なぜ、勇気がいるの?
それはね、予告編を何度観ても“つまらなそう”だったから
じゃあ何で観に行くの!?
さあ、何ででしょ?(笑)
とにかく観ちゃいました
始まって数分…
やはりスクリーンの中には“ナンチャッテ・ニッポン”が…
あ〜あ、バカな僕…
ところがところが!
渡辺謙さんが登場する辺り―全てに絶望していた主人公が、再び生きる目的を得た瞬間―から
作品が少しずつ輝き始めたのです!
その時思いました
あ、そっか!
これは“女の一代記”なんだ!
これはニッポンに似ているけど
あちこちがビミョーに違うパラレルワールドなんだ!(笑)
そう覚悟できてからは純粋に楽しめました
実際、登場する女優陣は豪華だし
物語さながらの演技合戦も僕にはたまらない魅力でした
踊りのシーンも「シカゴ」の監督だけあって
画づくりが凝っていてとても綺麗です(ゲイシャさんのお座敷になぜ照明効果が!?なんて野暮は言っちゃいけません)
それになにより
ゲイシャの“魂”とか本質は決してハズしていないところに好感をもちました
ま、要は楽しんだもん勝ち♪ってことです
でも何で、主人公の名前は“さゆり”なのに
そのお友達(工藤夕貴さん好演!)の名前は“パンプキン”(字幕では“おカボ”(T_T))なんだろ?
どうしても気になる…
【評価】☆☆☆(5つが最高)

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