先日、数年ぶりにピンク上映館に行きました
西郷さんの銅像があるところの劇場で
そこに行くのは初めてでした
芝居仲間の女の子が一人でそこに行って
ヒジョーに面倒くさい目に遭ったという話と
ピンク大賞というイベントで、その劇場が
環境改善とプログラム作りに努力していると表彰された話…
悪い噂と良い噂をほぼ同時期に聞いて
自分の目で確かめてみたいと思ったのも
足を運んだ理由の一つでありました
劇場の場所は
京成線の駅の出入口のちょうど真裏です
わりと人通りが多いところで
慣れない方にとっては、周りの目が気になってしまうかもしれませんけど
エイッ!と飛び込んでしまえば、どうってことはありません
それに、人通りが多い方がかえって安心です
いざという時(?)には
すぐ近くに交番もありますしね(笑)
入ってみると
チケットの自販機があって
一般料金1600円に対して
2階特別席1900円とのこと
その昔、池袋の文芸地下という名画座の2階にも
グリーンシートという名の指定席がありました
名前はきれいですが
座席は1階の古〜いものと変わらないので
ちょっと動くだけでギシギシいうんですけどね
黒澤明監督特集などで満席の時は
追加料金を払って、よくそこを利用したものでした
それにしても
ピンク上映館で2階席があるとは思わなかったな…
女性とストレートの男性にとってのグリーンゾーンなら
300円余分に払ってもいいんですが
逆になんだか不穏なものを感じた僕は
素直に一般料金のチケットを買いました
ロビーは狭いけど、昔懐かしい感じ…
今のおシャレなシネコンのロビーと違って
ガキの頃、ゴジラとか東映まんがまつりを観た劇場って
こんな風だったなあ
なんだか人の熱、温かさみたいなものを感じます
古いけど、こざっぱりしていて
汚い印象はありません
ただ、次回上映作品の色っぽいポスターが壁に貼ってあるだけです
これらのポスターを見て改めて思うのは
規制が厳しくなったんだなあということ
色っぽいけど
バストトップは確実に隠してあります
ケッ、バカバカしい!
僕が小学生の頃、東京の目黒には
通りや銭湯に、フツーにポルノ映画のポスターが貼ってありましたよ
ポルノじゃないけど
女性のバストが露になった
『愛の嵐』や『悪魔のはらわた』のポスターを
学校の行き帰りにドキドキしながら横目でチラ見してたことを思い出します
おかげで、こんな立派な大人になりましたとさ(笑)
おっと、余談が長くなってしまいました…
この続きは、また後日

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