クドヒデの「どうせ一度の人生ならば！」

かんちゃんのＴシャツコレクション♪

タイトル：Ｇ１クライマックス！

「Ｇ１クライマックス」とは
毎年夏に行われる、新日本プロレスの
その夏、一番強い男を決める大会であります

以前は一発勝負のトーナメントだったりしたのですが
他団体からも出場する選手が出てきたり
いろいろ試行錯誤の末
現在は、出場選手をＡ・Ｂ２リーグに分けて総当たり戦を行い
それぞれの上位２名、計４名で決勝トーナメントを行う
というパターンが定着したようです

この大会の面白さは、毎回とんでもない番狂わせが起こること
その時点でのチャンピオンが優勝できないことが多いのです

さあ、今年の夏男は誰だ!?

稽古場へ向かう電車の中でのこと

あるオジサンが缶ビールを車内の床にぶちまけてしまった
一体、何をしてたのやら…

車内に漂うビールの臭い
まいったなあ

すると、あたふたしている当のオジサンを尻目に
周囲の女性たち（オジサンとはアカの他人）が
ポケットティッシュをサッと出し
みんなで協力して、その場を手早く片づけてしまった

もちろんビール臭さが消えるわけではないのだが
僕は、都会もまだまだ捨てたもんじゃないなあと思った
僕と同じように感じた人が多かったのだろう
何事もなかったかのような
否、むしろそれまで以上に和やかな空気が車内を包んだ

が、その時…

「クセーーーッ!!」

僕と背中合わせに立っていた
しかし、ことの一部始終を見ていたはずの
４０歳くらいの男性が叫んだ

和やかな空気は台無し
気まず〜い空気が車内を支配する

４０男は仏頂面のまま、次の駅で降りていった…

言いたいことをブチまけて
さぞ満足だったろうな、４０男

できれば
来週、再来週の方が良かったなあ

この時期になると
もう、本番に近いかたちでの稽古（通し稽古）が毎日続く
今回の『おんわたし』はダブルキャストのため
昨日は星組、今日は月組の通し稽古があった

帰りの電車で、星組の方と二人きり
当然、話は通し稽古について

「月組面白いよぉ」
「いや、星組の方が面白いよぉ」
自分のチームがいいと主張しているわけじゃない
お互いに誉め合っているのだ

一見、奇妙な光景かもしれないが
実際、自分のチームに足りないところを見つけて
相手のチームを面白いと思うのは当然かもしれない

もちろん我々は
お客様がどちらの組を観ても
同じものを持って帰ってほしいと願って、日々取り組んでいる

この話のポイントは、ホメ殺しではなく
お互い本気で、相手のチームを面白いと思っていることだ

どうですか？
公演一週間前でこれですよ！
公演までには、どちらももっと面白くならないわけないじゃないですか！

月・星両方の組が観られるお得なダブルチケット（6,600円→6,000円）
今なら、まだかろうじて土日公演をからめることが可能です

ご予約はお早めに！