初めてイヨネスコの『授業』を観たのは
20年以上も前
俺が芝居を始めて間もない頃だったと記憶しています
『授業』の登場人物は
“教授”と“生徒”と、マリーという名の“メイド”の3名
その公演の演出は、鈴木勝秀さん
教授役は、鈴木勝秀さんだったか、柄本明さんだったか…?
ちょっと記憶が定かではありません
ごめんなさいm(_ _)m
生徒役とメイド役は
自転車キンクリートの作家と演出家
飯島早苗さんと鈴木裕美さん
今、考えると
壮々たるキャスティングであります
劇場は今は無き、渋谷のジャンジャン
狭い所なので
演者の一挙手一投足、息づかいまでも間近で感じることができました
このお芝居が…
実に面白くなかったのです
いや、当時の俺は若く
不条理劇…、ワケのわからんものに対する免疫も無く
理解力も、今と比べてかなり弱かったから
芝居の出来に責任はない、と申し開きをしておきます
(つづく)

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