「クトゥルフ少女戦隊 第一部」 (The Cthulhu Mythos Files)
山田正紀
このシリーズに二本目となる山田正紀の作品です、一巻です…すげー心配だ(´Д`;)
クトゥルフ×メタSF! 山田正紀×戦闘美少女! ファン待望の書き下ろし長編! 2014年11月末第2部発売予定。なわけですが、うん最初に読んだあらすじ以上のカオスな話だったぜ!,、'` ( ´∀`) ,、'`長槍を操る例外少女ウユウ、剣を使う眼鏡っ娘の限界少女ニラカ、鞭を扱う実存少女サヤキ、そして眼帯のヤンデレ究極少女マナミの四人が遺伝子進化したゴキブリと旧来のゴキブリ種を守るために圧縮されたマイクロバイオーム環境で戦う…、何を言っているのか分からないと思うが、書いてるほうも分からない(´Д`;)四人の現実での姿はパチンコ通いの70歳の老婆に、夫を殺害してしまった30代のシナリオライター、肉体を武器にする女性ニュースキャスターと、これまたクセの強いキャラクターが揃えられていますが、最後の一人はまだ正体が隠されています。打ち切られた美少女テレビアニメのキャラクターがこの戦闘少女たちに反映されているという設定はライトノベル界隈のお約束をメタに取り込んだ山田的解釈が導入されて、更にカオス。進化とニューロンと意識の狭間に小松左京も放り込んで、オーヴァードライヴしてく物語は、えーとクトゥルフ神話を狩るつもりか!?みたいな超SF。
まあ、なにしろちょっと作者は頭がおかしい(褒め言葉)ことを再認識させられる、山田正紀以外に書けないだろこんな話って一冊でした。一応二巻は書いているみたいですが、それ以上伸びると…、うん色んな作品の末路を思い出す,、'` ( ´∀`) ,、'`

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