「流浪の皇女 (グイン・サーガ144)」
五代ゆう
ワルスタット侯夫人アクテとその子らが監禁されているとは知らず、ワルスタット城を訪れたリギアやマリウスたちはラカント一味に囚われはするが、リギアは単身、脱出を画策する。一方、ヤガを支配する《新しきミロク》勢力だが、ブランやイェライシャ、そしてミロクの二人の高僧の予想外の活躍によって、その力に徐々にかげりが見えてきていた。さらに一方、苦難の旅を続けるシルヴィアを、流浪の先で待ち受けるものは?
そんなわけで、いろいろな場所でいろいろな事が同時進行していく最新刊です。もう一人の作者が体調不良と言うことで、この方の負担が急増して物語の進行にも影響が出てしまったわけですが、さすがに頑張りすぎな気がする(;´Д`)どこかのパートは後回しにして集中した方が良かったんじゃないかって感じのマルチタスクっぷりですが、読者が気になるところは全部描ききるあたりは職人性が表れて感心するばかりです。
このペースで書いていたら、倒れてしまいそうなので適度にスケジュール管理してもらいたいものです、って言ってる間に次の巻が出ている'`,、(´∀`) '`,、

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