今回のイヨネスコ「授業」フェスティバルは、10の団体が参加していて
1回の公演で、2団体の異なる『授業』を観ることができます
その関係で、おそらく各団体は
60〜70分程度の上演時間に刈り込んでくるでしょう
まあノーカットで演っても、90分に満たない程度の作品なんですけどね
しかし、ワケわかんないものを見せられるのは
たとえ60〜70分でも、かなり苦行だと思います
それも、役者同士のテンポのいいやりとりが舞台上で展開されるならともかく
『授業』のほとんどは“教授”のセリフで
ほぼ一人語りと言っても過言ではないんです
以前、俺が
『授業』で利賀演出家コンクールに楽園王の一員として参加した時
往きの車の中で、ふと思い立って
“教授”のセリフを間断無くブツブツ呟いてみたところ
60分強の上演時間中、45分もありました
想像してみてください
ワケのわからないことを長時間きかされる
それも2本立てで見せられる苦行を…(笑)
そんなわけで、個人的には
先攻でガツンと演って、とっととやり逃げしたい気分だったんですが
俺の参加する長堀博物館◎プロデュースは
フェスティバルの日程の最後、それも風蝕異人街の後の上演
大トリらしいのです
もう、長堀さんたら…
俺は先行逃げ切り型なんだよぉ!
うーん、どうしてくれよう!!

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