昨夜、連続ドラマ『JIN -仁- 』の最終回を見ました
実は、本放送を見たことは一度も無いのですが
毎週土日の昼間に、これでもか!とばかりやっている
ダイジェスト版を数回見たことがあるので
ストーリーについては、まるで全部見たかのようにわかっているつもりです
で、最終回の話ですが…
久しぶりに、最終回らしい最終回に出会った気がします
長丁場の、連続ドラマとして毎回丹念に語ってきた上でたどり着けるラスト…
それは、往々にして
いちげんさんお断り的な部分もあるのですが
それが本来連続ドラマの最終回というものでしょう
最終回だけ見て全てがわかってしまうようでは
それまでほとんど内容が無かったということだし
視聴者も毎回ドラマを見ている意味がありません
一時期、このドラマについては、映画化という噂もありました
その噂の真偽はともかく
僕は、映画化せず連続ドラマとして時間をかけて物語を紡いでくれたことに
心の底から拍手を送りたいです
最近、いろんな意味で
テレビの連続ドラマと映画がボーダーレスになっていますが
映画という限られた時間の中、集中して語ることで伝えられる何かと
連続ドラマという時間をかけて語ることで伝えられる何かは
やはり違うと思うのです
映画には映画の良さ
連続ドラマには連続ドラマの良さがあります
作り手側の方々には、いま一度この当たり前のことを肝にめいじて
モノづくりに携わっていただきたい
丁寧に愛情を持って作品を生み出していただきたいと願うものであります

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