「D-五人の刺客」吸血鬼ハンター 32
菊地秀行
人気SFシリーズ最新刊です。
“北部辺境区”で、Dは戦闘士バレンから「“神祖”が残した六つの“道標”を辿れ」と告げられた。道標を手に入れると、貴族にならずとも不死になれるという…。それを狙う者、そしてそれを護る貴族たちとの闘いに、Dは自ら身を投じていく。
なぜか連作短編形式になっている最新刊ですが、長編だと中盤で中だるみして終盤でグダグダになるので、あまり関連性の無い短編を繋いだほうがマシかもしれない、と思ったり。道標を発見、守護者出現、撃退、を繰り返していくだけなので、物語としての面白みには欠けますが、当初の目的を見失う長編よりは、おとなしく読めるものになっています。まあ、それでもそんなに面白くないのはいつものことだ'`,、(´∀`) '`,、
さすがに決着をつけるか、また別のシリーズをやった方がモチベーションが上がるんじゃないかなって一冊でした。

0