「レンタルマギカ 魔法使いの記憶」
三田誠
TVアニメが何とも言いがたい出来になっていて巷の評判が良く分からない、メディアミックスですっかり角川スニーカー文庫の顔になった!らいいな、のサンダー先生の人気シリーズ最新刊です。今回は前巻「妖都の魔法使い」前後の話と旧アストラルの話が収められています。
絵師の人は少し良くなった…ような変わらないような。
■魔法使いの査定!
アストラル新加入のツンデレ少年オルトヴィーンが小姑のように皆を苛める話。だが、経理能力は認めねばなるまい。
■魔法使いの代理授業
コミック「レンタルマギカ from SOLOMON (1)」とリンクする、社長がアディリシアの幼馴染みと何故か決闘する羽目になる話。また皆に分度器タイムとかワンパン社長と言われそう,、'` ( ´∀`) ,、'`
■魔法使いの約束
ラピスとみかんがバタバタする話。
だが、穂波へのテコ入れキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
時既に遅しって感じが強いですけど(´Д`;)
■魔法使いの出会い
猫屋敷がアストラルにスカウトされる話。
サンダー先生ってばやっぱり夢枕獏したいんだから( ´∀`)σ)゚Д゚;)
そんなわけで、まるでサイコダイバーシリーズみたいなダークな話です。何だか今にも、ひゅ〜ひゅ〜言ってる拳法家とか出てきそうな勢いで、あの人の意外な一面が見られるある意味衝撃作。しかし世界設定を祥伝社に持ってけば裏世界の殺し屋主人公とかでアダルトでもやれるよね、レンタルマギカって。菊地センセーの「妖獣都市」シリーズみたいに外伝とか作るってどすか。角川書店もちょっとチャレンジしてみればいいのに(´∀`)
あれ、角川ノベルスって生きてたっけ…(´Д`;)

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