルー・ハリスやドゥワイト・ヨーカム、アスリープ・アット・ザ・ウィールなどそうそうたる人たちが出演しているんですよね。一度行ってみたいと思っていたのでした。
Country Gold公式サイト http://www.countrygold.net/
2016 Country Gold
日時:2016年10月16日(日)開場9:00 開演12:00 終演18:30
会場:熊本県野外劇場 『アスペクタ』
出演:Wade Hayes、Mandy Barnett、Megan Mullilns、Shime Nakashima、Charlie Nagatani & The Cannonballs
熊本は、ご存知の通り今年の4月に大きな地震があり、まだ復興道半ばです。その様子も確かめたかったというのもありました。街の状況は場所によってまちまちでしたが、まだ震災の爪痕はまだかなり大きく残っている印象でした。
カントリー・ゴールドは、市内ではなく、くまもと空港よりももっと内陸、南阿蘇の山の中にあるアスペクタという大きな野外ステージで行われます。天気がいまひとつで心配しましたが、なんとか雨が降ることもなく、360度山の絶景を眺めながら、バーベキューとお酒で腹を満たしながら、のんびりとカントリーミュージックに身を任せ楽しみました。このフェスを楽しみに遠路から毎年やってくる熱狂的なファンも多いようで、主催者の地元カントリー歌手、チャーリー永谷さんによると観客の7割以上は県外からの人ではないかとのこと。
常連さんたちは、最前列のダンススペースで、みんな揃ってステップを踏むカントリーダンスを展開するんです。僕もわけもわからず混ぜてもらって一緒に踊りましたよ。次回はステップを覚えておきたいですが。(汗)

前の方ではみんな踊っています

盛り上がります!
演奏は、チャーリー永谷のキャノンボールズからスタート。これは、彼のテーマ曲"My Name Is Good Time Charlie”は盛り上がりましたね。この人もう80歳なんですが、そうはとても見えません。非常に元気です。トリのウェイド・ヘイズまで約6時間ほどのフェスですが、殆ど規制もなく、ゆるい感じが心地よく、また行きたいなと思いました。
熊本滞在中、馬刺しや辛子レンコンなど、熊本のおいしいものもたくさん食べました!

オープニングはこの人、チャーリー永谷

トリのウェイド・ヘイズ

若きフィドラー、ミーガン・マリンズ。なかなか迫力のある演奏でした

東京からはシメ・ナカシマが初参加
イーグルスなどロック・ファンのツボをついたカントリーです

マンディ・バーネット。まったりとしていました
お客さんの年齢層は非常に高かったです。特に前の方にいる常連さんと思われる人たちは、60歳以上の方が多かったのではないかと思います。うちの親の世代を見ているようでした。でも、いつまでも自分の好きなことに熱中できるって素晴らしいですね。

ステージの後方はパノラマの絶景なのです

のんびり芝生に寝転んで見ることができます

休憩時間には熊本県知事とくまモンもごあいさつ

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