「ウエスタン忍風帳」
菊地秀行
「
邪神決闘伝」に登場した忍者“シノビ”を主人公にしたウエスタン小説です。
小説家ネッド・バントラインは作品のネタを求めて西部を旅するが、そこで“シノビ”と出会う。“シノビ”は復讐のために同類を追っていたが、それに同行することになったバントラインは奇怪な魔戦へと導かれることになる…。
そんなわけで、クトゥルー要素が無くなって普通じゃないウエスタンになった忍法帳ものです、うん訳が分からないと思うが自分でも分からない'`,、(´Д`;) '`,、何と言うか、いつもの菊地節が当時の西部の薀蓄を加えながら進んでいきますが、特にエロい事は無かった。そして、最終決戦はこれからだ!で終わる辺りも最近の作風。望月三起也の表紙と言うのが、かなりのマニアックぶりでやる気を感じさせますが、うん忍者いなくてもいいんじゃないかな、混ぜるな危険。
ひどゆきセンセイは楽しく書いてますが、どこに需要があるんだこの作品みたいな一冊でした。

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