「妖少女ラルヴァ生贄」
友成純一
紙の本では絶版になって久しい、血と暴力が渦巻く作風でおなじみの作家の初期作品です。
えーと、主人公のラルヴァという少女が酷い目にあったり最終的に解体されたりする話だとタイトルだけを見て思ってましたが違ってた,、'` ( ´∀`) ,、'`だって、そんな話ばっかりだったじゃん!そんなわけで、後の「女戦士フレア」シリーズの原型とも呼べるヒロイックファンタジーです。基本短編集なので、フォーマット的にはコナンシリーズと同様で、主人公が事件に巻き込まれたり巻き込んだりみたいな展開です。掲載誌がS&MスナイパーだったかSMマガジンだったか確認してませんが、まあSM雑誌だったのでエロティックな展開は満載ですが、雑誌読者の許容範囲かっつーと違うやろ!みたいな。フレアみたいに野性処女とか名付けてしまって身動き取れなくなることもなく、ラルヴァは毎回酷い目に合います( ´∀`)うん、寸止めじゃなくてよかった。他に収録されているラルヴァのシリーズじゃない短編はどこの家畜人だって作品です。
まあ、何でもいいですが「宇宙船ヴァニスの歌」シリーズも早く電子書籍化されないかなあ。できれば、末弥純書き下ろし表紙がいいな!(゚∀゚)

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