クドヒデの「どうせ一度の人生ならば！」

楽園王公演「授業」の稽古がスタート致しました

稽古初回は、なんと東京公演の劇場・サブテレニアンにて
スゴ〜くゼイタク！
いや、なかなか稽古の段階から本番を迎える場所でやらせていただけるなんてないですからね

私は初めてサブテレニアンという劇場に来ましたが
途中食べ物屋がたくさんあって、なかなか誘惑の多いところです
まあ、松屋とかココイチとか、そんなに珍しいお店たちではありませんけどね

ただ、初回の稽古で早くも発覚！
今回の公演は客席数が少ないッス

各回３０席程度で、立ち見も出さないらしいので
チケット予約が開始されましたら、お早めのご予約をお願い申し上げます

皆さ〜ん、観に来てね〜！

芝居の稽古は人生と同じで、普通はなかなか思いどおりにならないものだけど
上手くいく時の疾走感というか、次から次へとアイデアが湧いて面白くなっていく奇跡的な感覚は
たまらないものがあります

今日の稽古は正にそれだったなあ
俺、「客席で観たい！」って思いましたもん

まあ、内部の人間は
公演前の自分たちの芝居をディスったりすることは有り得ないわけで
「面白いから、どうぞ観に来てください！」
と宣伝するのは当たり前のことだからね、と思っていただいて結構ですが
ウソをつくのが苦手、思っていることがすぐ顔に出てしまうタイプの俺が本気で言います

『雨夜の月に 石に花咲く』
これからドンドン面白くなっていくワクワク感でいっぱいです
どうぞお楽しみに！＼(^o^)／

私は、稽古期間中から公演終了まで
演じている役が如実に普段の言動にも反映するらしい

穏やかな役を演っていれば、プライベートも穏やかだし
イヤ〜な役を演っていれば、怒りっぽかったりギスギスしているといった次第…

以前、とある友人から
「ずっと（ゲイバーの）ママ役を演ってればいいのに〜」と言われたことがある
確かにあの頃の俺は、自分とは思えないくらい穏やかだった気がする

今回の稽古場で、河嶋さんが
「久堂さんはホントはスゴ〜く怖いんだぞ〜、ダース・ベイダーなんだぞ〜」
と若者たちをおどかしているが
たぶん今回は、私がダース・ベイダーになることはない気がする

だって今回の役は、とても穏やかな男の役だから

今回のお芝居のスペシャルゲストで、調布FM「ラジオボンバー」でパーソナリティを務める
林あやさんの声の録音が本日行われました

私が案内係として、某駅で林さんと待ち合わせをさせていただいたのですが
かなり久しぶりにお会いする為に、もしかして林さんが私の顔をお忘れだったら困るなと思いまして
「改札横の花屋の前で、胸にツイッターのマークが入ったＴシャツを着たオッサンがお待ちしています」とメールしたところ
お会いするなり、林さんに大笑いされました

「久堂さ〜ん、出会い系の待ち合わせメールみたいですよ〜！」

…(^o^;)

まあ、私のことは覚えていらしたようでなによりでございます

で、肝心の録りは
軽い練習の後、貫禄の一発オーケー！
もう、さすが！としか言い様がありません(^o^)／

さて、林あやさんのお声はどのような形で劇中で披露されるのでしょうか!?

SPIRAL MOON the 34th session『雨夜の月に 石に花咲く』
どうぞお楽しみに♪

昨夜、『雨夜の月に 石に花咲く』稽古終了後に
メンバー全員で居酒屋へ行きましてね

今回初共演の百瀬晃人さんや花嶋諒さんと
カラオケで山下達郎はないだろう〜とか
『テレクラキャノンボール』はねぇ〜などとバカ話に興じていたら
すぐそばでスタッフさんと打ち合わせをしていた演出の秋葉女史がポツリと一言

「お芝居の話はしないの…？」

…

フゥ〜、油断もスキもあったもんじゃないぜ！

一昨日の朝
寒いなと思って、銀色のジャンパーを着て家を出たが
一昨日はそれを職場に忘れ
今日は稽古場に忘れた

上着がいらないくらい燃えている…
あるいは、カッカしているということだね！ｗ

ちなみに、なくしたと思っていたSuicaは
その上着のポケットに入れておいたことを思い出しました…(^o^;)

『海と日傘』では
演出の秋葉女史と夫婦の役です

彼女と知り合って２０年くらいたちますが
同じ公演に出たことは何度もあっても
何故かガッツリ絡んだことはほとんど無く
スパイラルムーンの過去の公演『みちかける』や『キネカ メモリア』では
ニアミス程度でございました

それが今回はとうとう夫婦ですよ！
どうしましょ!?

ケ・セラ・セラ〜、なるようになる〜♪

最近の『海と日傘』の稽古場で、自分がよく使っている言葉に
正直、自分で驚いています

それは“ふわ〜っと”

「ふわ〜っという感じで演ってます」
「もっと、ふわ〜っと演ればいいんじゃないの？」
etc…

力技以外にも、芸域が広がったってことかもね！ｗ

今日、『授業』の稽古を見に来た人が、こんなことを言っていた

教授VS生徒のやりとりが
男性VS女性、あるいは理性VS感性に見えて、とても面白いと

なるほど、そういう側面も確かにあるなあ

演っている側には見えないことが、お客様には見えたりもする
これだから、演劇は面白い！

今回の『授業』のキャストは、女性３人に対し
男は俺一人

先日、稽古帰りに呑みに行った時
誰が言い出したか忘れましたが
みんなで久堂を取り合って、久堂はウハウハなんじゃないか？
って話題になりました

「私の久堂さんよ！」
「いいえ、アタシの久堂さんよ！」
「いいえ、アタシのよ！」
「アタシのよ！」
「アタシのよ！」
「じゃあ、アタシの！」
「どうぞどうぞ」

まあ俺の扱いなんて、どこへ行ってもこんなもんです