「トータル・リコール (ディック短篇傑作選)」
フィリップ・K・ディック
絶対普通の人じゃないだろ!と言うツッコミどころ満載の「追憶売ります」のアーノルド・シュワルツネッガー主演映画化作品「トータル・リコール」がコリン・ファレル主演でリメイクと言うことで新たに編纂された日本独自短編集です。
■トータル・リコール
読むのって三度目くらいか。まあ今度の映画も色々違うんだろうな,、'` ( ´∀`) ,、'`
■出口はどこかへの入口
この不条理感と言うか後味の悪さがディックの短編の醍醐味だよな!と思わせる一品。
■地球防衛軍
ディックがよく使う最終戦争の人類の姿を描いた作品の一編。つーか、「最後から二番目の真実」のシリーズだな。
■訪問者
これも最終戦争後のお話。皮肉なオチがディックっぽい。
■世界をわが手に
「マイノリティ・リポート」にも収録されていた作品。「フェッセンデンの宇宙」やドラえもんを思いだす人もいるに違いない一編。
■ミスター・スペースシップ
なんだ、このオチ,、'` ( ´∀`) ,、'`なんで今まで未収録だったのか分かる気がする。
■非(ナル)O
人類と非人類の相克を描く一編。
■フード・メーカー
失敗する超能力者もの。
■吊されたよそ者
独特の不条理感と不安定感があるべき結末へと至るホラー。
■マイノリティ・リポート
えーっとこれも三回目くらいかな読むの,、'` ( ´∀`) ,、'`さすがにこれのリメイクって無いよな…。
まあ、何か映画化されるたびに未収録とか未発表とか出てくるのは財布には厳しいな!,、'` (;´Д`) ,、'`

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