「ヘルボーイ・イン・ヘル:誰が為に鐘は鳴る」
マイク・ミニョーラ (著, イラスト), 石川裕人 (翻訳), 楢谷誠 (翻訳)
ヘルボーイの冥府巡りの旅もついに終焉を迎えてしまって、ヘルボーイの物語が完結を迎えることになってしまいました。邦訳も本筋が最後まで刊行されるあたり、人気があったのか無かったのか、まあ映画もリブートされるくらいなので、少なくとも本国での人気はあったんだろうなあ(;´Д`)ストーリーはヘルボーイとの因縁ぶかい相手が続々登場で、さすがに最終決戦って感じでしたが、終わってみればしんみりした空気になってしまって、メタ的にもヘルボーイの物語の締めくくりにふさわしいものとなってます。
あんまり完結しないアメコミの中でも異色の作品だったことが改めて思い返される感慨深い一冊でした。

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