「LIMIT OF LOVE 海猿」を観ました
前作は「愛と青春の旅立ち」テイストで僕は好感を持ちましたが、今作は果たして…
日本版「ポセイドン・アドベンチャー」や海洋版「バック・ドラフト」をやりたかったんだろうなあというのは
なんとなくわかる気がします
全体的な出来は悪くないです
ただ…僕の好みで言うと
ユル〜い、どうでもいい恋愛エピソード(失礼!)はそこそこにして
本題の大規模海難事故のエピソードに突入した方が良いと思いました
「ダイ・ハード」では夫婦愛、家族愛が物語に厚みを加えています
が、「海猿」における主人公とカノジョのやりとりは
前作はまだしも、今作に関してはジャマな気がして仕方がありません
特に、今にも船が沈没しようかという一刻を争う状況の中で
呑気にケータイ電話でカノジョにプロポーズしている主人公(←海上保安庁レスキュー隊員)を見ていると
バカヤロー!!とムカつくだけで
感動なんかできないし、感情移入もできません
あと、エンドロールにおける
俳優たちの全く魅力のないオフショットもいりません
せっかく素晴らしい映画を作りあげたとしても
あれでは台無しです
全体的にスリムにストイックにしてほしい気がしました
でも、もしかしたら世間一般には
あれくらいわかりやすくて軽いテイストの方がウケるのかもしれませんね
http://www.umizaru.jp/
【評価】☆☆☆(5つが最高)


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