今週16日から岐阜の中津川で行われる演劇祭
ここで、日本演出家協会が
『仮名手本忠臣蔵』の全段リーディングをやるのですが
そのパフォーマンスに参加することになりまして
連日、稽古中であります
僕は演出家協会の人間ではないので
いわば助っ人参加なのですが
果たして、助っ人になり得ているのかどうか…
ただ、もともと歌舞伎は大好きなので
古典のセリフをしゃべるのは、稽古していてとても楽しいです
『仮名手本忠臣蔵』は、皆様ご存知の忠臣蔵とは
登場人物の名前が少しずつ違っています
大石が、大星由良之助(おおぼしゆらのすけ)
吉良が、高師直(こうのもろなほ)
浅野が、塩谷判官(えんやはんがん)
…といった具合
膨大な数の登場人物を男女14名で演りますが
そんな中、僕は
四十七士のナンバー2、3的な原郷右衛門(はらごうえもん)と
師直の部下、鷺坂伴内(さぎさかばんない)をつとめます
堅い武士の役と
作中でコミカルな(まるで『水戸黄門』に出てくる小悪党のような)描かれ方をしている
コテコテの敵役を同時に演れるのも、とても楽しいです
真っ先にふられたのが、鷺坂伴内の役だったので
僕は、どんな現場でもコミカルな役まわりなんだなとつくづく思いました
中津川の一回こっきりのパフォーマンス
頑張ります!

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