「魔弾の王と戦姫<ヴァナディース>16」
川口士 (著), 片桐雛太 (イラスト), よし☆ヲ (キャラクター原案)
ルスラン王子の復活と、国王ヴィクトールの死によって不穏な空気に覆われているジスタート。王子の側近として隠然たる権力を持ち始めたヴァレンティナは自らの野望を果たすため、ついに動き出し、戦姫達に牙を向くのだった。
そんなわけで、完結前の盛り上がりが期待される16巻です。遂に始まった戦姫同士の抗争は死闘と呼べるものへと進み、その中でエリザヴェータはフィグネリアとの闘いで負傷してしまいます。危ういところをティグルさんが助け出すわけですが、ますます人間離れしてきた弓のワザマエがヤバイ,、'` ( ´∀`) ,、'`風雲急を告げる中、話題のジスタート王子はティグルにも不快なく接する凄いイイ人だった、うん今にも死にそう( ´∀`)さらにユージェン卿はいつも通りイイ人だった、うん今にも殺されそう( ´∀`)そして、ヴァレンティナがすっかりラスボスになってしまって、ジスタートの至るところで戦火が上がりそう、って言うか上がってます。ティグルさんのハーレム王への道は戦姫は五人で打ち止めっぽいですが、魔弾の王への道は打ち切りっぽいです。あと一巻では、もう尺が無いだろう…、いや立方体みたいな厚さなら可能か…(´Д`;)戦姫同士が闘いまくってるのを見てると、竜具って魔物専用武器の割には内部抗争とかには無頓着なんだな、って思われました。さすがに、今更戦姫が一致団結するとか無さそうなので、胸熱展開とかも読めなさそうだし、ガヌロンを仕留めて、ヴァレンティナの野望を阻止して、皆でイチャイチャしたら17巻とかすぐ終っちゃうよ!,、'` ( ´∀`) ,、'`
あと一巻でいったい何が終るのか全然分からない、きっと俺たちの魔弾の王への道はこれからなんじゃないかなあ、って思われる一冊でした。

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