『SEX AND THE CITY2』を観ました
TVシリーズの方は一ぺんも見たことがなく
前回の映画が、僕の『SATC』初体験でした
前作は、80〜90年代の日本のトレンディドラマっぽくて
ああ、世の女性(全ての女性、ではありませんよ)は
こういうの好きだよなあ
となんだか納得しちゃいました
絶賛はしないまでも、肩のこらない作品だったので
今回の続編も観に行ってみたわけですが…

残念ながら
続編は前作を超えられないというジンクスを
破れなかったようです
職場での性差別に悩む弁護士のミランダと
夫とベビーシッターの不倫疑惑と、子育てに悩むシャーロットには
共感というか、なるほどと思ったのですが
今回のキャリー(サラ・ジェシカ・パーカー)は
ただのワガママ女にしか見えませんでした
いや、正確にいえば
彼女の、結婚2年目の夫に対する不満はわからないではないけど
その夫に“全てをぶちまけてしまう行為”には
全く共感できません
そして奔放なサマンサにいたっては
前作とは全然違い、お騒がせなトラブルメーカー
ただのコメディリリーフに成り下がってしまったのが
とてもとても残念です
サラ・ジェシカ・パーカーって
『噂のモーガン夫妻』と演技が全然変わらない…
いや、変わらなくても別にいいけど
自己主張する姿に、全く可愛げがないんだよなあ
あっ、これはあくまで僕の主観ですけどね
こ難しい理屈をこねず
素敵なファッションや
ガールズ(?)トークを楽しめばいいのはわかります
ただ、登場人物に対して
感情移入できなかったり、納得できないような映画は
僕は好きではありません
http://wwws.warnerbros.co.jp/sexandthecity2/
【評価】☆☆(5つが最高)


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